見に行ってきました。
以下、ネタばれです。見に行こうと思っている人は読まないでね。
原題は Les adieux a la reine.
アデューというと・・・ギロチンにかけられる前のアントワネットのセリフですね。
私のフランス革命情報のベースは「ベルばら」なので
キャラクターや舞台設定をしなおしていく必要があるんですが・・・
フランス革命が勃発したバスティーユ襲撃の日から3日間のお話。
ベルばらでは、革命前にはオスカルの葛藤があったり、
アントワネットがようやく自分の使命に目覚めたりとドラマがあったわけですが
おそらく現実は・・バスティーユおそわれても実感なかったでしょうね。
映画のなかでは襲撃シーンも民衆が押し寄せるなんてシーンもありません。
テレビニュースあるわけじゃないしね。
アントワネットはプチトリアノンですごしていたわけです。
2年前、ベルサイユ宮殿・・・行きました。
そのプチ・トリアノンが・・・どれだけ世間ずれしてるかって
ベルサイユ宮殿から遠い遠い。そりゃ主人公走りますって。
その間に広がる池とか森とかグラン・トリアノンとか。
こんな母屋(ベルサイユ宮殿)から離れたところですごしてたら
そりゃ・・・政治をやる気なんて全くなかっただろうさ・・・って
行ったことのある人は誰でも思ったでしょうネ。
でも、行ったことがあるっていいですね。
あぁ、ここで貴族がけっこう自由にすごしていたのねぇ・・・とか
やっぱり不潔だったのね・・・とか
こんなヤツもいたかもしれん・・・とか
そんな感じで映画を楽しむことができました。
こんななかで、アントワネットには正しい情報も入らず・・・
いきなり革命なんておきちゃって・・・混沌としてたんだろうなぁ
主人公は朗読係のシドニー。貴族の娘とか名家の血縁というわけでもなく
女中部屋みたいなところで寝泊りしています。
このあたりもベルばらだけでイメージすると「あれ?」ってカンジですよね。
ベルサイユに入れるのって女中に至るまで良家の子女じゃないとダメなんじゃないの?って。
仕事終わったら自分のお屋敷に帰ってたんじゃないの?って。
ポリニャック婦人は、ベルばらでは地味なおばさんがごうつくおばさんになっていく
というお話でしたが、とても美女です。
なんといっても王妃の寵愛を受けるという立場なので。
これも、映画のほうがリアルかもしれません。
でも、こんな関係、昭和40年代、小学生が読む雑誌マーガレットに
掲載できませんね。
3日間のなかで時代の変化と危機を感じたアントワネットが
愛するポリニャック婦人を逃亡させるにあたって
朗読係のシドニーをポリニャック婦人にみたて、ポリニャック婦人は侍女として
逃亡させる。という筋書きですが
主人公はシドニーなので、それが軸ではありません。
うれしいのはフランス語だってこと。
コッポラ監督の「マリーアントワネット」も好きだったけど
英語なのよね。それにかなりビビットカラー使いで演出がロックなんですよね。
それが、フランスの大河ドラマを見るような感じで
見ることができて・・・よかったです。
あと、いろいろユーチューブみてて、笑ってしまったのがコレ
アントワネットの最後のシーンまで、
怒涛のようなシーンの連続のあと・・・
ベルばら走馬灯のあと・・・CRって・・・パチンコだったのね

















