1997年にパリのトンネルで交通事故死したダイアナ元英皇太子妃の死因究明審問で、ロンドン高等法院の陪審団は4月7日、ダイアナ元妃が乗り込んだ車の運転手と追跡したパパラッチらの重過失が原因とする評決を下しました。
事故直後からダイアナ元妃と交際相手であった故ドディ・アルファイド氏が「英王室の命令で情報機関に殺害された」とする説の正否が問題になり、アルファイド氏の父である高級百貨店ハロッズのオーナー、モハメド・アルファイド氏が審問を要請。死因究明審問は、英国民が国外で死亡した場合法的に可能になりますが、フランスでの法手続きの延期で審問開始が遅れていました。 審問は昨年2007年10月から始まり、約250人が証言。ベーカー控訴院判事は先月末、証拠のない謀略説を退けるよう陪審団に勧告しました。
暗殺説を退けた評決は元妃とアルファイド氏の乗った車の運転手アンリ・ポール氏の飲酒運転と両人のシートベルト不着用が事故死につながったと結論付け、また、ダイアナ元妃の息子であるウィリアム、ヘンリーの両王子は同日、「評決に同意する」との声明を発表し「事故死」とする結論を受け入れる意向を示しています。
アルファイド氏の父、モハメド・アルファイド氏の弁護士は「評決は受け入れられない」と述べています。
昨年英メディアでウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの婚約発表をめぐる報道合戦があり、また破局説が流れ、その後「復縁」説が広がり...とまた報道合戦の激しさを増しそうなイギリス王室。
お母様にだったウィリアム王子(25)はだんだんと顔が長く、おぐしの方もお父様に似てきていらっしゃる気もしますが...
そんな王子、4月11日に英中部クランウェル空軍基地で開かれた訓練終了の空軍記章授与式に、ケイト・ミドルトンさん(26)を招待したようです。式典ではチャールズ皇太子が王子に記章を手渡されたとか。
上の写真は2006年12月15日に行われた王子の王立サンドハースト陸軍士官学校 卒業式にケイト・ミドルトンさんが赤いコート姿で出席した写真ですが、このときケイトさんは女王や王室メンバーも出席するこうした重要な行事に初めて参加。そして本人の希望により一般席の最前列で見守っていましたが、今回の空軍式典では公式招待者として式を見守ったことで王室公認の交際が進んでいるといわれています。
昨年の報道合戦から同王子の母親である故ダイアナ元皇太子妃と同じ運命をたどるのではないかとの懸念の声もあるケイトさん。
父・チャールズ皇太子がカミラ夫人とダイアナ元妃に対して行った過ちを繰り返さないこと願っています。
英国王室 ウィリアム王子&ケイト・ミドルトンさん 写真→●