最近クラシックを聴くことが増えました。
アイドルやポップスも好きですが、クラシックも好きです。
今日はアルトゥール・ルービンシュタイン/ピアノ、ダニエルバレンボイム/指揮
ロンドンフィルハーモニー管弦楽団による、
ベートーヴェンピアノ協奏曲5番皇帝を聴きました。
ルービンシュタインは好きなピアニストの一人で、バレンボイムも好きです。
明るくて艶やかな潤いのあるピアノで
特に2楽章での美しい間とゆったりとしたメロディーが印象的です。
バレンボイム指揮のオケもイギリスのオケにしては、
厚みのある印象で1楽章では軽快な軽やかなテンポ感ですが、
3楽章になると堂々としたスケールの大きさとベートーヴェンらしい重厚感です。
若々しくてイキイキとしたオケでヴァイオリンの渋みのある音色感が味わい深いです。
この録音を聴かれた方で僕とは異なる印象を持たれる方も沢山おられると思いますが、
クラシックの奥の深いのは、聴く人鳴らす装置によって印象が変わってくるところです。
それだけクラシック音楽が豊かな表現力を内包しているからだと思います。
クラシックを聴いてその音楽の中に入りこめることもありますが、
退屈して気が散ることもあります。
しかし、クラシックは好きになると幸せです。
要介護3で認知症の母の介護をしていると、
介護の合間に休憩に聴きたいのは、クラシックです。
介護でしんどいときの休憩にジャズやポップスはちょっとしんどいです。
時々こうして、聴いてよかったクラシックの録音を紹介しようと思います。