朝一でチョコを病院に連れて行った。

 

昨日ごはんをほとんど食べていないのに、体重が減っていなかったのは、

 

おしっこが出にくくなっているからで、そういえばおしっこの出る量が、

 

はた目から見ても少なくなってしまった。



 

最初になんとなく気づいたのは一週間くらい前だったけど、

 

今では明らかに量が少なくなっている、

 

肺炎の最悪の状態はギリギリ回避は出来たけれど、

 

これまで一日置きであった通院を明日から、可能なら毎日状態を見てもらった方が良いと言われた。 もちろんそうすることにした。

 

毎日病院に行くことは全然構わないし、負担にも感じないけど、チョコの状態が

 

それだけ悪い方向に進んでしまった現実が、

 

昨日入院を勧められて、そのまま命が消えてしまったかも知れないことを思えば、

 

今日と、そしておそらく明日も一緒にはいられることは感謝すべきなのだが、

 

引っ越し前の毎朝、おしっこマットからはみ出すほどの量のおしっこをするチョコは

 

もういないのかと考えるとそれがすごく寂しい。

 



猫のようにジャンプ力があって、シルバーに焼きもちをやいて、抱っこして顔を近づけると舌をペロッとだす、耳がすごく良くて、遠くからでも「チョッチ!」というと、耳をピンと反応させてこちらに振り向くとダッシュして胸に飛び込んでくるチョコ、走るのも早かった、ごはんもお水もすごい勢いで横に飛ばしながら食べたり飲んだりして。

 

3年前シルバーが亡くなったとき、同じように3年後にチョコにもこの日が来るのだろうかと想像した、その時はまだまだ元気でジャンプ力は落ちていたものの、知ってるチョコだったから、 現実のものとしては考えられず、確実に来るであろうことが遠い未来のことのようにぼやけていたし、考えられなかったが、それを意識することが怖かったことは覚えている。

 

もうすぐその現実を突きつけられる日がくる、今週なのか、来週なのか、