京都のピアノ工房で、エラールピアノの修復が始まりました。
ピアノメーカーによって鍵盤蓋の外し方から違います。それだけでもかなりの想像力と観察推理力が必要です。
今日はかなりコアな話でわかんないことばっかり書きますが許してくりょ
エラールのアクションって本当に独特なんですよね。
初めて知ることばかり!
アクションの柱が金属じゃない~
ハンマーの前につきだす棒がバックチェックです。
普通鍵盤部分の上に金属の柱のアクション部分がのっかっているのですが、木製だなぁって見てたらこれが一体!外れないんです!なーぬーーーー
ど どうやって鍵盤外すん?
しかもキャプスタンボタンにヒールがのっかってるわけじゃなくて、繋がっちゃってるんですけど。
頭がハテナでいっぱいだけど、理屈が分かって、うまく鍵盤を外すコツがつかめてくるとワクワクします。
連打を可能にする機能のひとつのバックチェックの調整はハンマーの後ろの皮を張り替えることでしか調整できないとか。
これはとても技術者泣かせな事で、パリの工房のシルヴィさんが、頭を痛めていたのを初めて理解しました。
エラールさんはとても完璧主義で修復や調整が必要ないピアノを目指したので、素材はものすごくいい物を使っているのだそう。
鍵盤に使われてる木材も100年経ったとは思えないソリや歪みのない高級なもので、象牙やクロスはもちろんネジやバネなどニカワに至るまでそれは素晴らしいものを使っているそうです。
確かに美しいです。
言っちゃーなんですが、我が家のピアノの中身とは比較になりません。木材のちゃちさなんてのは誰にだってわかるレベルです。響板はニスも塗られてるとはおもえない触るとザラザラ。アクションも木材を使ってるならまだしもプラスチックですから泣けてきます。クロスなどもかたや上質なカシミヤ、こちとらいかにも化繊。
こんな見えないところまで、素晴らしい技術と素材を使って作っていた高級品を、日本の技術(商売)は安く安く大衆向きに制作しちゃったわけです。

























