パルマ公妃 マリーア・テレーザ・ディ・サヴォイア Maria Teresa di Savoia, Maria Teresa of Savoy, Duchess of Parma (1803–1879)
1803年9 月19日 - 1879年7月16日
パルマ公カルロ2世の妃
サルデーニャ王ヴィットーリオ・エマヌエーレ1世と、妃マリーア・テレーザの娘として、ローマのパラッツォ・コロンナで誕生。オーストリア皇后となったマリア・アンナとは双子の姉妹。
オーストリア皇帝フェルディナント1世の皇后となった双子マリア・アンナ。フェルナンド1世の姉はフランス皇帝ナポレオン1世の皇后マリア・ルイーザ。
マリア・アンナ
マリア・アンナの夫はあきらかな障がいがあり、1831年2月に挙行された結婚式は葬式のような雰囲気で、父帝すら「哀れな！」と洩らしたそう。
マリア・アンナ
子供時代の多くをサルデーニャ島のカリャリで過ごしたマリーア・テレーザ。
ナポレオンの侵攻によって一家は島外へ逃れるが、1814年に父ヴィットーリオ・エマヌエーレ1世がピエモンテ支配を奪還し、一家はトリノへ移りました。
1820年9月、ルッカでカルロ・ルドヴィーコと結婚した。2人の間には2子が生まれました。
ルイーザ（1821年 - 1823年）
カルロ3世（1823年 - 1854年）
夫妻は結婚してからほとんど離れて暮らしており、1824年3月、カルロの生母が亡くなり、彼はルッカ公カルロ1世となりました。
1847年12月、パルマ女公マリア・ルイーザが死に、ウィーン会議での取り決めに従い、カルロはルッカ公国とパルマ公国を交換し、パルマ公カルロ2世として即位。
1848年革命が勃発するまで、数ヶ月間ではあるがマリーア・テレーザはパルマの実質的な支配者で1849年3月、カルロ2世は退位し、息子カルロ3世が継承。
カルロ3世
マリーア・テレーザは息子カルロ3世の暗殺後、ヴィアレッジョにある自分の別荘に籠もって暮らしルッカの北にあるサン・マルティーノの別荘へ移りました。
かつでマリーア・テレーザ・ディ・サヴォイアが所有したといわれるイヤリング
A pair of Diamond earrings that once belonged to Maria Teresa of Savoy, Duchess of Parma.