バイクのレースmotoGP、あるいはかつてのWGPを好きだった方ならご存知かと思いますが、青木三兄弟、群馬県出身の3兄弟、全員がワールドグランプリライダーというとんでもない兄弟です。
長兄は現在スズキのテストライダー、今年の8耐も出場する現役選手です。
三男はGP125で2度の優勝を誇るワールドチャンピオン、現在はオートレースでご活躍をされています。
次男の拓磨さんは90年代後半、WGPでホンダのワークスライダーとして活躍されて、2スト4気筒マシンが優勢の中、2スト2気筒V型という劣勢マシンの開発をしながらの参戦でしたが表彰台に登り、ランキング5位を獲得した方です。
翌シーズン開始前のマシンテストで事故があり、脊椎損傷で下半身麻痺という惨事があり、将来の活躍を期待されていた中で引退をされてしまいましたが、その後は強い精神力とチャレンジ精神で現在4輪ドライバーとして活躍されています。
今回のニュース、事故後初めてのライディングは兄弟、関係者の夢、熱意があっての実現ですが、2輪レース好きにはたまらなく素晴らしいニュースです。
人間諦めたらおしまい、諦めなければ夢は叶うんだなぁ。。。