今日のブログはちょっと辛い話です。

苦手な方はスルーしてください。

 

私とプライベートでお付き合いのある方はご存じだと思いますが、私は2012年に高齢の親と同居するために福岡から京都に引っ越してきました。

20代で家を出てからずっと一人暮らしをしていたので正直実の親でも人と生活するのは私にとってすごいストレスでしたが、2016年には父が亡くなり、以来ずっと母と二人暮らし。

 

そんな母が先日亡くなりました。

今年の2月に肺に水が溜まって入院し、ステージ4の肺せん癌と診断され余命半年という宣告を受けました。

母は90歳という高齢で、しかも軽い認知があるので入院や治療はせずに時々訪問医療の先生に来てもらっていましたが、半年過ぎても息が苦しいのと咳が出るくらいで普通に元気でした。

10月の父の七回忌は無理かなぁと思っていましたが、母はそのころも自分のことは自分でできるくらい元気でした。

ところが10月半ばくらいから一人でお風呂に入ることが難しくなり、週に二回訪問看護の看護師さんにお風呂を入れに来てもらうことにしました。

11月に入るとあまり食べられなくなり一日の大半を寝て過ごすようになりました。

月の半ばには自分でトイレに行くことも難しくなり、私がトイレに連れていくようになり、その後何も食べられなくなり、ヤクルトや牛乳を飲むくらい。

夜に何度かトイレに立とうとするのでそのたびに私も起きることになり、だんだん私に疲れが。

 

 

 

ということで弟家族と相談して緩和ケアに入院させることにしました。

コロナ禍ですが、緩和病棟は週に二回の面会ができたので家族で交代で面会に行きましたが、入院して一週間もたたないうちに危篤状態に。

危篤になると24時間の付き添いができるので、弟たちと交代で母に付き添いましたが先週の火曜日帰らぬ人となりました。

最後は弟家族や私も一緒に看取ることができ、母は安心して旅立てたと思います。

余命半年といわれて10カ月近く頑張ってくれた母。

今年も大好きなカニも食べれたし、最後は甥っ子が買ってきたとろけるようなわらび餅を美味しいと言って食べてくれ、幸せな最期だったと思います。

 

 

 

しばらくは色々な事務処理や片付けで忙しい毎日になると思うのでブログはお休みします。

年賀状のシーズンなので早く喪中はがきを作ろうと印刷をしたところプリンタが壊れてしまいました。

確か10年前の12月にもこんなことがあったっけ。

ということでプリンタを新しく購入することにしましたが家に届くのは来週半ば。

皆さんの所にハガキが届くのが遅くなりそうなので、この場を借りてお知らせさせていただきました。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。