2010年2月号のイギリス版「ELLE」誌のカバーを飾ったナタリー・ポートマン。
『スターウォーズ』シリーズや『ブーリン家の姉妹』など、アクションやドラマ分野での出演が多いナタリー・ポートマン。比較的ロマンティック・コメディへの出演が少ないことについて、ナタリーは雑誌「エル」のイギリス版2月号の中でインタビューで「興味深い役がなかっただけ」と語りました。「コメディをやりたくなかったわけじゃないの。ただ、これまでは男性主演のコメディの恋人役ばかりオファーが来て、あまり興味がなかっただけ。ファッション業界で働いていて最終目標は結婚なんていう女性の役は、むしろ不快だわ。もっと私を笑わせてくれるようなキャラクターに興味があるのよ」とのこと。
ユダヤ人であるということに誇りを持っているナタリーですが、それゆえにユダヤ人迫害を描く作品も避けているそうで、「ホロコースト(ユダヤ人虐殺)に関する映画は月に20本も脚本が送られてくるけれど、このジャンルは嫌いなのと語っています。それでも『ニューヨーク、アイラブユー』では初めてユダヤ人を演じたことについて、ユダヤ人を演じる映画で最初に興味をそそられたのは『ニューヨーク、アイラブユー』だったからよ」と、役選びにも自身の信条を貫いているようです。