ミシェル・ルグランのピアノ協奏曲  | 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2

ミシェル・ルグランのピアノ協奏曲 

あたしは、ミシェル・ルグランってあんまり聞いたことがないのだけど、映画音楽の作曲とか、ジャズピアノストとして有名っていうぐらいしか知らないのでした。 でも、ミ氏が、さる1月に亡くなったというニュースを聞きました。86才だったとのこと、、

 

昨年の秋、ミ氏のピアノ協奏曲のCDを入手していて、ちらっとは聞いたのだけど、今回、メインシステムの調整もかねてじっくり聞いてみることにしました。

 

この作品はジャズではなくて、クラッシックという位置づけ、メンツも結構すごくて、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団に指揮はフランク・ミッコ、でピアノ演奏は作曲者本人というもの、、ミ氏作曲のチェロ協奏曲も入っています。

 

それでは、先に書いたように調整したメインシステムで聞いていきます。CDですね。

う~む、、音が良いのです、、オケもはっきりくっきり聞こえて、何しろピアノの音が美しく録音されていていいですね。

 

トランスポートとDAC間のデジタルケーブルをインフラノイズのバランスケーブルに交換、トランポートの足を同じくイ社のインシュレータに変えた結果、ものすごく音調が変わって、、SNがぐ~んとあがって、なめらか、しなやか、つややか音になってとても満足しているのです。なんというか部屋の空気全体が何というか浄化されたような感じがあります、、

 

で、気づいたのは、どうやらアコリバのシューマン周波数発生装置R-77ダブル仕様が、今回の音の変わりように効いてるんだろうということでした。

 

なにしろ、部屋の空気がさわやかというか、すっきりというか、、今までにない感じなのですね、、ふしぎ、、

 

もちろん、デジタルケーブルやインシュレーターをイ社製に交換したこともあるのだろうけれど、これとR-77の相乗効果という感じの全体的な音の変化なのですね。

 

ル氏の協奏曲ですが、なにしろピアノのテクニックがすごい。ル氏80才ぐらいの録音でしょ、、それでこんなに弾きまくるというのは、すごすぎる。なにしろピアノの音数が多い! 要所要所で聞かせるメロディもあって、、また、現代音楽風のアプローチもあって、悪くはないのだけど、、なにかこう音楽に入り込むような感じではないのですね、、、何回か聞いたら感じが違うかもしれないけれど、、でも、ともかく録音は秀逸。

 

ル氏の協奏曲を聞いた後に、オペラをちょい聞きしたのだけど、フォルテでも、ソプラノの強奏でも、今はちっとも歪感がなくて、自然にす~っと音が前に出てくる。サブウファーとのつながりもとても自然になって、大太鼓の連打なんかも、実に自然に出てくる、、

 

なんというか、音が澄みわたり、磨き上げられすぎて、ちょっと肉感的なところもほしいな~とかないものねだりをするのもオディオ馬鹿一代だからですね(笑)。

 

なにしろ、今までにはなかったようなメインシステムの音の状態なのでありまして、EARのアンプとかFALのSPも含めて、あ~こういう音が出せるんだ、、というか、もともとこういう音のポテンシャルをもってたんだと、あらためて思う今日このごろ、、

 

そ~いうことでメインシステムで毎晩聞いています、、