なつかしい、、、

ギタリストの渡辺香津美さんのことを書きました。　

昨日は、午後から雨がつよくなって、なにやらこ～ジャズを聞きたいお天気。帰宅して、渡辺さんの動画でも見ようかなとＹＯＵＴＵＢＥを検索していると、発見したのが、これっ！　

聞いてみたらおどろいた、、、なにしろ音質がばつぐんに良い！　サムネイルを見ると、これたぶんメタルカセットテープ（ものすご高くて、高校生のあたしは、おそれおおくて買えなかった）ですよね。

ＹＡＧＩアンテナなんかを屋根に上げて、チューナーはＴＯＲＩＯの高級品。デッキは、ナカミチとかでエアチェックされたのかもしれない＝＝と勝手に妄想するぐらい、いい音で録音されてますねえ。

で、放送は８０年の５月。バックは、あたしがつるやホールで見た・きいたあの日の演奏と全く同じメンバーなのでした（くわしくはコメント欄を参照ください）。　

さらにおどろいたのは、司会が菅野沖彦先生！　

これ多分、ＦＭ東京でやった番組なんだろうなあ。当時、熊本には民放のＦＭがなくて、この番組を聞くことができなかった。

菅野先生の記事をあつめた本が手元にあるのだけど、その中に、この時期、デンオンがスポンサーの生ライブ番組を担当していて、実に大変だったという回想記事があるのだけど、おそらくこの番組のことぢゃないかな。　

菅野先生のお声が若くて、多分、そのころ４０代。渡辺さんなんて、まだ２０代後半で、しゃべりがなんかこ～スムーズぢゃなくて、ういういしいのであります（笑）。

で、演奏は、、、

あ～これです。全くこれです。全くこんな感じの演奏だった。しかし、すごい演奏だわ、、

今聞いても、全然古さを感じませんね。

放送当日は、アルバムＴＯＣＨＩＫＡの発売日とのことで、何か本当になつかしい。

ああ、それにしても、これはもう４４年も前のこと！　

あたしは、若干１８歳だったのね（笑）。

演奏を聞いていて、あの頃のことがいろいろ思い出された。当時は、おふくろに買ってもらったビクターのコンポで聞いてたのでしたね。

ところでアルバムタイトルのＴＯＣＨＩＫＡっていうのは、当時、渡辺さんが飼っていた愛犬の名前とのこと。アイヌ犬とのこと。そ～言えば、このアルバムのジャケットに犬の写真があってけれど、それが、トチカ君。渡辺さんが犬好きだとは知らなかったな。今は、療養中とのことだけれど、今も飼ってらしたのかな。　

しかし、４４年かあ、、、はやいはやい、、

しかし、１８歳のあたしが聞いて分からなかった、この演奏の良さやすごさが、６２歳になったあたしには、良くわかるようなった。ちょっとは成長できたかなあ（大爆笑）。

渡辺さんのご回復と復帰を祈ります。