※明日(3月21日)は祝日につきお休みとなります、ご了承下さい。
先日、話題の新製品を聴く機会をいただきました。
TADの新型スピーカー
「TAD-E2 ¥1,628,000/ペア」
新型SACDプレーヤー
「TAD-D1000TX ¥2,310,000」
両機種共ステレオサウンドグランプリ、オーディオ銘機賞銀賞を受賞したモデルで専門誌でも大きく取り上げてられていますね。
TAD-E2は当店で既に展示導入しているTAD-ME1のスポーツカーのような切れ味のハイスピード、ハイレスポンスという傾向とはまた違った傾向のスピーカーでした。
TADというと同軸ユニットがお家芸ですがE2はあえて採用せずツイーターと帯域をずらして使用した2発のウーファーの2.5ウェイで、ツイーターのウェーブガイドから広がる広帯域な高域とMACC振動板と呼ばれる異種素材を張り合わせた複合振動板のウーファーユニットに加えてセンターキャップ外周にアルミ合金ブレースを追加して歪みを減少させるなど相違点が多く、音質は全体的なバランスをうまくまとめた傾向で何を聴いてもウェルネス、音質で木目のデザインはリビングに置いても調和すると思います。
TAD-D1000の前モデルまではバージョンアップサービスで部分的なアップグレードができていましたが今回のTXは各所大幅に変更されてバージョンアップでは対応できない程大きなモデルチェンジとなったそうです。
今回の試聴以前に実は先月実売があってお客様宅に納めた際から数回聴いているのですが、澄みやかで透明感があり自然に広がる音質で誇張感のない、現代の特一級レベルのプレーヤーだと思います。
エレクトロニクス、スピーカーともにメイドインジャパンという、最近では唯一と言ってもいい希少なブランドとなったTADですが、とても共感できる点が多く、将来的には当店でメインブランドとしたいメーカーです。
ただ全てが、ハイエンド製品なのですぐには難しいんですが。。。