2012年10月号のIn Styleインスタイル誌インタビューで、グウィネス・パルトロウが、子どもに英語のテレビを見せていないことを明かしました。娘アップル(8)と息子モーゼ(6)に見せているのは、もっぱらスペイン語とフランス語のテレビだそう。英語のアニメももちろん見せていないそうで、フランスにいるときにフランス語の漫画を大量に買っておくとか。
写真は2012年4月Santa Monica
グウィネスは子供時代スペインで暮らしており、スペイン語が堪能です。スペインの食文化紀行の番組に出演していたこともあり、スペインには馴染み深いよう。
2012年3月スペインの画家パブロ・ピカソが絵画「ゲルニカ」を描いた姿を映画化する新作、『33 ディアス(原題)/ 33 Dias』で、グウィネス・パルトローがピカソの愛人だった写真家ドラ・マール役を演じることになったとスペイン各紙が報じました。スペイン内戦時の1937年、激しい空爆を受けたスペイン北部バスク地方の町ゲルニカの惨状を伝えるため、当時パリに暮らしていたピカソが絵画「ゲルニカ」を描いた33日間を映しだすもの。ピカソ役には、ピカソと同じスペイン南部の町マラガで生まれたアントニオ・バンデラスが決まっています。
グウィネスは1998年の映画『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー主演女優賞を受賞、2003年にコールドプレイのクリス・マーティンと結婚、2004年には長女アップルちゃん、2006年に長男のモーゼスくんを出産し、妻と母親、そして女優の立場という三つの役割を両立させることの困難さを明かしています。
女優業では長女を妊娠して以来セーブしながらも大きな役もこなしています。たとえば映画『アイアンマン』シリーズでトニー・スタークの公私にわたるパートナー、ペッパー・ポッツという重要な役、また、スティーヴン・ソダーバーグ監督の映画『コンテイジョン』では、マット・デイモン、ジュード・ロウ、マリオン・コティヤールといったそうそうたる俳優陣に名を連ね、TVシリーズ「glee」でもスペイン語の臨時教師を演じ、映画『カントリー・ソング(原題) / Country Song』などで体重を9㎏増やし歌も披露。
本人は「家を長く空けることはできないわ。1年に1本のペースで、魅力的な助演の役を受けているの。それがわたしにとっての許容範囲なのよ。両立できる女性たちはいるし本当に素晴らしいことだと思う。でも、わたしには無理。妻と母という立場を選んだのならば、すべてを手に入れることはできないわ。どう思われようと構わない」と、アカデミー女優でありながら、その後の主役級の役柄がさほど多くない状況の理由を明かし現在のところ家庭を優先する姿勢を垣間見せています。
今後子供のプランについては3子目を考えると50歳すぎまで子供の学校の送り迎えをすることになるとマーティンに言われ一度は諦めるも、「またオムツ替えの日々に戻りたくないと頭ではわかっているのだけど、もう一人の自分が、もう1人授かることを望んでいるの」と話しています。
『アイアンマン3(原題)』は中国と共同制作される予定で、ロバート・ダウニー・Jr、ドン・チードル、グウィネス・パルトローも戻ってくるとか。