台風14号が観測史上初、福岡に初上陸しました。
福岡周辺のみなさん大丈夫でしたか?
福岡へ初上陸?と不思議に思っている方も多いかもですが、福岡に台風が来る場合たいてい鹿児島や宮崎から北上してくるか長崎方面からやってくるのが普通で、玄海灘から福岡にいきなり上陸というのがめちゃ珍しい。
福岡はわりと台風被害の少ない地域でしたが、30年ほど前くらいから台風が普通にやってくる地域になりました。
京都もわりと台風被害の少ない地域だと思いますが、この先どうなるかわからなので色々対策は必要になってくると思います。
コロナに地震に台風…ホントいろいろ大変です
そんな私の今日のブログは8月の初め、暑い中のお出かけの話です。
この日はバスを五条大橋の近くで下車。
まずは五条大橋のたもとの牛若丸と弁慶像の前でパチリ。
この牛若丸と弁慶、ずいぶんおデブさんにみえますが、御所人形をイメージして造られているんだとか。
そこから河原町通りを下って…やってきたのは「ひと・まち交流館」。
Facebookで参加させていただいているグループの方がここに面白いミニチュアハウスがあると投稿されていたのでやってきました。
ということで、磯村友里さん作の着物づくりと京町家のミニチュアハウスです。
ここではミニチュアハウスで京友禅ができる工程をみることができます。
その一部をご紹介。
こちらは炊き染め屋さん。
たき染めは染料の入った釜の中に、生地をつけて染める技法です。
炊き初めの機械が一階にならび、染め上がった反物は二階の干し場で乾燥されます。
湯のし屋さんです。
ちなみに磯村さんのご実家はこの湯のし屋さんなんだそう。
湯のしとは、反物に蒸気をあてて生地を柔軟にするのと同時に、シワを伸ばし、縦糸と横糸の繊維を均等にし、幅を整える作業のことで、 洗い張りの仕上げ、ガード加工の前、仕立ての前に行われる工程です。
こちらは引き染め屋さん。
引き染めは、反物の端を張り木で挟み、伸子で引き伸ばして張るように広げ刷毛に染料を含ませて、一気に染めていく作業のことです。
このほか色んな作業場が再現されていますが、これを見ているだけで楽しくなります。
洋風のミニチュアハウスも面白いですが、これきっと外国人の方にも楽しめるんじゃないかなぁ。
ひと・まち交流館の地下にずっと展示されているようで、これまた見に行きたいなと思っています。