本日は新築時にあまり検討されない省エネ向上器具であるサーキュレーターの話です。
だって、省エネな家にして太陽光を沢山売電したいんだもんヽ(`Д´)ノ

通常サーキュレーターと聞くと扇風機のような床に置くものが一般的だと思いますが、局所的に空気を回すので強運転となってしまい音がうるさいですよね。

各部屋に扇風機やサーキュレーターを置くと見た目が悪いですし、置き場所を取るので、せっかく新築するなら壁や天井にサーキュレーターを埋め込みたいですね。

さらぽかにもサーキュレーターが付きますがあれは天井や吹き抜けに設置するシーリングファンと同様に家全体の温度ムラを解消できるものではないです。

そこで、安くて見た目も良く効率的に家中の空気を攪拌するためには市販の換気扇を天井の熱だまりやコールドドラフトの通り道を狙って複数設置しようと思っています。

設計さんに聞くとファンなどは照明等の設置と同じなので稟議では無いようです。天井付は二階床の構造用合板が防火材ですが、壁付は防火地域等で制限があるとは思います。

さて、居室の壁の高い位置にエアコンを付けると天井と床で温度ムラができる事と風が人の顔の近くを通り快適では無いためそれを防ぐためにも私はそこにはエアコンはつけません。


( ̄ー ̄)エアコンは部屋の壁の高い位置に付けるから足下まで暖かくならんだろう

(*´Д`)=зエアコンと換気扇はセットです。偉い人にはそれが分からんのですよ


換気扇ですが設計士さんに聞いたところ室内ドアの上のまぐさと上枠の間に設置できるものであれば大丈夫との事でしたのでこれは付けてOKとのことです。

上の画像は三菱のエアパスファンというものです。パナだとツールームファンという名称です。これは居室から居室へ空気を送るためのものです。

騒音dbの低い小型の換気扇の方は70m3/hで2.6Wの消費電力なので1か月点けっぱなしでも50円程度です。これを各小部屋のドアの上部に付けようと思います

我が家では二階の階段上部に二階冷暖房用の6畳用エアコンを取り付けるため廊下の冷暖房された空気を各部屋に送るために各部屋のドア上に1個ファンが必要になります。このエアコンは夏冬兼用ですが夏はこれ1台で一階も含めて全館を冷房除湿します。


さて一階です。一階はリビングの床付近に冬用の6畳用エアコンをつけてOKとのこと。また、玄関土間の結露防止、浴室乾燥のために天井付けの給気換気扇ですがこれもOKとのことですが、ユニットバスの天井はダメとの事でしたので浴室の天井にします。


階段下や玄関から発生する冷気に対するエアカーテンとして給気用ファンをつけます。



2016/07/23日加筆
最終的に本社からの指示で省令準耐火に対応するため、エアパスに防火ダンパーを挟み、給気用ファンはダクトレスではなく、天井下がりとなりガラリにアルミダクトと防火ダンバーまで接続する事になりました。ちょっと過剰とも言える対応ですが一条は防火に熱心です。


ダクトを使うと天井の梁に当たるので今回はダクトレスで一階天井面にはダクトなしで換気扇を付け、一階の天井懐を通気スペースとして利用しようと考えています。


6畳用エアコン2個だけで家中の冷暖房ができるのかと不思議に思う方もいるでしょう。でも顕熱だけの単純計算ですが、このQ値で100m2の家なら余裕である事がわかります。

Q値1.0×100m2×(上昇させる温度20度)=2000W(2kW)

6畳用のエアコンは通常2.2kW~2.5kWの能力なので実は1台で足りるのです。でも1台に負担を掛けるより2台で運転した方が燃費が良ですし、エアコン1台だけだとエアコンのない階への送風用のダクト等が必要になってコストが上がるため各階1台設置が良いのです。

RAへ向かう排気が居室に戻るという事に対しては私は家全体の換気量が足りていれば良いと考えますが、出来るだけ排気ルートと室内換気ルートが分れるようにします。

床暖をガンガン入れている家ではコールドドラフトを意識する人は少ないでしょうが乾燥するため加湿し過ぎると断熱の弱い部分で結露の可能性が高まります。

なので、エアコンや換気扇でコールドドラフトを殺して、もう少し設定温度を下げれば相対湿度も上がり、カビの原因となる表面結露の発生も減る訳です。

仕入値と取付費がわからないですがエアパスファン4個と給気用換気扇3個で10万円程度で収まんないかなー

一条の営業さんや設計士さんに居室間の換気扇を付けたいと相談しても (・_・?)になるので、やりたい方は自己責任でお願いしますね。床暖ガンガン炊くから誰もやらないか。。

詳細は設計が確定してから載せますかね。さて明日はいよいよ工場見学(`・ω・´)シャキーン