さて、領事館からメールでもらった証明書をもち、シンガポール航空のチェックインカウンターへ。
何かトラブルになっても搭乗時間で焦ることがないように、AM10:15から開始のチェックインカウンター前に、AM9時には並んだ。
チェックインカウンターのスタッフに「PCR陰性証明書を見せて」と言われる。これは想定内。
「私は検査で陽性が出て10日間隔離しました。そのPCR結果と医師の診断書と領事館からの手紙は、これになります」と私は提出しました。
「この領事館からの証明書は、本物?ハンコも何もない。こんなの自分で偽造できる」一蹴されました。
不安が的中。
チェックインカウンターのスタッフが指摘したことは、ごもっともである。
しかし、私もまた隔離生活?またホテルを予約?・・もう限界である。
何度も何度もスタッフに、これは正式な証明書であることを伝えた。
領事館にもその場で電話をし、領事館の担当者と話をしてくれとスマホを渡す。
チェックインカウンタースタッフは、面倒くさそうに「No」と一蹴。
目の前が真っ白になった。
何度も諦めた。
でも、ここで諦めてはダメだと、自分を奮い立たせ、この証明書をどうやったら本物と信じてもらえるか考えた。
そこで、チェックインカウンタースタッフのメールに領事館から直接、証明書を送ってもらうことにした。
彼のアドレスを聞くのも大変だったが、何とかゲットし、すぐに領事館に対応してもらった。
その後、チェックインカウンタースタッフのもとに領事館からメールで、証明書を確認してもらった。新しい証明書には領事館の印鑑が押されていた。
チェックインカウンタースタッフいわく、「初めからスタンプとか押されていれば問題がなかったでしょ。仕事がいい加減だ」と言われた。
至極、当然の意見である。
ある意味、日本政府や領事館の対応が悪いと思う。
このおかげで、私のような日本人がたくさん困っているかと思うと、切なくなる。
偽造できないような日本政府からの証明書や領事館の特別な書式で書かれた証明書なら良かったのに、素人がWordで簡単に作れるような証明書で、誰が信じることができるだろうか?
1時間半。
私がチェックインカウンターで戦った時間である。
余裕をもって空港に来ていてよかった。
いよいよ、飛行機に搭乗である。