メリークリスマス♪
モナコ公国の元首アルベール2世公とシャルレーヌ公妃の間に誕生した双子の赤ちゃんの写真が12月23日、初めて公開されました。
公女はピンク、皇太子はブルーのベビー服――。
シャルレーヌ公妃は今月10日、モナコ市内のプリンセス・グレース病院で男女の双子を出産。
写真は同病院で撮影され、フェイスブック上でモナコ公室の公式ページに掲載されました。
「モナコ公国と公国の友人、そして公室にとって素晴らしいクリスマスの贈り物です」とのコメントが添えてありました。
アルベール2世公には婚外子が2人いるが、公妃の産んだ双子のみが公位継承権を持ち、
≪1641年のペロンヌ条約に従って、第一子は、モナコ公室の第一公位継承者となり、ボー(プロヴァンス地方)公爵の爵位も継承します。また、第二子は、第二公位継承者となり、カルラデス(オーヴェルニュ地方)伯爵の爵位を継承します。≫
という男子優先の決まりに従い、(10日17時6分生まれ)ジャック・オノレ・レーニエ皇太子が継承権1位、2分の差で先に生まれたガブリエラ・テレサ・マリー公女は2位となるそうです。
男女だったので継承順に問題は発生していませんが、双子は以前から後から生まれたほうを第1子とみなされてきました。
≪古くからの伝統では、後から生まれる子供を第一子と見なしてきました。何故ならば、その子がいちばん最初にお腹の中に宿ったからです。これは、王室で代々尊重されてきた決まり事でした。18世紀、フランス王ルイ15世の妃、マリー・レクザンスカが双子の女児を出産した時も、後から生まれて来たエリザベスに王位を継承させました。≫
とも引用されています。
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