1997年にフランス・パリで交通事故により死去したダイアナ妃のお誕生日を祝って...1981年6月29日世紀のロイヤルウエディング。伝統を守りつつ時代に沿った王室への変革が始まったのは、彼女の存在なしでは語れません。
コメントでもいただいていますが、ダイアナ妃の結婚式はそれはそれは美しかったのだとか。
わたしが結婚式の映像を見たのは、ダイアナ妃の交通事故後、追悼で流れているものでした。そしてウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式を祝うにあたり、再び結婚式の映像がTVで流れるのを見たとき....美しさ、華やかさ、華麗さ、荘厳さ、もう形容のしようもないものを感じ、ずっと見ていたいと心から思いました。
デイヴィッド＆エリザベス・エマニュエルの2人がデザインしたウエディングドレス。実は2013年2月9日（現地時間）からカナダにある北米最大規模のショッピングモール、ウェスト・エドモントン・モールで展示会「ダイアナ：ア・セレブレーション」が開催され、1981年に執り行われた英チャールズ皇太子との結婚式でダイアナ元妃が実際に袖を通した豪華ドレスが一般公開されました。
同展示会のキュレーターをグレーム・マートンと共に務めるニック・グロスマークは地元のTV局CTVの番組「CTVエドモントン」に「今回展示されるのは世界一有名なウェディング・ドレスです」「しかもそのドレスは、世界で最も重要な女性のひとりであるダイアナ元妃が着たものなんです」と語り、地元エドモントン・ジャーナル誌によれば、ニックとグレームはダイアナ元妃が着たそのドレスが世界中を回る際に同行することにもなっていて、2人以外は同ドレスに白いグローブをはめて触ることが許されていなかったとか。
ドレスの写真をご紹介します。
ドレスはレース作りから始まり、仮縫いを何度も重ねて夢のようなドレスが出来上がっていったとか。軽やかなシルクタフタをふんだんに使ったビッグシルエットのスカートに、詰め襟・パフスリーブ・長袖のガウンドレススタイル。7.5mを越えるロングトレーンが世界中の女性の夢をそそりましたが、デザイナーは万が一の時のために別のデザインを用意したりマスコミ対策にダミーの生地や糸を落としたりそれはそれは神経をすり減らしたのだとか。
貴族スペンサー家の豪華なティアラと、真珠とダイヤをあらったイヤリング。ブーケも豪華なキャスケード（滝の流れ）型。このドレスはダイアナ妃しか着こなせない...
結婚式で最高に輝いた美....それは最頂点ではありませんでした。本来ならば夫が役割を果たしてくれるよき指導者、味方という存在を持てなかった若過ぎたプリンセスは、自らを傷つけ、それに比例するように研磨されて輝くダイヤモンドのように、さら美しくなっていきました。
その特殊なオーラは死後もなお、人々をひきつけてやみません。
もうすぐ天国でおばあ様になるダイアナ妃。皇太子妃としてかなりの強運な女性で、健康な二人の王子を残してくれました。私たちの知っている美しいダイアナ妃も、王子たちの中に生き続けるダイアナ妃には勝てないでしょうね。
ウィリアム王子とヘンリー王子はともにロンドン西部のセント・メアリー病院で出産されました。キャサリン妃も同病院で出産する予定だとか。
王室関係者は19日に述べたところによると、第一報が伝えられるのはエリザベス女王とキャメロン首相、ウィリアム王子、さらにキャサリン妃の直系の家族。その後すぐに、誕生を知らせる「公報」が病院からバッキンガム宮殿へともたらされるそう。公報は宮殿の門のすぐ後ろに設置されたイーゼルに掲示され、世界中がそれを見ることになるそうで、公報には第1子の性別が記載されます。仮に子どもが夜中に生まれた場合、病院は明るくなるまで待ってから公報を出す予定だとか。
家族の歴史をしのばせるものとして、王室はウィリアム王子が1982年に誕生した際に使用したのと同じイーゼルを用意し、王室関係者によると、ウィリアム王子は出産に立ち会う予定。また、英国空軍の勤務に戻る前に育児休暇を取得する予定でもあるそうです。