電子書籍が気になる
ブログネタ:何曜日が休みだと嬉しい?
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いつだっていいけど、月曜は嬉しくない!
図書館も美術館も大概休みじゃけぇ・・・(なぜ広島弁)
来年のカレンダー作ってて気づいたんですけど、
こんどの春分の日は3月20日なんですね。
閏年は4年に1度だけど・・・春分の日が20日だったり21日だったりするのは
なんかよくわからない(いや、わかるけども)
ところで今、「半七捕物帳」という話を読んでいます。
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江戸後期を舞台にした、ちょっと怪談風味の岡っ引きモノです。
現時点で4話ほど読んだのですが、幽霊が出たと思ったら実は
正体は人間だったり、ほんとに死霊の気配だったり、ちょっと不思議なかんじ。
18歳で御用聞きの手下になった主人公半七が45歳まで
数々の奇怪な事件を解決していく短編集です。
ちょっとおもしろいのが、ただ単に順々に生涯を語るのではなくて、
ちょうど似た天気の日の数十年前のことを語りだすといった感じで
時間軸はばらばら。
第一回目では42歳のころの話、次の話では19歳のころの話、次は36歳のころ。
江戸時代の年表って細かいので「安政5年の暮れに・・・」と言われても
すぐさま何歳のころかわからん(笑)
1話目は「わたし」の父の友人が半七のことを知っていて、そこから彼の話を聞くので、
ほかの人から見た半七親分の人となりがわかる。
客観的に見た風貌や「誰にでも優しい男で」とか、自分の口では言わないものね!
2話目からは物語の前後は「わたし」が半七老人から直接、若かりし日の活躍を
こういう経緯で聞き始めたという形になっていて、「わたし」は半七とは一世代違う
若さだから半七は丁寧に当時の岡っ引きの縦社会システムや一般人の暮らしぶりを
説明してくれるので、現代人の私が読んでもわかりやすい!
文章もかなり現代人に読みやすいです。
編集した人ありがとう!
森鴎外の本を読むのに挫けたことがあるので、大正時代あたりに書かれた本は読めないと思ってた・・・!
本日のタイトルに「電子書籍が気になる」と書きましたが、
実はこれ、本で読んでいないからなのです。
パールピンクのかんわゆい電子辞書です。
この中に、日本文学が700作品読めるコンテンツが!
文字のサイズを変えたり、本みたいに持って縦書きで読んだり、
しおりをつけたりメモしたりできるのですけど、
私的難点は「スクロールバーもページ数も無いので、全体がどれくらい
長いかわからず、どのへんまで読み進んでいるかわからない」という点、
「読み直したい部分を探すのがちょっと大変」・・・しおり4回しか使えないし。
でもこれは他の電子書籍によっては、いいかんじになってるものもあると思うんですよね。
絵本や漫画には若干うるさい私ですが、小説を読む分にはまったく電子書籍に文句はありません。
(絵に関しては、絵のサイズや、紙やタッチの風合いにこだわりがあるので)
むしろ小さい文字がぎっしり詰まったものより読みやすいと思うくらいです。
読みやすい幅に調節できるし。
ただ・・・挿絵が!挿絵が!
だって私、活字苦手なんだもん。
アマゾンで書籍を調べると、半七の表紙絵がべらぼうに美しいので、中が見たいのですけど
立ち寄った本屋には無く・・・注文・・・するか・・・?
ある意味、内容は手元にあるのに・・・?
ちょっと考えてまたアマゾンを徘徊していたらDSでも読めるですと!!!!????
なにこれ欲しい!私のかんわゆい電子辞書より読みやすそう!
DSなら持ってるし(3Dでもなく、カメラもない・・・昔のですがね!)
赤いのがDS Liteでピンクのが電子辞書です。
しかし挿絵が無いならおなじこと・・・
ていうか青空文庫だからパソコンでも読める・・・(でも持ち歩きたい)
ともあれ、何十冊何百冊という小説を持ち歩けるのはいいですね!
でも本屋がつぶれるのは困ります・・・。