年末年始に聞いた音楽など、、、  | 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2

年末年始に聞いた音楽など、、、 

昨年の後半は、いろいろなことが有って、ちょいとくたびれて、年末・年始の休みは、ぼ~っと過ごしておりましたが、オディオというか音楽は良く聞きました。特に、この休みは、ず~っとアナログ・レコードを聞いておりました。

 

昨年、フェーズメンションのちょっとフォノイコアンプE-300を中古で買っておいたのだけど、あんまり使ってなかったので、気合入れて使ってみましょうと、アナログプレイヤー2台と接続(入力が2系統)して、アキュE-800に繋いでシベリウススピーカーで、いろいろ聞いておりました。

 

しばらくアナログを聞いていなかったけれど、今回フェーズメンションのフォノイコを通して聞いてみて、あらためてレコードっていいなあと思いました。なにしろレコードは、結構たくさん持っているのだけど、今回は超有名盤とかばかりを聞いておりました。みなさんご存知の盤ばかりではないだろうか、、、

 

ラックスマンのプレイヤーにオルトフォンのSPU#1を取り付けて、慎重に調整してから、回しました。こころなしか、音がずっと前より良くなった感じで、特に弦の音なんかは、やはりCDとは違いますね。生の音に近いというか、、ぐっとくる存在感。CDみたく高解像でSNが良くはないんだけど、なにかこ~音楽性が高いというか、、聞いてる実感というか、そういうのがありますねえ、、

 

ロストロポーヴィッチのドボコンなんかは、CDでも多分アナログでも何回も聞いたことがあるけれども、今回はなぜかぐっときました。フォノイコの威力かなあ、、、

 

同じくリヒテルのチャイコフスキーのピアノ協奏曲なんかも、何回も聞いたけれど、やっぱり今回アナログで聞いて、こんなにピアノうまい人だったんだあとあらためて驚きました。

 

どちらも、カラヤンが伴奏を付けているだけど、今回しっかり聞いて分かったことは、この人、前ノリの演奏だとばっかり思っていたのだけど、いやいや後ノリの感じがあって、ものすごく音楽がグルーブしてますね。だから、音楽全体が分厚く聞こえます。いや~こういうのは、アナログでないと分からなかったなあ、、、

 

で、これは、この盤は、年末音もだちから頂戴した盤で、カラヤンがVPOと入れたハイドンの交響曲「太鼓連打」ってやつですか。

 

この盤、触ると結構な厚味。音だちによるとオイルショック前のレコードは、まだ分厚いのですよとのこと。演奏はもちろんだけど、何しろ実に録音が良いです。やや低音が弱い感じがするけれど、弦楽器の音の美しさには、聞き惚れます。 

 

アナログ以外では、相変わらず動画でいろいろ見てたのだけど、年末年始に見ててぶっとんだのは、「スモーキーメディソン」。これはロックというかファンクというか、チャーとか金子マリとかベテランロックミュージシャンがずっと若い頃にやっていたバンド。実はプロデビューする前に解散したらしくって、メンバーは、今みんな押しも押されるベテランミュージシャンなんだけど、その伝説のバンドの再結成の際の動画が何本かあって、いやこれが実にいいですわ、、

 

チャーのギターはもちろんすごいけれど、金子マリさんって、こんなにすごいとは初めて知りました。そして、ベースとドラムのグルーブ感がものすごい、、、このグルーブチャーがギター弾きまくって、マリさんがシャウトするもんだから、いや~これはすごい! 

 

で、聞いててふと思い出したのが、アナログで聞いた先のカラヤンのグルーブ、、、ああ、なにかが同じだわあ、、、

 

ご参考までに動画のサイトを張っておきます。70年代のロックが好きな音だちなら、お~っと感動されること請け合い(笑)。 

 

 

 

(四人囃子の後の演奏が最高!)

 

ロックとクラッシックってジャンルとして3千光年ぐらい離れているように思えるけれども、いい演奏には通底するものがある。 

 

とかなんか思いながら、一杯やりながら音楽を楽しんだ年末年始のおやすみでした。