技術の進歩 | オーディオコアのコアなブログ

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オーディオショップ・オーディオコアのお話や私の趣味、日常のブログです。

※あす(8月2日)は納品のため午前中留守となります、ご了承下さい。



アナログ再生諸先輩方は当然経験多数な話ですが、クラッシックのレコードは録音の良いもの悪いもの様々ある中で結局自分が演奏と音質のどこを気にいるか次第だと思うんですが、自分はオーディオ的に音質を重視するとなれば1975年くらいからの録音かなと思っていた中、カートリッジをAKIKOにしてから聴こえてくるレベルが今までよりも高まった事により古い盤の中にも優れた録音の盤を見つける事ができるようになってきました。


最近感心したのがコレ。


1967年録音です、低域は当時のマイクの特性のようなものがあるようにも聴こえますがダイナミックレンジと音の鮮度がすごい。


ダイヤモンドカンチレバーの減衰のないエネルギー感で再生すると57年前とは思えない素晴らしい録音、というより素晴らしい演奏を現代に聴かせてくれているよう。


この盤は言われなくても知ってるよ、と意見もあるかもしれませんが現代最高水準の技術で作られたカートリッジで聴くまた新しい世界の見え方があります。


ウチも専門店として長くやってますが、ようやく納得する音になってきたのはやはり各分野の技術の進歩の賜物です。


思い切って飛び降りないと得られない世界ではありますが、楽器も同じで大量生産品と銘木と高い技術で作られたものとでは同じモノでも内容と価値が異なるモノですので得られる感動が違います。


レコード再生の方法はそれこそ千差万別でアナログブームにも色々あって昔やっていたことを今やり直す楽しさもあると思いますが、現代オーディオの水準で聴く感動はまた別格です。

当店でもそうですが、ぜひ日本各地のオーディオショップやオーディオショウ等で聴いてみていただきたいと思います。