このところ、疲れが溜まってくるとヘソのあたりに妙な詰まりを感じます。便秘でもなく、でも、腸のマッサージをすると明らかに何かが詰まったような感じがある。

 

一度、経験したことがないような強く脈打つ感覚が続いたことがあって、オンライン診療で相談したら大動脈解離の前兆と似ているので主治医を受診すべきとの判断。すぐさま主治医に連絡したところ「これくらい普通です」と、いつも通りの「マジでちゃんと診てる?」的な対応。

 

が、その後の婦人科検診でレントゲンを撮ってくれて、その結果「大動脈の位置がおかしい」という衝撃の診断が下されました。

 

私は帝王切開で出産しているのですが、開腹手術の経験があるとなんらか内臓が動いても不思議はないそうで、いかんせんこれはちょっとおかしいとのこと。おそらく腸捻転の原因である盲腸の手術の失敗によって、大動脈の位置が本来の場所からずれてしまったのではないかという話でした。

 

それってまさか、血管が捻れてるとかですかね?

 

と聞いたら「さすがにそれはない」との返事でしたが、腸の動きが鈍くなったりすると大動脈が圧迫されるのではないかというのが婦人科医の見解でした。

 

さすがに婦人科では判断できないのですが、いまさら外科に行って動脈の位置を直す方がどう考えても危険だということでこのまま放置することに。まあ、最悪は日本に行って手術をするしかないですね、ということで私も納得。

 

全ての原因である盲腸の手術では事前に「訴えません」という念書にサインさせられているので、その後どんな問題が生じても執刀医は一切対応しません。

 

アメリカの医療システムとして術後の対応は主治医がするそうですが、ただの内科医にそんなの対応できるわけないし、うちの主治医はあんな役立たずなのでマトモに対応しません。

 

なぜか全然関係がない婦人科医が親身に対応してくれたっていう、10年前の手術ミスのその後の話です。それだけ。