ネパールの図書館 | AYA'S BLOG

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日々のこと。


みなさん、こんにちは

今回はアクシスの会長の活動記事をご紹介しようと思います。

先週の山陽新聞の記事に掲載されたそうです。

記事がこちら。

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ネパールの図書館、デジタル記事
http://www.sanyonews.jp/article/315693/1/




普段本社にいない会長ですが、

最初の1館目を作る募金集めのときは、

本社に顔を出してみんなに熱い思いを語って募金をお願いしますと話して帰りました。

たぶん、本社のみんなは全員協力しているはず。

今回の2館目は本社のみんなも新聞を見るまで知らなかったのですが

もともと顔の広い方だし、1館目の実物写真があるので、

今回は初回よりもすんなり協力者が集まったのかもしれませんね。

それにしても、100万円で図書館がひとつ出来てしまうなんて、

日本とネパールの物価の違いに驚きますね。

本当はぽんっと簡単にお金で何かを魔法のようにしてあげることではなく、

現地の人間がいちから自分たちで高い目標を実現できる道を作っていけるように

目の前の困難をひとつひとつ解決できる方法を自分たちで考え動いていけるようにと

知恵や技術などを育てたり見守る支援が一番長く安定した幸せを作れるんだろうとは思います。

ただ、それはちょっとかかわるくらいではできないとも思う。

待って信じる辛抱強さや時間、体力、気力が必要な地道な支援は簡単なことではないと思います。

そこまではできないけれど、何かは力になりたい、という思いが今回の活動の力のひとつになっているんだろうなと思いました。

募金を託す場合、現地の人間にお金を渡すだけで後行程や経過をあまり確認しないままにすると

気を付けないと信じていた人がお金を持ってトンずらしてしまうこともありますが、

この会長は英語が堪能だし、現地にもよく飛んでいるので

進行状況の確認や現地の人間との微妙な意思疎通もできるため

皆さんから集めた募金は、ちゃんと本来の目的に使われているようです。

もし、またどこかで3館目の募集のお知らせを目にしたりする機会がありましたら

気が向くようでしたら耳と心を傾けていただけるとありがたいです。

よろしくお願いいたします。



昨日は朝から広島に行きました。

知り合いのつてで私の作った商品を仕入れてくれたお店の方からクレーム連絡があり

朝いちの電車で広島へ。

しかし、行ってみるとお客さんの勘違いだったことがわかってひと安心。よかった~

このお仕事の関係で今まで3回ほど広島に行きました。

薄利の商品なので毎回新幹線使うとわずかな利益がなくなっちゃうなということで

時間は1時間くらい余分にかかりますが、毎回普通列車でのんびり行きます。

しかし今回は眠らずそのまま始発に揺られて向かったので眠たくて

帰りは寝過ごしてUターンすることに…うっかりうっかり

今回は疲れて帰りの車内でも戻ってからも寝てしまいましたが

普段は片道3時間半のまとまった時間があるので

本を持って行ったり外の景色を眺めたり、ちょっと楽しめます。

これまで私は広島市内に行ったことがなかったのですが

このおかげで広島にも何度か行く機会ができました。

やはり、岡山よりも広島の街、大きいですね

このあたりが一面焼け野原やがれきの山になって人がたくさん亡くなったのかと思うと微妙な気持ち。

途中に通った市内でふと見かけたすこし古い感じの銀行らしき建物があったんですが

戦争の原爆の遺物だったようです。

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基礎の部分の石が明らかに古くて目に留まりました。

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ここの周りや下の足元にもたくさんの人が亡くなって倒れていたりしたのかなと思うと

一歩一歩と進む足取りが人を踏んでいるような気がして

思わず丁寧になってしまいます。

私の母方の祖父は数学の先生をしていたので公務員だったためなのか

アメリカ生まれで当時珍しい英語が堪能だったためか

戦場にはいかず日本にいました。

終戦間際は兵隊の部隊に召集されたようですが日本国内で働いていたそうで

原爆の落ちる前に上から指示があり、

特殊作戦の情報があったらしいから調査に行くように言われて

グループでちょうど広島に向かっていたそうです。

広島入りする手前で調査中止、今すぐ引き返せと連絡が入って引き返したけど

あのまま一日でも早くついていたら原爆にあって生きていなかったと思うと祖父が生前話していました。

少し前にNHKの戦争ドキュメンタリー番組で

政府には規模まではわからないが、それらしい攻撃が真近だという極秘情報が入っていたという

記録が残っているという番組を見たので

おじいさんが話していた広島調査は、この機密情報を仕入れた政府指示の末端作業だったのかなと

思いながら見たのを思い出します。


逆に数日前から前日にかけて広島に入り亡くなった方もたくさんいらっしゃるし、運命は紙一重ですね。

戦争で亡くなった方の記事や情報を見聞きするたびに

自分は人生を選べるから、ちゃんと生きようと改めて考える機会をいただきます。

戦争、いやですね。

でも今の日本や世界を見ていると、

数年か十数年先に本当に戦争が再発しそうで怖いです。

政治家の人たちや財界人、本人も、その人たちの子供も、

戦争になっても危ないところにはいかずに済むから

痛くもかゆくもないですもんね。

私はまだ子供がいないけれど

子供がほしいし、自分の子供の将来や、自分の旦那さんが戦場に連れていかれて

人を殺したり苦しめることをせずにいられない状況に置かれたらと思うと

胸が苦しくなってため息がでます。

心が優しい人なら、板挟みできっとすごく苦しむことになると思う。

そうならないように今をちゃんとしないと。

毎回、世界的に不景気になると他国の何かがほしくなるのか

大きな戦争が発生している気がするので

国にかかわらず、お互いにいい仕事と利益がうまれるよう

欲張らず地道にいい仕事をしていくことは

遠回りであっても少しは世界平和に貢献できることになるのかなと考えたりします。

専門知識も何もないから想像でしかないんですけど。

とりあえず、仕事がんばろう。

では、今日はこの辺で