遺骨ペンダントというものがあるらしい。

 

生まれて一度もペンダントとかネックレスとかそういう類の装飾品は

50年以上、一切しないで過ごしてきました。

 

しかし、今は遺骨ペンダントがめっちゃ欲しい。

 

これだといつも持ち歩けるので、チョコを抱っこしているみたいに感じられるかも知れない。

 

逆に寂しさが増したりするかもしれませんが、インターネットで調べてます。

 

スティーブンキングの映画に「ペットセメタリ―」というのがある。

 

亡くなったペットを蘇らせる森があって、そこに埋葬すると死んだはずのペットが生き返って戻ってくる話。

 

でもそのペットは姿こそは同じでも、

 

飼い主に災いをもたらす別物になっているので、とんでもないことになってしまう話。

 

映画を観たときは、死んだものを蘇らせるために手段を選ばないから、大変なことになるんだよ、そこは我慢しないと!と思ったりもしてたけど、その気持ち半分以上解る。

3秒でいいから、もう一度チョコに触りたい。



 

チョコの棺にいれたドライアイスのせいで、チョコの身体がかちかちになってしまい、

最期の感触がその記憶なのが悲しい、

チョコが亡くなってからも車で移動するとき、助手席にいる気がする。

 

運転しながら左手を伸ばせば感じられるチョコの身体の感触を、手のひらが欲しがってる。




匂いだって記憶に今はまだある、でも時間が経てばチョコの匂いがだんだん薄らいでいくのだろうか、そんなの嫌だな。

鼻の粘膜ギリギリまで頑張ってみろ。