歌手マライア・キャリー(41)とその夫ニック・キャノン(31)が、このたび双子のモンローちゃんとモロッカン君をTVでお披露目し、大きな話題になっています。
マライア・キャリーが待望の双子の赤ちゃんを無事に出産したのは2011年の4月30日。元気な男女の双子を出産したマライアとその夫ニックは育児に忙しい毎日を送り、生後6か月になるモンローちゃん、モロッカン君をこのたびTVで披露。双子たちの可愛らしさと2人の微笑ましい親ばかぶりに、視聴者らはおおいに心を和ませたようです。
このたびバーバラ・ウォルターズ(82)のインタビューに応じた夫妻は、マライアが妊娠中に胎児であった双子達に音楽を聴かせていたことを告白した。マライアは自身のヒット曲の数々やスティーヴィー・ワンダー(61)の名曲を歌って聴かせ、中でもスマッシュヒットとなった1993年のマライアのシングル『ヒーロー』を胎内にいるわが子らに歌って聴かせたときには思わず涙がこぼれたとか。
マライアは「双子達はね、音楽に本当に反応するのよ。」とすでに子供らの音楽的才能を確信している様子。しかし夫ニックは子供達が自身や妻マライアのようにショービズの世界に入ることはしてほしくないようです。「まずはきちんと教育を受けることが優先だね。この社会はショービズの世界や芸能人に重きを置きすぎだよ。特にここアメリカではまるで王族みたいに芸能人を褒め称えるだろう。だけど褒め称えるべきは教員やお医者さんのような人達さ。」
「マライアみたいに美しく歌いこなせるようになって欲しいし、楽器だって演奏できるようになって欲しいね。だけど博士号を取得してこい、なんて言ってやりたいのさ。」とウォルターズに語るニックは、となかなか立派なパパぶりでマライアと手と手をとりあい子供達の幸せな未来を心に描いています。
ニックに似てる?
マライア&ニックの子は肌色が先祖がえりな感じもしますね(マライアのお母さん側の)~。もう少しニックの血も濃く出るかと思っていました。
アイルランド系アメリカ人の母(白人)パトリシア・ヒッキーとベネズエラ系移民の父(アフリカ系ベネズエラ人とアフリカ系アメリカ人のハーフ)アルフレッド・ロイ・キャリーの間に3人兄弟の末っ子として、ニューヨーク州ロングアイランドに生まれたマライア。以前インタビューで自分のことについて語っています。
当時は人種的な問題もあったようでニューヨークやロングアイランドの白人居住区を転々とし、両親の離婚後は「よく引っ越してたし、両親は離婚したし、近所の人たちとは何か違うといつも感じてた。私は純粋な白人じゃないでしょ?時にはそれが問題になったけど、白人みたいに振舞って、"白人の女の子"って言われてもやっぱり違和感があったわ。」
母パトリシアさんと
マライアの姉のアリソンは家族の中で最も肌の色が濃く、近所の子供たちは彼女を目の敵にしており「彼らは人種差別用語を浴びせながら彼女をぶっていたのよ。」と、マライアは悲しみと怒りが交じった気持ちで昔を思い起こし「私の兄は脳性麻痺とてんかんという2重の障害を持っていたのにアリソンの為に出て行って、彼女の為に闘うの。とても辛かったわ。」と明かしています。
マライア、兄のモーガン、母パトリシア。
父アルフレッド・ロイ・キャリーは2002年に亡くなっています。