インフラノイズ USBアキュライザー UACU-700に驚愕!  | 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2

インフラノイズ USBアキュライザー UACU-700に驚愕! 

先月、インフラノイズがUSBアキュライザー UACU-700を発売するっていう情報がリリースされて、いよいよ10月発売ということで、早速注文したのだけど(笑)、やっときました!これ! 

 

 

なにしろSPIDF対応のデジタルアキュライザー DACU-500があまりにも良くて、結局これ3個使用中(笑)という状況なのだけど、これに加えてさらにUSBケーブル対応のアキュライザーというので、あたしだけじゃなくて全国の音もだちがこころまちにしていたのではなかったのだろうか、、 で、ついに来ましたね! 

 

先ずは、新アイテムの詳細は下のとおり:

基本的な考え方はDACU-500と同じで、USBケーブル内でぐちゃぐちゃになった時間信号(?)をUACU-700で整えることで、音が改善されるということなんだと思う。

 

ということで、早速、DACのUSB入力側にUACU-700を接続、、その上で、700側にUSBケーブルを入れる。装着はすこぶる簡単これだけです。

(各写真とも真ん中がUACU-700)

 

で、PCとDAを起動させて、コネクトするかどうか、、ああ、問題なくコネクトしました。あたしのDACはMYTEK192DSD。村井先生から譲ってもらったものなんです。 これからも大事に使おう。DACはインフラノイズのクロック GPS-777で44KHZに同期させます。

 

で、アンプにも火を入れて、全体があったまったところで、耳タコファイルを上の状態で聞いてみます、、

 

先ずはアルゲリッチのラベルピアノ協奏曲。オケはBPO、指揮はアバド、、CDをリッピングしたWAVファイルなんだけど、、今まで聞いてきて印象は、まあ、ふつ~の音・演奏でしたが、、どうか、、

 

再生ソフトはHQプレイヤー、、セッティングをあわせて、スタート、、

 

うわああ! なんというかことだろうか!? これっておんなじ音源ですか!? これまでと全くちがう! 

 

音楽が解き離れたというか、、以前は、音が広がらなかったというか、SPの間の空間に楽器がどば~っと解き離れた感じ、、それだから、演奏のすごさが、はじめて伝わってきた、だってピアノの音がはっきりくっきり美しく確実に聞こえるのだから、、最終楽章の火花のようなアルゲリッチのプレイに圧倒されました。いや、この音源でこういう経験ははじめて、、

 

何なになになに~と驚愕し、その他のファイルを聞いてみて、、いや、本当に冗談ぢゃない、、おどろいた! 

 

音全体が実に自然なのだけど、彫琢が深いというか、、もう、全ての楽器の音が聞こえる、、っていうとただ解像度があがったということぢゃなくて、音全体の溶け込み方がまた美しいのであります。 

 

ああ、例えば、プラネタリウム、、昔のプラネタリウムって、そんなに星がそれらしくも見えなかったものだったけれど、最新鋭機だと、肉眼では絶対に見えない数万個まで投影して、さらには天の川なんかは無数の星があつまって、ちょっとしたザラザラ感まで表現しますでしょ、、恐怖を感じるぐらいリアル、、USBアキュライザーを介して再生した音は、そんな感じとでもいうのか、、

 

ん~だからといってアニメっぽい感じとは違う、、ほら今までうちのPCオディオは音はまあまあなんだけど、ハイレゾとかを再生しても、どうしてもアニメっぽい感じが払しょくできないってよく書いてたでしょ、、だけど、USBアキュライザーをつかうと、、その嘘くささが全くなくなるんですよ! 自然でリアル! 

 

 

だけど、単に例えばカメラのレンズの精度を上げて、今まで映らなかったものが見えてきたのだけど、あまりにも見え過ぎて芸術性はちょっということがあるかしれないれけど、あの秋葉社長のインフラノイズがそんな無機的なことをするはずもない、、、 精度はあげるんだけど、その結果、音楽がよりよく聞こえるように仕立てる、、しかし今回の音の仕立て方は、まさに芸術といってよいとあたしは思う。

 

さて、どの耳タコファイルを聞いても、あまりの音の改善に=いや改善ぢゃないな、、もともと入っていた音が、やってと出てこれたと、活き活きとうたいだすといったらいいのか==いちいち驚いてしまって、まるでアホみたい(笑)。


ジャズなんか、、例えばECMのいい録音なんかをUSBアキュライザーを介して聞いてみませんか? なんというか、ピアノの音のあまりの美しさと、ベースの深々とした低音と、、ビブラートの細かい所作を含めた全体の音にどこかへもっていかれるようなこころもちになります。

 

もう、うちのEARとFALから、こんなに美しく、、ふかく、しかも広く、、音楽が鳴ってのははじめて、、いや、CECのプレイヤーとかでかけても決して悪くないのだけど、、リアリティが全く違う、、ここでいるリアリティっていうのは、誇張されたものぢゃなくて、「自然」っていうことですね、、

 

DACU-500もすごかったけれど、、UACU-700の効果はそれどころではないと思います。しかも、接続直後から、こんな状況だから、さらに驚きます! 

 

ともかく、クラッシックオタクの方は使ってみて損はないのぢゃないか、、特にタンノイとか真空管で美しい音で鳴らしたいっていうことで日々音質改善に取り組まれている方は、是非使ってみていただきたいと思う、、これでウィーンフィルとか再生したら、、聞いててもう陶然としてしまうのではないでしょうか。それが、今までふつ~に聞いていた音源だとしてもね、、

 

もういちど言うけれど、上の感想は導入直後のもの、、これから鳴らしこんだら、もっと良くなるだろう、、どれだけ良く鳴るのか、、ものすごくうれしいけれど、怖いぐらいです(笑)。

 

さて、これからお気に入りのファイルをUACU-700を付けた状態で聞いていって、その感想を書いていきましょう、、

 

しかし、ここ数年インフラノイズ社は、すばらしいアイテムを次々とリリースしてきたけれど、、UACUー700はそれらを上回るほどの力があると確信、、、

 

ひとつだけ難点があるとすれば、このアイテム全長が20センチほどあるので、スぺ―ス確保にちょっと工夫が必要ということだけかな、、うちのDAC比較的小型であることとラック幅に余裕があったのでおさまったけれど、、そうでないとちょっとあれこれ対策が必要かもしれない。でも、この音が得られるのであれば、なんとでもなりますって(笑)。