エスビョン スヴェンソン トリオ Winter in Venice | 西野和馬のオーディオ西方浄土パート2

エスビョン スヴェンソン トリオ Winter in Venice

友だちが作ってくれてたジャズピアノのCDRに、エスビョン スヴェンソン トリオが入っていたので、思わずうれしくなってしまったのね。しかも、あたしが大好きな、彼の多分ずっと初期の作品 Winter in Venice から何曲かが選ばれていて、大変うれしかったのです。



エスビョン スヴェンソン トリオは、この何年間は、ESTと呼ばれて、もうジャズのアコーステックトリオなんだけど、もうギンギンにハードロックばりにアグレッシブな演奏をしていたのね。それは、ずいぶん前にも紹介したことがあるけどLive in Humbergとか聞くとと分かると思うけど、


でも、初期の盤は、実にしっとりして繊細で、攻撃性のかけらもない、実に叙情的な仕上がりなのですね、、、


いつごろから、彼が趣向を変えて、ハード路線になったのか分からないのだけど、後期の演奏を聴いただけでは、まさかこの盤と同じピアニストだとは、にわかに分からないですよ、、


もちろん、近年のESTのハードな演奏の中にも繊細な部分ていうのが、見え隠れすることはあったのだけど、この盤で見せる内向的なスベンセンが、あたしは気に入っていたな、、、


しかし、このピアニスト、とっても残念だけども、昨年、水の事故で亡くなったとのこと、、、水の事故ですぐ思い出すのは、指揮者のケルテス、、この人もそうだった、どちらも40代の若さで亡くなってしまったのでした、、、



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