スピーカーから離れ過ぎなリスニングポジションを、
前にもってきて、この状態でイコライザーで部屋との整合性を探ることにしたが、
部屋の後方壁際までリスニングポジションをもってきたときの、
低音の豊かさが頭から離れなかった。
リスニングポジションを前にもってきた現在の状態でも、
低音は痩せていないが、それでも、以前と比較すると低音は減ったと感じた。
あと、音の感触に違和感がある。
音の感触がどうも粗い感じがある。
ジョンウィリアムス・ボストンポップスオーケストラ・スウィングでは、
管楽器の音のきめ細やかさが粗い感じがある。
個人的には管楽器のハイノートは繊細かつピリッとしていて欲しいが、
砂利のように粗い。
そして、密度感が低く、どこか全体的に細身な印象の音の太さなのだ。
そこで、また部屋の後方壁際までリスニングポジションを移動させた。
やはり、このほうが低音が圧倒的に豊かだ。
音の感触がとても自然で、管楽器のきめ細やかさも繊細かつ
シャープで満足のいくものだ。
この状態のほうが60Hz辺りが豊かで、
音に豊潤さがある。
音が全体的に豊かな感じで、音に太さがある。
しかし、問題となっている、スピーカーからリスニングポジションが離れているので、
音が遠い感じがどうしてもある。
これには、イコライザーで中音をブーストすることで対処することが出来た。
中音というのはその音の性格として、音が前に出るような効果があるものだ。
僕好みな帯域バランスはピラミッド型バランスの音であるが、
中音の充実も大切だ。
そもそも、良質な低音を出そうと思えば、
低音に負けないぐらいの中音が必要なのである。
中音は基音の真ん中の帯域なので、音楽を豊かに再現するのに非常に重要なものなのである。
中音というのは全ての楽器の帯域が集中している帯域なので、大切なものなのだ。
ともかく、リスニングポジションを後方壁際までまた移動させて、
落ち着いたかに思われた僕のオーディオであるが、
そうではなかった。
次回に続く。

