ジュリア・ロバーツとシャーリーズ・セロンという2大女優が、実写版「白雪姫」の王妃役を狙っていることが明らかになりました。
米Deadlineによれば、現在、「Snow White and the Huntsman、（スノー・ホワイト・アンド・ハンツマン）」の企画を準備中の米ユニバーサルは、意地悪な王妃役をセロンにオファーしたそう。同作は、白雪姫の殺害を命じられた猟師と白雪姫の物語で、マイケル・ファスベンダー（「イングロリアス・バスターズ」「300 スリーハンドレッド」）が猟師役の最有力とされています。
また、制作会社のRelativity Mediaが準備中の「The Brothers Grimm: Snow White」では、ロバーツが王妃役のオファーを受けている。こちらはメリッサ・ウォーラック（「幸せのセラピー」）が脚本を執筆、ターセム・シン監督（「落下の王国」「ザ・セル」）がメガホンをとる予定だそうです。
実写版「白雪姫」ヒロイン候補の女優リストに挙がっているのは当初、白雪姫役にクリステン・スチュワート、ダコタ・ファニング、シアーシャ・ローナンらを考えていました。しかしその後、「アリス・イン・ワンダーランド」の成功例にならい、ヒロインはより知名度の低い女優を抜てきし、ほかの主要キャストにスターを起用する方針に変更したそう。すでに同スタジオは、意地悪な王妃役をシャーリーズ・セロン、猟師役をマイケル・ファスベンダーにオファーしています。
現在の白雪姫候補には、エルビス・プレスリーの孫娘であるライリー・キーオ、英女優フェリシティ・ジョーンズ、オーストラリアのベラ・ヒースコート、スウェーデンのアリシア・ビカンダーの名前が挙がっているのだとか。
ｴﾙﾋﾞｽ･ﾌﾟﾚｽﾘｰの孫娘ﾗｲﾘｰ･ｷｰｵ
キーオは、スチュワート、ファニング主演のロック映画「ランナウェイズ」（11年3月12日日本公開）で銀幕デビューし、バンパイア映画「ジャック＆ダイアン（原題）」ではカイリー・ミノーグと共演しています。ジョーンズは、ジュリー・テイモア監督がシェイクスピア戯曲を映画化した「テンペスト（原題）」に、ヒースコートは豪メロドラマ「ネイバーズ（原題）」に出演。ビカンダーも主にテレビドラマで活躍しています。
ユニバーサルは近日中に女優たちのスクリーンテストを行う予定で、リストに新たな名前が追加される可能性もあるそう。「白雪姫」実写版はほかにもプロジェクトが進行しており、ターセム・シン監督がメガホンをとる製作会社レラティビティ・メディアの「ザ・ブラザーズ・グリム：スノー・ホワイト」は、王妃役をジュリア・ロバーツにオファーしています。