アンジェリーナ・ジョリーが、5歳の息子マドックスこそがブラッド・ピット(Brad Pitt)との絆を結ぶ決定的な要素だったと述べています。
2003年、アンジェリーナは今後の結婚について 「再び結婚することはないでしょう。私は今、息子を第一に考えたい。だから”愛人”はいても”恋人”はいない、つまり男性がずっと一緒に居るのでなければ、息子にその人を”ダディ”とは呼ばせたくないんです。息子に一時的な仮の父親はいりません」と語り、2人目の養子を迎えることを決断し、こう語っていました。 「マドックスにいつ紹介するのが一番いいかを念入りに計画しています」「もし子供を持つことに決めたら、再び自殺のことは考えることはできないし、自己破壊的になることはできないし、外へ出かけて飲みに行くと決めることもできません」
そして同2003年、『Mr.&Mrs.スミス(Mr. & Mrs. Smith)』の撮影現場でブラッド・ピットに出会った時のことをヴォーグ1月号に対し「ブラッドの私生活がどうなっているのかなど全く知らなかった…それに二人とも新たな相手を求めるなんてことからは程遠かった」 として、ピットとは即座に恋愛関係を考えるようになったわけではないとも述べていて、2004年に映画が完成した時、翌年1月のピット夫妻の別居発表後までは、2人はとても親しい友人のままでいたと言っています。
そして2人の関係が始まるきっかけとなったのはマドックスくんが突然ブラッドを“ダディ”と呼んだからだとか。そのとき皆でホテルの床の上でおもちゃで遊んでいたそうで、その言葉を聞いたアンジェリーナとブラッドの2人は無言のまま見つめ合い、その時、皆で家族になるんだとブラッド・ピットが決意したのだとアンジェリーナは説明しています。
2人の交際が本気になった時には、すでにザハラちゃんを養子に迎える手続きに入っていたそうで、「同じ日にファイルにあった写真を見て、あの子に会いに一緒にエチオピアに行ったの。病気を患っていたのを見て二人が同じ恐怖感を抱いたわ。そして何があろうと彼女の面倒をみようと決意したのよ」と語っています。今年2006年5月にブラッド・ピットの娘シャイロを産み、娘を家に連れて帰った時に家族が完全なものになったと思ったそうです。
もともと「Mr. & Mrs. Smith」(2004年公開)はニコール・キッドマンが出演予定でしたがスケジュールの都合がつかず降板、そしてブラッドも2週間前に手を引こうとしたときにアンジェリーナ・ジョリーの出演が決定し、2人の初共演が実現することになったのですよね。
運命の歯車でしょうか?
写真は今年インドでの『マイティ・ハート(A Mighty Heart)』を撮影時、滞在していたインドでの休暇の様子。アンジェリーナはパキスタンで殺害された米ジャーナリスト、ダニエル・パール(Daniel Pearl)の妻マリアンヌを演じています。
...というかマド君お顔が死んでます。ザハラちゃんもつらそう。
やはりインドはあっついのでしょうね、
わたしのいる東海岸は零下なので想像できない...