先生から「スナミについて学習するのですが、何かいい資料はありませんか?」という問い合わせを受けました。
スナミとは?
っていうか、日本人の私になぜそんな問い合わせを?だれと間違ってるの?
子供に聞いたら「スナミ」は日本にしかない現象で、私たちがスクールで一番詳しいらしい。それはもしかして、台風のことだろうか?それとも天皇制のことか?と夫と2人でしばし沈黙。
もはや、連想ゲーム。
すると子供が「地震の後にくる波のこと!むかし日本でそれがあったでしょ!」
ああ、津波か。むかしっていうか、つい10年くらい前の話だけどね。そして、日本以外にもあるけどね。
しかし子供は「それじゃなくて、ス・ナ・ミ!」と言います。もはや私と夫の発音が間違っているかのような口ぶりですが、先生に確認したらやはり「スナミ」だそうで、でも地震の後に起きる大波だと言うのでやっぱり津波で間違いないらしい。
子供が「教科書にスナミと書いてある」と言うので、そんなわけなかろうと先生に資料を見せてもらったら本当に「SUNAMI」と書いてありました。
一体どこの出版社がこんな凡ミスを犯すのか。資料は、一応ちゃんとした大学の発行した子供向けの資料のコピーらしい。マジか。
そもそもですね、と先生に発音の間違いを指摘したのですが、どうしても先生には発音できないらしく、最終的に
「ズンナーミ」
という名前に仕上がりました。
ズンドコ節、的な。
水木しげる、的な。