6月になりましたねえ、、ビートルズ!  | 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2

6月になりましたねえ、、ビートルズ! 

SOULENOTEのCDプレイヤーの音におどろいてから、なかなかあの音が忘れられなくなってしまって、ああ、これが恋かしら、いやそうこれが恋なんて、還暦過ぎのジジイが、白いハンカチの端っこを歯できりきりさせながら、機器に思いをはせるなんて言う気持ちの悪いイメージがあたしの今日このごろですわ(笑)。

ということで、このところお付き合いのあるお店とかに頼んで、機器の断捨離を断行しているところなんであります。

 

しかし、これまで何年も身近に置いていた機器がだんだんと姿を消していくのは、もちろん、音を出すことはめったになかったけど、結構さびしいもんであります。やはりオディオ馬鹿というものは、一に音楽、二に機材、三、四がなくて五に機材てなことを言いますから、手持ちの機械が減っていくのは、なにかこ~これまでの自分の人生がきりとられていくような感じがあって、さびいしいもんだアゲインアンドアゲインみたいな感じです(笑)。

 

もちろん現実的に考えても、そろそろ、機器を減らしていかないと、家族に迷惑かけるのは必至。あたしのオディオライフの大転換点なんだよ!と言い聞かせながら、粛々と断捨離を進めるのみ! 

 

さて過日のこと。息子が突然、おやじい、ネットフリックスとディズニープラスにサブスクしたから、おれがいないときは見ていいよ~なんて申します。何いい!? デズニーだと!? それってあれですが、あのビートルズの60時間にもおよぶドキュメンタリー「ゲットバック」が見られるということかいと聞くと、そんなのしらん、自分でたしかめればなんて言う。

 

で、実は、夏風邪をひいてしまって、今週はじめは、休んで家でぼうっとしていたので、それならいよいよ見てみるかと、デズニープラスにアクセスしてみました。

 

そして、無事、「ゲットバック」第1話にアクセス。しっかり見ました。約2時間。4人が、どういうふうに作曲、編曲していくのか、その過程をつぶさにとらえていて、いやあ、これは見ごたえがありますね。特に、ビートルズのファンであって、バンドを今もやっていて、しかもオリジナル曲をやってあたしらにとっては、ほんとに、興味深いドキュメンタリーでありますねえ、、

ザ・ビートルズ: Get Backを視聴 | Disney+(ディズニープラス)

これって、あたしが中学生のときにみた映画「レットイットビー」の映像を再編集して、しかも最新のデジタル技術処理しましたていうことだけど、いやあ、とても、あたしが7歳(1969年)のときにとられた映像とは思えないほど実に美しい映像。まるで昨日とりましたっていう感じのクオリティなんであります。

 

で、あたしがビートルズのアルバムではじめて買ったのが「レットイットビー」でしたから、あのアルバムに入つている曲は、もう全てしっかり頭の中に入っておりますので、それだけに、なにかこ~感動、、、

 

そうして、4人の立ち位置の違いとか、それぞれの関係の違いなんか==特にポールとジョンVSジョージの関係の違いが映像をとおして、しっかり分かりました。もちろんあたしも、この歳になって、この映像を見てるからっていうこともあるからそいういうのを感じるんだろうけれど、、なるほどジョージがビートルズが解散した後、ソロアルバム3枚組をど~んと出したっていうのも、この映像を見てると、彼のビートルズに対する憤懣が「オールシングズマストパス」に昇華されたのかなって感じがしました。 

 

それにしても、興が乗ってくると、4人が、のりにのって、曲の構成やアレンジに一丸となって取り組む姿は、やはりこの人たちはすごいなあ~と感動、、

 

なにより、4人が若くて、かっこいいっていったらない、、、後期のビートルズの姿かたちは、ほんとにかっこいい! あこがれたあたしは、あたしも20代のはじめは、長髪で髭のときもあった(笑)。本人はかっこいいいけてるう!って思っていたけれど、あまりにも不潔感あふれてて、女の子やおふくろからは大批判されたなあ(なつかし~)。

 

しかし、それにしても、オーディオ(ビジュアルを含めて)はすごい、、、何十年もの過去を一挙に「音と映像」で目の前に復元してくれるのだから、、、故村井先生が言われていたとおり、「オーディオはタイムマシン」に違いない、、、

 

今週末もみよっと!