さて、私たちは妊活を初めて暫くたちます
2019年には不妊治療を始めクロミッドでの排卵誘発を3サイクル、卵管造影検査をしました。
私の問題はというと、プロゲステロン値が低いこと。
無排卵、もしくは排卵がされているが十分なプロゲステロンが分泌されていない、のどちらかと言えます。
基礎体温も測っていましたが2層に綺麗に別れず、ジグザグの線を描いていました。
クロミッド+排卵促進剤(注射)の治療をやっていた間はおそらく排卵していたと思います。
排卵痛もあったので
ただし、体温がそこまで上がらず結局毎回生理がきてリセットとなっていました。
次のステップは人工授精、となるのが普通なのですが
何となくクリニックの事務的な進め方、溜まるストレスから少し解放されたい
と思い2、3ヶ月のお休みを取っている間に紹介されて行き始めた鍼治療。
コロナの自粛で半年くらい通えませんでしたが、8月くらいから定期的に行くようになりました
排卵日の数日前にセッションを設けますが、自分でもわかるくらい体調やおりものの変化がみられています。
今年いっぱいは鍼治療をしながら様子をみようと思っています。
さて、前回のセッションの際に体温の変化がやはりそこまで顕著に現れない為
少し考えていたレジーナ。
お勧めの漢方医(英語ではHerbalistと言うらしい)がいるからいって欲しいとのこと。
中国では鍼治療と漢方医学を両方利用するのが一般的で、相乗効果が期待できるそうです
と言うことで、昨日お休みを取り予約済みの漢方医に会いに行きました
漢方と言うと私の知識は子供の頃に匂いを嗅ぎまくっていた正露丸くらい。
(一度学生カバンの中にこぼして暫く臭いを運び続けてたなー)
ナチュラルなハーブを使い、薬よりも体に優しいと言うことは知っています。
事前に調べたのですが、日本では不妊症に漢方が取り入れられるのは少ない事例なのかなっと言う印象を受けました。
多分いきなり漢方医を紹介されたら、私も行かなかったと思います
レジーナの鍼治療の効果から、彼女をすっかり信用している為、車を1時間走らせてまで来ることにしたのでした
さて、セッションはと言うと30分位。
フランス人の年配の漢方医ギルバートは、とてもリラックスした方でした。
私の舌を始めにチェックし、(レジーナも必ずチェックするんだよなー。東洋医学にはとても重要らしい)
暫く私の生理の様子や排卵の様子をざっくりと聞きました。
そのセッションでもの凄く驚いたこと。心の中でえっ⁉︎となったことが一つ。
それはギルバートが私の血流がよくないと指摘した時。
これ自体はレジーナにも言われたことがありました
私の体内の血流は弱く少し滞っている、血流をよくすることで体も暖かくなるし、何より体内のエネルギーが満ちそれが妊娠に繋がる。
ギルバートに”じゃあ、何で私の血流はそんなに悪いのですか?”
原因が知りたい為聞くと、
”それは、君が嫌だと思ったことや嫌いなことをハッキリ言わずに胸の内にしまってしまうからだよ。
長い間そうしてきたでしょ。少しずつフラストレーションが溜まってそれが体に蓄積されて血流を悪くしてるんだ”
一瞬言葉に詰まってしまいました。何でこの人知ってるの?って…
”君の舌を見ればわかるよ”
…
この人は本当に私の舌から分析、判断しているのか。それともみんなに同じことをいっているのでは…
と疑ってしまうほど、的を得たことでした。
毎日食前と食後に4粒ずつ飲みます。
血流の改善+多弁になる(我慢せずに言う)漢方だそうで。
10日間処方されました。
セッション自体は60€(7000円くらい)、漢方は70€(8000円くらい)でした。
安くないが仕方なーい…ですね!
今日の寝室から見えた朝日綺麗やー