サンタ・マリア修道院は初代ポルトガル国王アフォンソ・エンリケスがレコンキスタにかかわったシトー派修道会に感謝の意をこめて建てた修道院です。
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1153年に建設が始まり1222年に完成。
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1989年には世界遺産に登録されています。
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礼拝堂はポルトガルで今まで見てきた教会の中で一番シンプル。
ここにはドン・ペドロ1世とイネス・デ・カストロの棺があることでも有名です。
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こちらが14世紀の国王ドン・ペドロ1世の棺。
白亜の石の棺でゴシック様式の飾りが見事です。
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こっちがイネス・デ・カストロの棺。
二人の棺は二人が足を向けあう形で置かれています。
なんでもいつか目覚めた時に一番最初に相手の顔が見れるからだとか。
ありえへんけど…。
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なんでここに二人の棺がおさめられているのかと言うと、ここに二人の悲しい恋の物語があったからです。
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 ペドロ1世は父である国王アフォンソ4世の勧めでカスティーヤ貴族の娘コンスタンサと政略結婚。
ところがペドロさん、この妃コンスタンサではなく彼女の侍女イネスに恋をしてしまいます。
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もうお妃ほったらかしでイネスと逢瀬を重ねるペドロですが、周りは二人を引き離そうとイネスをコインブラのサンタクララ修道院に閉じ込めてしまいます。
でもそんなことはなんのその、ペドロの意思は硬く、お妃のコンスタンサが病で亡くなった後ペドロはイネスを側室に向かえ、二人の間には3人の子供が生まれます。
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しかし、カルティーヤの圧力を恐れた国王と家来はイネス殺害計画を企て、イネスと三人の子供たちはコインブラであっさり殺されてしまいます。
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やがて国王も亡くなり王位についたペドロはイネスを正式な妻として教会に認めさせ、イネス殺害にかかわったものを全て処刑てしまいます。(ちなみにこのイネスの棺を支えてるのはその人たちなんだそう。)
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で、自分が死んだらこういう風に棺を置くように言い残して、12年後にペドロ王も亡くなったそうです。
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これね~美しい恋のお話として語られてるけど、ただのペドロ王のエゴだと私は思うんですけどね。
だって愛されずに死んでしまったコンスタンサがあまりにも可哀そう過ぎるし、イネスだってこんな人に愛されなければ若くして亡くなることもなかったろうにと思うと、な~にが今度目覚めた時だよ!って思ってしまう超現実的なワタクシなのでした。
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ということで、こちらは王の広間。
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アルフォセエンリケスからジョゼ1世までの歴代の王の像があります。
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でもどれが誰だかまったくわかりません><
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アズレージョもキレイです。
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これから修道院の中に入って行きます。
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