行政書士事務所の日誌
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16年を振り返ってみて・・・

 そう言えば、今年の4月で開業16周年を迎えていました。

なんかあっという間でしたね・・・

 

 私が開業したのは2009年4月でしたが、同期は100名近くいました。

ですが、その半数近くは既に廃業しています。厳しい世界なんです・・・

 

 振り返ってみて、自分がこれだけ長くこの仕事を続けて来れたのは、単に運が良かったからだと思います。

 

開業時はウェブ集客がそれほど流行っていなかったので、営業が楽だったこと

消費者問題の仕事をしていたらマスコミに取材されたこと

今は花形と言われる国際業務を黎明期に始められたこと

研究会を運営していたら思いもかけず書籍を出版出来たこと

良い仲間と巡り会えたこと

 

 全部、私の実力とは関係ありません。単なる運です。

 

 そう言えば、先日、新人向けの説明会に出席した際、「今、新人時代に戻ったとしたら、どのように

営業しますか?」と質問されましたが、私は即座に「今だったら開業していませんよ」と答えました。

それくらい今は難しい時代になっているなと感じます。

 

 よく雑誌で「オススメの資格」をテーマにした記事が掲載されることがありますが、間違いなく言えるのは

取得が楽な資格ほど、開業後に苦労します。そりゃそうですよね。資格の難易度が低ければ、自然と開業者が

多くなるのは自明の理です。要は駄目な人は、開業後にふるい落とされるわけです。試験でふるい落としてく

れた方が、余程親切なんじゃないかと私なんかは思うのですが。

 

 それでも、この仕事をここまで続けてきたのは「仕事が楽しいから」という一言に尽きます。楽しいから

続けたいと思うし、続けたいから頑張れる・・・それが16年も続いてきたんだと思います。色んな他士業

の仕事も知っていますけど、やりたい仕事となると・・・ないかなぁ(笑)

 

 そんな感じで仕事を楽しめるうちは、まだまだ続けられると思っています。

もうちょっと出張が多くなれば、もっと楽しめると思うのですが。

6年ぶりの更新・・・

 ものすごく久しぶりの更新です。

 

 前回の更新が2018年ですから、6年間、このブログを放置していました。そして、いつの間にか開業して15年が経過して、私もベテランと呼ばれるようになりました。自分の年齢も実感するようになり、いつまでも若いという訳にはいかないなぁと思う今日この頃です。

 

 ブログを休止(というか、単なるサボり・・・)していた期間、色んな事がありましたが、個人的に一番大きな変化は、事務所を上野へ移転したことでしょうか。移転前は、そんなに大きく仕事に影響することはないだろうと思っていましたが、実際には客層が大きく変わり、業務内容にも変化が起こっています。具体的には建設業関係(建設業許可、特定技能)の仕事が大きく増え、国際結婚などは減りました。あとはオンライン申請がメインとなり、入管に行くことも少なくなりました。

 

 そんなところですかね。

これからも気が向いたら更新しようと思います。

私が開業したときの話(続き)

 前回の更新から既に3か月経過しました。

その間に平成30年度の行政書士試験があったようですが、あまり興味もないので、前回の続きを書きます。

 

 ペット法務とネットオークションに特化した内容証明をメインとしてスタートした私の開業ですが、結論から言えば1勝1敗です。内容証明はそれなりの成果を収めましたが、ペット法務は失敗に終わりました。

 

 当初はネットオークションに特化していた内容証明業務でしたが、そのうち、このブログを通じて情報商材の解約について相談が来るようになり、派生業務として「情報商材解約の内容証明業務」のサイトを立ち上げました。このサイトが爆発的な業務依頼につながり、売り上げはもちろんのこと、生まれて初めてマスコミからの取材を受けたり、テレビ番組の制作協力をしたりと、サラリーマン生活では味わえなかった経験ができて、「ああ、開業してよかった」と思いました(笑)。既にこのサイトは閉鎖しているのですが、未だにブログの過去記事を通じて相談が絶えません。それだけインパクトのあった業務なのだと思いますが、この経験を通じて業務を絞ること、専門性の出し方を学びました。

 

 一方、ペット法務はチラシ配りはネット営業など、様々な営業に取り組みましたが、上手くいきませんでした。ペット法務は許可制ではなく届出制ですので、業務とするには難易度のハードルが低すぎたのが原因なのではないかと思います。結局、届出数件と契約書10件ほどの依頼につながったものの、労力の割には売り上げにつながらないと考え、早々に手を引きました。

 

 そうやって開業後半年くらいは内容証明ばかり作っていました。ただ、日々の業務をこなす中で、「この状態がずっと続くはずはない」と考え、いろんな研修会に出て、次の業務を模索していました(東京都行政書士会では、単位会、支部、任意団体が主催する研修会が本当にたくさんあります)。外国人のビザ申請業務に出会ったのは、この時期です。研修を通じて、何となくですが、「自分にはこの業務が向いているのではないか」と感じ、開業した年の年末から営業を開始しました。現在では、ビザ申請業務をメインとしていますが、今後も変わるかもしれませんし、未だに自分なりの変化を模索しているところです。

 

 こんな感じで、私もご多分に漏れず、開業後は色々あったのですが、「一つの分野を極めることができれば、それが大きな自信になる」ことは間違いないです。どんなに狭くて小さい分野でも良いので、「その分野では自分が一番だ」という結果が次のステップにつながると思います。

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