JBLとラックスマン③ | 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2

JBLとラックスマン③

誕生日が目の前。

 

 

あんた~免許証の更新ぢゃないの~とか、同居人のおばさんがいうので、確認したらお~たしかにそ~でした! そーなれば善は急げである! 昨日はこれといって大事な仕事はなかったので、急遽おやすみをとって免許センターにいきました。

なにしろ健康診断でもなんでも、こ~いうのは朝いちばんで行くことに決めているので、昨日も受付1時間前には到着。受付がはじまるやいなや手続きを始めたので、全行程を10時前に完了。あたらしい免許証を無事受け取ったのでした。

 

新しい免許証に表示されている有効期限は平成36年になっているのだけど、これは変更なしで行きます、元号が変わってもそのまま使ってくださいねという担当者の確認がありました。

 

 

次回5年後の免許更新のときは、あたしは還暦過ぎになってるんだなあ(笑)。それまで安全運転しないとね、、

 

そうして、お昼前には帰宅して、ひさしぶりに、うちのおばさんと近くのうどん屋でおいしい天ぷらうどんをいただきまして、サブ部屋を少し片づけて、そうしてまたJBLで聞きます。アンプはラックスマンのA級アンプL-570なのであります。

 

何回か書いたけれど、あたしがはじめて買った本格的なオーディオ機器は、ラックスマンのA級プリメインアンプ L-570とフィリップスのLHH-500。そしてヤマハのセンモニにでありました。89年ごろかな、、まだ子どもも生まれてないころです。秋葉原のヤマギワで買ったのでした。あの頃は、まだ秋葉のオーディオも活気があって、ヤマギワの2、3階はオーディオ専門のフロアであったように記憶します。エレベータであがってオーディオフロアに行くのは、いっつもわくわくしましたね(笑)。

 

いろいろ聞かせてもらって、当時新発売だったL-570とアキュのE-450にねらいをつけて、CDPはLHH-500に固定して、いろいろなスピーカーで聞かせてもらったのでした。

 

 

その中でもL-570とセンモニのピアノの目が覚めるような美しい音にはおどろきました。オケの音も弦の音がとてもなめらかでいい感じで鳴ったのでした。一方、アキュのE―405とセンモニの音はザラザラとエッジが立ちすぎた音で、ピアノの音はキンキン、、オケの音は、ギンギンドンシャリで、もうラックスマンの圧勝でした。もちろん、E-405も相性の良いスピーカーをあわせれば、いい音でなったと思うのだけど、そのときは、もうそんな感じで、あたしは躊躇なくL-570を購入したのでした。

 

それから、2、3年は上のシステムでとても満足して音楽を聞いておりましたねえ、、特にL-570の音はとても気に入っていて、手放すときはとても残念でありました。

 

で、今、JBLを鳴らしているこのL-570は、2年前の地震の後で購入したもの。なんだか、とてももう一度聞きたくなって入手したもの。

 

 

しかし、ほどなく故障(笑)。

その後、ラックスマンのトータルオーバーホールを経て、ほとんど新品みたく生まれ変わって、いま、JBLを鳴らしているという訳なのであります。

 

さて、ここ数日JBL4312BMKⅡをL-570で鳴らしているのだけど、音の様子はどうかというと、、

 

音は太いうというか豊かというか、、でも、スピードが遅いということではありません、、ちょうどいい早さ(笑)。ドンシャリの音では決してありません。また、ぐいぐい前に前に出してくるっていう感じでもない。少なくともあたしにはそう聞こえるな、、

 

4312のウーファーをいい感じでドライブしてくれて、まったくうるさいという感じがないですね。ベースソロなんかは、ブイブイ、ゴリゴリという感じではないけれど、なんというか、本当に良い感じ==「品性」のあるなり方と言えばよいのか、、

 

何より、このアンプの音で特質すべきは、音色と艶かなあ、、先にも書いたようにピアノの音は本当に美しいです。特にセンモニとか4312にみたくモニター系のスピーカーをならすと、ピアノ響がく~んと倍音にのって伸びて、それはきれい、、同じようにシンバルとかの音も、鉄粉がそこら中に飛び散るというような感じではなくて、音にひとつひとつに艶がのって広がるという感じかな、、ともかく「品性」があるのですねえ、、

 

あたしの大好きな イタリアのピアニスト エンリコ・ピアラネンツィのライブ盤なんかを聞くと、、いやもう実に品性の高い、しかし熱い、、こ~いう音で聞きたかっただよ~と思わずよがっちゃうぐらいなのでありますね(笑)。そう、音全体にこのアンプならではの艶があります。マッキンの艶とはちょっと違って、、マッキンよりもっと透き通って、しかし、ちょうどいい感じの弾力があって、、これがいいわゆる「ラックストーン」というものなのかもしれませんね、、

 

2階のサブ部屋はふつ~の部屋で、こどもたちの部屋と隣接しているので、でっかい音出すわけにはいかないから、まあ、中音量から小音量で鳴らすっていうことなんです、大音量で鳴らしたら、また違う印象があるのかもしれないけれど、、あたしが、20数年前、センモニを鳴らしていたときの感じと、音の様子は、4312で鳴らしてもほとんど変わらないなあ、、

 

しかし、このアンプピュアA級の50W出力ということで熱くなります(笑)。冬の間はいいけれど、夏はちょっときびしい機器ではありますが、しかし、まあ、この音調はやっぱり冬に聞きたくなるもので、、まあ、いわば「おでん」みたいなもので、夏はちょっとお休みになりますかねえ、、

 

もう30数年前のアンプだけども、あたしにとっては感情移入しちまうものだし、そうして、今、JBLのモニターSPで鳴らすと、あたしにとっては本当にすてきな音なんだなあ、、、聞いててまったく疲れない、、

 

L-570。これからもずっと使います。もう手放すことはありません。

次の免許更新の時期にも、もちろん鳴らし続けてますね、あたしは、その頃は還暦をとっくに超えてるのかあ、、まあ、しょうがないねえ(笑)。

 

とうことで、2月が今日でおわりますね、、