出張先で帰国前のPCR検査で陽性と判明し、ホテルで孤独な隔離生活を送ること7日目の朝、ネットで予約したPCR検査場へ出向いた。
ちなみに、私はロサンゼルスで隔離生活をしていた。いくつかPCR検査を受ける方法はあった。
①空港でのPCR検査;
ここにも詳しく記載されているので参考までに
https://anasalesa.com/covid19_test_laxairport/
②HISの提供するPCR検査;
③日本人医師による検査;
こばやしクリニック
藤原忠雄医師
私は、①の空港でのPCRを受けることにした。あらかじめネットで支払いも済ませ、ただ行くだけなので楽である。
ロサンゼルス空港ターミナル6の外に黄色のテントがあり、そこで予約をしていることを告げると、待つことなく鼻からPCR検査のための検体を取ってくれた。
結果は90分以内にメールで来る予定。
ホテルに帰り、結果を持つこと90分。
結果は陽性。
やっぱりね。症状なくても、PCRが早々陰性になるわけがない。
実際に感染した後、PCRが陰性化することを確認することは、医療現場でも日常的にやっていないわけで。
それを確認する意味がないからである。
ある程度、隔離期間を経て症状がなければ、他人に感染するリスクはかなり低くなる。だから、PCRの再検査は意味がない。
なのに、PCR陰性を確認して帰国という現状のルールは、海外でPCR陽性になった人には当てはまらないと思った。
考えれば考えるほど、むなしくなる。
いつまで、アメリカにいればいいの?
ホテル代もいつまでも払えない。
クレジットカードの限度額を超えてしまったら、どうやって生きていけばいいの?
日本領事館に相談した。
すると、医師から回復したという紹介状があれば、早期帰国が可能になる措置があるということが分かった。
申請に必要なものは、「海外でコロナになったら?その3」を参照。
ネットで探しても、そんなこと、どこにも書いていない。
しかも、隔離期間など規定もなく、現地の医師が紹介状を書けばそれでよいという何ともいい加減なもの。
日本の基準やCDCガイドラインを見ると、10日間の隔離を終了したら感染性は低くなると言えるような文言が記載されている。
しかし、どうやら、多くの方が5日間の隔離を終了したら、現地の医師に相談し、その医師が「大丈夫」と診断してくれれば良いらしい。
ただし、現地の医師は自分で見つけ、自分で相談しなければならない。
英語のつたない日本人には、相当のハードルである。
そもそもコロナ陽性だった患者の診察をいきなりしてくれるのか?
まず、あてにしたいのは日本人医師がやっているクリニックである。
領事館のホームページにまとまっている。
私はいくつか、電話やメールで相談した。
しかし、陽性になった患者の回復したという紹介状は書いたことがないとか、そもそも私のメールに返事がないクリニック、または10日間隔離しないと書けないのでは?など、どこからも紹介状を書いてくれるという返事が得られない。
印象として、私が相談したクリニックの先生は、だれも回復したという紹介状を書いた経験がないようだ。つまり、2022年5月、一部の国への渡航制限が緩和されたばかりで、海外でコロナ陽性になった場合の対応をした先生が少ないのではないかと思われた。
一難去って、また一難。
いきなり海外の病院に電話して、英語でこの事情を説明できるわけもなく。
かといって、コロナ陽性なのに、アポなしで病院に行けるわけもなく。
できれば、日本領事館は、このような手続きをしてくれるクリニックを作っておくべきではないのか?といら立ちを覚えた。
私の場合、自分の知り合いでたまたま海外の医師をしているアメリカ人を思い出し、彼にSNSで相談。
ものの数分で、紹介状を書いてくれると承諾。
いわゆるメールでの医療面談という形で診察をしたことにしてもらい、紹介状を書いてもらってメールで受け取った。
つづく。