いろいろことを忘れてしまう10月だった、、、
なにやら細かいことに気を取られているうちに、いろいろ大事なことを忘れしまう10月でありました。
10月6日は、村井裕弥先生のお命日だったことも、すっかり忘れて、このごろになって、ああそうだったなんて思い出して、東京に向かっておまいりしました。
もうあれから何年たったのだろう、5,6年、、、
ほんとに、時の流れは速いですねえ、、、
村井先生には、ご生前、オディオの師匠として多くのことを教えていただきました。何回も来熊されて、オディオ道場の関係者とも親しくお付き合いいただきました。60歳での急逝でした。
あたしは、村井先生よりも、もう2年以上も長く生きたってことになりました(笑)。
このところ、なにやらバンド活動も活発になってきて、月に1~2回はライブをやっているものだから、練習とか本番とか、そちらの方も楽しく過ごしております(笑)。
ライブは面白い。
なんといっても仲間とぴったり合奏が合ったとき、時間がシンクロするというか、そういうときの快感はなんとも言えません。ライブは良いです。オディオはどちらかというと受動的なことが多いけれど、ライブは常に能動的なところが良いですね。聞くのと演奏するののバランスがとれていると人生はより面白いのだと思います。
手持ちのオディオを機器を譲ったりして、今メインのシステムは、ほんとにシンプルなものになりました。そのうちご紹介いたしましょう。
そんなマイファイシステムで最近よく聞いているのがバッハ、、、JSバッハですね。
きっかけは、やはり吉田秀和先生の文庫「バッハ」でありました。
本のはじめの方で、先生が、、
「バッハの音楽の神髄は、、音楽の肉体はおどりであり、その神髄は、数と神秘である」
というような趣旨のことを書いていられました。
ちょっと驚きました、、だって、バッハの音楽は踊り=ダンスミュージックということ!?
そ~言えば、息子がこの前からネットで「パリピ孔明」っていおかしいアニメを見ていました。これは、三国志の諸葛孔明が、現在にタイムスリップして歌手デビューを目指し女子の軍師になって成功に導くというストーリーなのだけど、ダンスミュージックがベースになっていて、孔明さんもゆる~くおどるっていうシーンもあって、これがなかなかおもしろい。やっぱダンスはいいなあなんて思っていたところ、、、
(これっ!)
そうして、バッハの音楽はダンス、、、なるほどそういう視点(聞き点?)からバッハと聞くと、今までちょっと辛気臭かった彼の音楽が、なにやら楽しく、かつ活き活きと聞こえてくるから不思議、、、もうひとつの要素である、神秘と数学っていうのももちろん大事だろうけれども、生きた音楽としてのバッハが舞踏に根差しているというのは、ちょっとほんとに目からうろこがおちるという感じでありました。
で、さらに動画をつらつら見ていたら、オランダバッハソサエティっていう方たちの演奏に出会いました。これね、
で、非常に良い演奏で、音も画像も大変優れているのだけど、どうも、この中にわか~い日本人らしき方がいらっしゃるの、、、で調べてみたら佐藤俊介とう方で、このオケの音楽監督でした、、
いや~この方とういか、オランダバッハ協会の演奏はいいですね。ダンス、神秘、数学なんて意識しならが聞くと、とても面白い、、、動画がメインで多数アップされているので、ご興味のかたはどうぞごらんになってください。
ライブでベース担当なんだけど、やっぱり音楽は舞踏だなあって意識してひいてみると、だいぶいい感じになってきました、、、
グルーブっていうんだろうか、、オランダバッハ協会の演奏には、グルーブがあると感じます、、
ということで、最近毎朝、事務所でSPOTIFYで、佐藤さんのバッハのバイオリン協奏曲を流しています。
手持ちのバッハのCDとかLPをもう一度聞きなおしているところ。発掘してみると、結構な数がある。ほとんど未聴だったりして(笑)。
ダンス、数学、神秘をキーワードにあらためてバッハにあたってみると、これは、なかなかいいです(笑)。
そんなこんなで、あれこれ忙しい中でも音楽、特にバッハに親しんでいるところです。
そういえば、バッハの音楽も長らく忘れられていたみたいで、19世紀、ようやくメンデルスゾーンが発掘して、広く知られるようになったと読んだことがあるけれども、、
あたしも、大事なことは、忘れないようにしなくてはいけませんねえ、、、
もうすぐ11月だから、、
秋ですねえ、、、
早朝4時ごろ、あまりにもいいお天気だし、涼しいので庭に出て空を見上げると満点の星。東の空には、オリオン座、おおいぬ座と冬の星座が煌煌と輝いておりますよ、、、そうして、す~っ、す~っと結構明るい星が流れていきます。すわUFOかと思うと、いえいえそうではありません。人口衛星ですよ(笑)。
今日は、6個も確認しました。こんなに多くの人工衛星を見たことは、はじめてだな、、、 この間、テレビで、どれくらいの人工衛星が現在地球を回っているかっていうクイズがありました。答えは2万個以上!とのこと。
なるほどねえ、早朝太陽の光を反射して、確認できる人工の天体がこれほど多く確認できる訳がわかりました。あたしが、毎日夜空を見上げていた若いころは、人工衛星ってめずらしかったのだけど、今は、すごいですねえ(笑)。人口衛星がないと、天気予報もあたらないからねえ(笑)。
絢爛たる冬の星座の中をす~っとうごく人口衛星と、赤いランプを明滅させて飛行する国際線が交錯するのを見るのは、大変にこの美しいものでした。
やっとほのかに金木犀のかおりがただよってきました、、、
10月になった、、、
あれこれ忙しく、ばたばたしていて、気が付いたら10月になっていました(笑)。
だいぶ秋らしくなって、涼しくなったけれどもA級アンプを使うには、まだもうちょっと気温が下がらないといけませんね。ブログを書く頻度が落ちてきたけれどもあたしは、すこぶる元気です。
機器のほとんどを断捨離してしまったので、今は、廉価プリメインとフルレンジスピーカーとCDプレイヤー、それとテクニクスのSL1200MK4で音楽を楽しんでおります。
あっ、もちろん横にはJBL4312を置いて、ジャズを聞きたくなったら、こちらの切替えて鳴らします。
なにかこ~、とてもオディオマニアとは言えない状況となってきたのだけど、音楽聞くには十分なシステム(笑)。
自宅にも実家にも、多数のレコードやCDが置いてあって、まだ聞いてないものもたくさんあるので、新譜もほとんど買わなくなってしまいましたね(笑)。事務所では、SPTIFYでバッハとかジャズとか流して、インフラノイズのDAC-1を繋いでいるものだから、マランツの廉価プリメインとオントモムックの8センチフルレンジでも、結構良い音がするものだから、こちらも文句ありません(笑)。
ちょっと前までは、あれもほし~これも聞きたいと思ったいたのに、最近はなにかこ~ちょっと落ち着いた感じであります。
それは、決して悪いことではなくて、機器ではなくて、むしろ音楽の方に意識が集中するっていうことなんだと思います。
とはいえ、もっと涼しくなった、いろいろやりだすと思います。
しばらくは、お仕事がんばらなくては、、、