第三報:小林製薬の紅麹事件の発生原因は、本当に「プベルル酸」の混入? | Mr. Audi の独り言

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毎日、能天気な日々を送っています。

 

紅麹が生み出す抗コレステロール成分の「モナコリンK」こそが 今回の原因である可能性があると疑っている訳です。

この「モナコリンK」は、の副作用もまた、プベルル酸と同様に「腎不全」を発症します。

この副作用もあり、米国では「モナコリンK」を含有する健康食品の販売を禁止しています。

 

詳しくは、前報を 参照ください。

 

小林製薬の紅麹事件のニュースで違和感を感じるのは、「モナコリンK」は「紅麹」と言えばの主成分で、コレステロールを下げる機能は、この「モナコリンK」があるからなのです。

その主役成分が、全く無視されていることが不思議でなりません。

これは、小林製薬の術中にはまった? からとも言えます。

 

最初、小林製薬は、

  紅麹が生み出すカビ毒のシトリニンは検出されなかった

  未知の成分(後に、ペブルル酸と発表)が含まれていたようだ

と発表しました。

 

これによって、

  犯人は、身内ではなく、外部から侵入したのだ!

と、みんな思ってしまったのです。

良くも、悪くも、捜査の方向性が小林製薬の思った通り「未知の成分」にフォーカスされていったのです。

 

ここでいう「モナコリンK」は、医薬品のロバスタチンと同じ。

つまり、モナコリンK=ロバスタチン なのです。

 

厚生労働省「統合医療」(eJIM)のホームページでは

   https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c05/19.html

 FDAは、モナコリンKと呼ばれる物質を微量以上含む紅麹米(Red 

 Yeast Rice)は未承認新薬であり、ダイエタリー サプリメントとし

 て合法的に販売することはできないと判断しています。

 モナコリンKは、コレステロール低下薬であるロバスタチンと化学

 的に同一であり、一部の紅麹米(Red Yeast Rice)にはこの物質が

 相当量含まれています。

 モナコリンKを含む紅麹米(Red Yeast Rice)は、血中コレステロ

 ール値を下げるかもしれませんが、ロバスタチン と同様の副作用

 や薬物相互作用を引き起こす可能性もあります。   (原文まま)

つまり、アメリカでは、

  「モナコリンK」は医薬品 ロバスタチン と同一なので、

  これを含む健康食品の販売を禁止している

とあります。

 

で、このモナコリンK(ロバスタチン)の重篤な副作用に

  横紋筋融解症 (おうもんきん ゆうかいしょう)

というヤバそうな病名があります。

 

筋肉が解ける副作用です。

 

それによって、

筋肉痛、筋力低下、脱力が起きますが、

筋肉の成分(ミオグロビンなどのタンパク質)が血液に溶け出すため、腎機能障害を起こす場合があります。

   https://medicalnote.jp/diseases/横紋筋融解症

これは、普通にネットを調べれば分かることです。

 

つまり、

   紅麹 モナコリンK ロバスタチン → 横紋筋融解症

      → 腎機能障害

という流れです。

 

普通、ロバスタチンは医薬品なので、検査をしながら医師が処方しますが、紅麹のモナコリンKは、ドラッグストアでも、ネットでもすぐに買えます。

つまり、長い人は1年以上、血液や尿検査もしないまま、医薬品を飲み続けていたことになるのです。

普通、医師からもらえる処方薬は、せいぜい 1カ月分くらいです。

1年も医師の知らないところで処方薬を飲み続けてしまったら、

そりゃあ 、、、 。

 

今、糖尿病薬(GLP-1受容体作動薬)を抗肥満薬に使っている人が増えていますが、これを医師の問診や検査を介さず、サプリで購入できていたような話です。

 

厚労省も、万が一 「モナコリンK」が真犯人だった場合、

  承認医薬品の ロバスタチン も、腎障害を起こしていたのでは?

という薬害問題に発展する可能性が出て来る訳です。

だから、触れない、触れられない のかも知れません。

そんな訳で、厚労省も「触らぬ神に、祟りなし」 を決め込んでいる可能性もあります。

 

 

さて さて、真相は何処に?