● 世界の人口の約50%が感染した 「スペイン風邪」とは?
新型コロナウイルスが猛威を振るっている。世界保健機関(WHO)は、肺炎の感染拡大に対処するとして「緊急事態」を宣言した。今のところ治療法もワクチンもなく、中国に拠点を持つ日本企業は緊急体制に入っている。
感染が短期間で世界的に拡大し、多数の人々が年齢を問わず感染する「パンデミック」。
人類はこれまで何度もこうした状況を経験してきた。
近現代においてその中で最も世界を脅かしたものは、「スペイン風邪」だろう。
インフルエンザの一種であり、第1次世界大戦のさなかに瞬く間に世界中に広がった。
20世紀初頭は「ウイルス」という概念がまだ新しく、抗生物質も発見されていない。手洗いやうがい、患者の隔離といったことしか手だてがなかった。
約5億人、世界の人口の約50%が感染し、25%が発症。死者は5000万人ともそれ以上ともいわれている。
日本では1918年の11月に全国的に流行し、3年間で人口の約半数の2380万人がかかり、約39万人が死亡したと報告されている。
● インフルエンザの 名前の由来は「星の影響」
そもそも「インフルエンザ」はいつから人類を脅かしているのか。起源について調べてみると、平安時代の歴史書『日本三代実録』内に、「京都だけではなくほぼ全国にわたって多くの人が『咳逆』を患い、多数の死者が出ている」といった内容の記述がある。
さらにさかのぼると、紀元前412年に古代ギリシャの医者、ヒポクラテスが「突然、住民たちが高熱を出し、震えや咳が止まらなくなった。
たちまち村中にこの症状が広がり住民たちは怯えたが、すぐに去っていった」という記録を残している。
しかしインフルエンザという概念の成立はここ100年。いずれも実際にインフルエンザだったかどうかの真偽は不明だ。
インフルエンザの言葉の由来は「Influentiacoeli」という単語。ラテン語で「星の影響」を意味する。毎年、冬から春にかけて流行するという周期性から、16世紀にイギリスの占星術師がこのように呼んだとのことだ。
これまで何度もパンデミックは世界の歴史に大きな影響を与えてきた。前述のスペイン風邪は戦力不足を招き、第1次世界大戦の終結を早めたという。今回の新型コロナウイルスは米中貿易戦争にどのような影響を与えるのだろうか。
ダイヤモンド編集部/長谷川幸光
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聖書に「Judgement day」(最後の審判)が記述されている。
ウイルスそのものは、地球が生命体を育む時期から存在しRNAだけを持つカプセル体として
宿主たる多彩な生命体に入り込み増殖する。一方でその宿主が死亡する等してしまうとウイルス自体も増殖が出来なくなる。
いったい何のために存在しているのか、実に謎につつまれた、そして変化・変装が得意な存在でもある。
新型コロナウイルスは、これまでのSARSやMARS, エボラ出血熱などと異なり「感染後に時間が経過しても症状が発現せず
単なるウイルスの媒介キャリアとしての罹患者が多い」という、まるで神出鬼没でトレースが出来ない事が特徴だ。
高齢者をはじめ持病を持っている罹患者は、重症化し死に至るウイルスであり、現時点での割合としては少ないものの
子供や健康な若者にとっても、ウイルスの変性によって致死率や毒性及び感染力が異なってくる場合もあるだろう。
人類の歴史に於いて、まさに「最後の審判」たる世界的なパンデミックは歴史上なんども発生している。
典型的なのは、(前回のブログで触れたが)中世のペストであり、第一次大戦時のスペイン風邪、
そしてSARSであり、MARS、エボラ出血熱、新型コロナウイルスへと続く。
神が存在し何らかの理論的且つ合理的な原理原則で、生命を育んだり命を召されたりするとは思えないが
これだけ人類の歴史で反復して様々な感染症が出現し、命を淘汰していくのは非常に割り切れないが
それはそれで自然の摂理なのだろうか。つまり命を淘汰し生き残った生命体を地上に残し、そこからまた
福音書で描かれる復活が始まるという繰り返しである。
それは大局的にみれば生命の進化の一旦であり、人類の歴史の1ページという事になるのだろう。
何人が感染した、何人が死亡したという問題でなく、その一人一人の人生であり営みの延長であり
かけがえのないたった一つの命である事を思い、中国だから危ない、アジア人は感染しているとか
短絡的な人種や地域排斥論にならない事を心から願う。
逆にこのパンデミックに近い危機的状況を乗り越えた先に、そうした偏見や排斥をも乗り越え
人類が目指すべき、注力すべき本来の道が鮮明に見えてくるのではないか。
それが出来ない人類には、まさに「Judgement day」が訪れるであろう。
