事業復活支援金が始まってから、毎日のように事前確認の問い合わせがあります。
そのおかげで様々な業種の経営者の方々とお会い出来る機会が増えました。
今日出会った経営者の方が、あまりにカッコよかったので、ご本人の了承も受け、
ブログにアップします。
世の中にはこういう人がいるってことをたくさんの人たちに知ってもらいたいです。
事前確認が終わり、うちの事務所のリーフレットをお渡しして、会話する中で、
バツイチだということが解りました。
仕事柄、公正証書の有無が気になったので、お尋ねしてみると、
書類は無く、口約束だけで離婚 したとおっしゃる、
このパターンがすごく多いことから、(その段階ではあまり期待せず)、
養育費はどうなさってますか? とお尋ねしたところ、
「払ってますよ!」
「今年高校卒業しましたが、専門学校に通うので3年延長になりました!」
とニコニコ顔で、
月々の額をお聞きすると、
「95,000円です」
「そんなに!!!」
話をお聞きすると、解れる際に養育費としては50,000円を約束したそうで、
しかしそれだけでは母親の暮らしが成り立たないと、母親の暮らしが悪くなれば、それだけ子育てにも
悪影響が起きてくるからという理由で、別れた妻には45,000円で生活の足しにしてくれという意味だそう。
しかも、中学生の時の塾代、専門学校の入学金など、いわゆる特別費用は全部その都度払ってるのだとか。
ここまで読んで、お金持ちならそれくらい払えるわな~と思った方もお見えかも知れませんが、
普通の一般的な、年齢それ相応の収入の方です。
「自分は独り者だから出してもまあいけるんですよ」って。
子どもに対する責任を終えるまでは再婚もしないと決めてるそう。
私、仕事柄、たった2万を3万にするしないでゴネゴネいう夫を山ほどみてますので、
今日の男性のカッコよさと言ったらそりゃもう!!
「親の勝手な理由で不自由をさせることになった子どもに対して、経済的にまで不自由はさせたくない。」
「嫁とは一緒には暮らせなかったが、離れてからの関係は良好です。」
「子どもとは月1~2回面会して、ラインで頻繁にやり取りしてますよ!」
「世の中には2~3万とかしか払わない父親がたくさんいるらいいですが、子どもは育てられないですよそんなお金で」
どうですかこの発言、カッコよすぎませんか?
ちなみにちゃんと証拠の振込の通帳も確認させていただきました。
毎月の95000円と入学金が振り込まれてました。