●【レッスン受講者の声】Sony Musicオーディションに合格した人の話
こんにちは!
ボイストレーナーの不破です。
今日は、レッスンを受けに来ている人の感想を紹介しますね。
『こう歌いなさい、なんて事は絶対に言わず、私の音楽そして声に寄り添ってくれて、歌を心から歌う事をずっと教えてくれました。
現状に満足せず、最初に願った夢をさらに実現させていきたいです。』(原文そのまま)
これは、Sony Music主催のオーディションで合格(グランプリ獲得)した人の感想です。
感想は長文にわたるので、ほんの一部を抜粋して紹介しますが、実はこのブログのプロフィール欄でも、別箇所の感想を抜粋して紹介しています。
良かったらご覧下さい。
それにしても、じっくり感想を書いてもらえるのって、嬉しいことですよね。
文中に彼女の誠実さがにじみ出ていて、ありがたく感想を読ませて頂きました。
そんな彼女の歌声には『祈り』があります。
週はじめのブログ記事で登場した「歌スタ」合格の彼女の場合は、『せつなつかしさ』が魅力のひとつ。
それに対して、今回の彼女の場合は、『祈り』ある歌声こそが魅力だと言えます。
ほんと人によって、魅力や個性って違うんですよね。
レッスン内では、とにかくレッスンに来る人の『魅力・個性』をいかに引き出せるか。
そして、それを発揮したうえで、いかに結果として結びつけていくか。
このあたりを大事にしています。
“もしも話”になってしまいますが、アナタがオーディションの審査員だとします。
同じくらいの実力者が最終オーディションに残ったとしたら・・・。
『魅力・個性』は、大いなる判断基準となるのではないでしょうか?
リスナーは、常に新たな感動と発見を求めています。
アナタも「コレって誰かと似ているな~」と思ってしまう、“二番煎じ”よりも・・・。
「何コレ!」と思える、新鮮な衝撃のほうが、心動かされることでしょう。
新鮮な衝撃は、ヴィジュアルであったり、プロモーションの戦略でもまかなうことができるでしょうが・・・。
どんなに良い戦略や計画を練ったとしても、それを実行する素材・・・つまり、その人自体に芯となるものがなければ、うまくはいきません。
そもそも、誰かが作った『魅力・個性』は、一時的なものでしかありません。
リスナーだって耳が肥えていますから、いつか化けの皮は剥がれてしまいます。
だからこそ、自分自身にしかない『魅力・個性』に気づく必要があるんです。
僕にはない・・・私にはない・・・だなんて思う必要はまったくありません!
誰にも必ずあるものなんです!
そこに気づきさえすれば、『魅力・個性』は、芯の強い“心の根っこ”となってくれます。
たとえ、心の枝がポキポキと折られてしまうようなことがあったとしても、心の根っこさえあれば、また枝を伸ばし、花を咲かせることができます。
今回、感想を紹介した彼女も、自身の『魅力・個性』に気づきはじめた頃から、歌が劇的に変わりました。
この先、デビューして、日本だけではなく、海を越えて活躍するはずだと確信できるほどです。
アナタに隠された『魅力・個性』・・・それは、どんなものでしょうか?
気づいた先に、アナタの思いえがいた未来への道が、みえてくるはずです。
今日のブログで、しつこいほど『魅力・個性』って出てきましたが(前回ブログを含めると、もっと・・・)。
とーーーっても大事なことだと、ご理解下さい!
では、本日はここまでです。
このブログが、アナタの音楽人生に役立つのなら、幸いです!