1963年4月24日にエアリー伯爵の次男アンガス・オギルヴィとウェストミンスター寺院にて結婚式を挙げたプリンセス・アレクサンドラ・オブ・ケント(Princess Alexandra of Kent)。
写真を並べてみて、なんという瞳なのだろうと思いました。
こちらをうっとりさせてくれる透き通ったまなざしは女性らしさと、内面のどこまでも優美でありながら可憐で柔らかに凛と美しい本質を感じさせてくるようですね。知性も感じます。
第二次世界大戦中、アレクサンドラは(かなりきつい逸話もある)祖母のメアリー・オブ・テックとともに、ボーフォート公ヘンリー・サマセットの本宅バドミントン・ハウス へ疎開していました。(ボーフォート公爵夫人メアリー
はメアリー王太后の姪であったため)。
アレクサンドラはイギリス王女として初めて家庭教師ではなく、アスコットにある英国屈指の名門女子校のヒースフィールド・スクールで学校教育を受けました。
Princess Alexandra of Kent and Hon. Angus Ogilvy, wedding.
Princess Alexandra and her new husband, The Hon. Angus Ogilvy on their wedding day in 1963
ROYAL WEDDINGS AT WESTMINSTER ABBEY (1963)
可憐で
夢見るような瞳
曇りなき眼は年齢を重ね輝き続けます。
1963年、27歳でエアリー伯爵の次男アンガス・オギルヴィとウェストミンスター寺院にて結婚。王女を妻とした場合、通常であれば伯爵位が授けられるところを、アンガスは辞退。
ジェームズ・オギルヴィ(1964年 - )マリナ・オギルヴィ(1966年 - )の子供を授かりました。2人の子供は(父ともに)爵位を持たないためアレクサンドラ以外は王族としての義務はありません。アンガスは結婚25年後1988年にナイトの称号を授けられました。