皆さん、ご存知でしょうか?
2023年3月9日の 最高裁判決 によって、マイナンバーの利用範囲が
・ 社会保障
・ 税
・ 災害対策など
の三分野に限ってのみ 合憲との判決が出ています。
しかし、
その判決をあざ笑うかのように、
3か月後の同年6月2日、最高裁判決の意に反して、
マイナンバーの更なる利用範囲の拡大や、マイナンバーカードと健康保険証との一体化などを内容とする マイナンバー法等改正法 が成立したのです。
これは、驚くべきことです。
日本は、本当に法治国家なのでしょうか?
もしかしたら、既に 独裁国家 になっているのかも知れません。
更に一週間後の、同年6月9日の閣議決定によれば、
・ コンビニなどで 酒・たばこの無人レジでの年齢確認の手段
・ 運転免許証の情報を搭載し マイナンバーカードへの一本化
までもが 決定されていています。
それ以外にも、
・ 預貯金のひも付け とそれによる医療費負担の増減
・ マイナンバーカードの情報に基づくデータの資源・商品化
に邁進する可能性もあります。
このように、マイナンバーカード一本化をすすめる政府の狙いは、
各種証明書(運転免許証や健康保険証、介護保険証など)と一体化させ、万能な身分証明書に成長させ、
政府が国民を 監視・統制する社会を作り上げる点にありそうです。
これでは、2023年3月9日の最高裁判決は、
一体全体、何のための判決だったのでしょうか ?
そして、その判決は、何処に行くのでしょうか ❓