写真は1年前半ほど前、2010年1月ニューヨークのEd Sullivan Theaterで行われた「Late Show With David Letterman」に出演するためスタジオ入りするキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。
このほど双極性II型障害であることを告白したキャサリン・ゼタ・ジョーンズが、自分がオープンに病気を語ることで同じ病気で苦しんでいる人を助けられることを願っていると語っています。
ピープル誌にキャサリンが語ったところによると、躁うつ病の一種であるこの病気の治療を受けているキャサリンは、病気を明かした理由について「この病気は何百万人もの人がかかっている病気で、わたしもその一人。わたしが告白したことで、双極性II型障害を患っている人が一人でも治療を求めてくれたら、それだけで大きな価値があるわ。だまって苦しむ必要はないし、助けを求めることを恥じてはダメ」とコメント。
キャサリンは夫マイケル・ダグラスの咽頭がんの闘病生活がきっかけで躁うつ病を発症し、コネチカット州にある病院に5日間入院して治療を受けたと報じられています。マイケルは順調に回復をしているものの、自分はまだうつ状態にあることを認識していたキャサリンは、新作映画『プレイング・ザ・フィールド(原題) / Playing the Field』の撮影に入る前にきちんと治療を受けようと判断。
彼女の友人は「夕食に出かけるような、なんでもないことが計り知れないほど大ごとのように感じるんです。自分の身が少しずつ削られていっているようで、傍から見ていてつらかったです」と語っています。
双極性II型障害は、普通の躁うつ病よりも感情の起伏や変化の期間が長く、うつ状態もかなり深刻で、人生の大きな変化がきっかけで発症すると言われています。