子供の頃にはたくさんの夢があった。
小学校では野球の全国大会に出場したり、成績も常にトップで、他生徒に負けた記憶も殆どない。
クラスの人気者で、人を笑わせることが大好きだった。

たが、6年生の秋頃野球を引退した後だった。
よくつるむ友達は数人いたのだが、その中の一人を詳細は忘れたが泣かせてしまった。意地の悪いことをしてしまったのだろう。
その時は仲直りできたのだが、今度は別の友達を同じ目に合わせてしまった。

それからだった。
友達グループからイジメを受けるようになった。イジメはもちろん許せないが、同等に俺がしたことも他人を傷つけてしまったことに変わりはなかった。
シカトがはじまり、囲まれて肉体的攻撃を受けたり、苦痛は卒業まで続いた。

卒業まで数ヶ月だったのもあり、何とか耐え抜いた。中学は地元の公立ではなく、受験の末、エスカレーターの進学校に合格したのも耐えられた要因だったようにも思う。

ただ俺の人格は少し変化見せていた。他人に嫌われるのが恐くなり、八方美人に、事なかれ主義に、顔色を常に伺い、ウソをつくようになっていた。