2009年12月、心臓発作で亡くなったブリタニー・マーフィの夫でイギリス人脚本家サイモン・モンジャックが、自宅から見つかった処方せん薬はブリタニーのものではなく、自分の物だと語りました。
サイモン・モンジャックとブリタニー・マーフィ
サイモンは、ブリタニーがまるで処方せん薬を乱用していたかのように書いているメディアの情報は間違っており、死ぬ間際は生理痛の薬と喉頭炎の薬しか服用していなかったと言っています。サイモンによると、彼女は喉頭炎とインフルエンザに似た症状を抑えるため、抗生物質と咳止め用の薬を飲んでいたとのこと。また、生理痛がひどかったため、ヴァイコプレフェンという痛み止めを服用していたそう。
ブリタニーの寝室からは10種類の処方せん薬が見つかっており、中にはうつ病や不安神経症のための錠剤もあったとのこと。ブリタニーに処方されたものもあれば、サイモンやブリタニーの母親シャロン、第三者の名前が記載された薬もあったようで、摂食障害や薬物乱用による死との憶測が広がる中、母親は自然死だったと主張。
「あの子はお酒は飲みませんでした。飲んでも新年にシャンパンを1杯程度。それなのに、周囲からは酔ってハイになっていると、散々な言われようでした。人生を楽しんでいて、自然にハイになっているなんて周りは信じられなかったようです」と、娘について語っています。
サイモン・モンジャック氏と結婚してから仕事が減っていたブリタニーですが、2010年は『アバンダンド』（原題）や『サムシング・ウィッキド』（原題）といった未公開の作品が公開される予定で、キャリアが復活するのではといわれていました。最後に公の場に登場した12月3日のパーティーでは、「来年には子どもがほしいの！」と子作り宣言をしていたブリタニー。公私ともに幸せな未来を夢見ていた彼女が、このような最期を迎えてしまったのは心が痛みます。