Amebaなうの代わりにブログを書くしかない件 | 好きなものと向き合うことで 触れたまだ小さな光 大丈夫、行こう、あとは楽しむだけだ( ᯣωᯣ )

好きなものと向き合うことで 触れたまだ小さな光 大丈夫、行こう、あとは楽しむだけだ( ᯣωᯣ )

おはこんばんは(*´∀`)ノシ



フータです✨




そして現在も、絶賛アクセス数低迷中!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権埼玉大会 ▽2回戦 浦和学院1―0正智深谷(14日・県営大宮公園)

 昨夏王者がまさかの辛勝スタートだ。「この展開をよくものにできた。今回勝ったことは大きい」と森大監督(33)も感心した一戦は、8回まで両者無得点の緊迫した展開。6番の浅田健輔中堅手(3年)が均衡を破った。9回二死三塁、浮いたスライダーをレフト前へ運ぶ適時打。「打順が一巡したタイミングで、相手の変化球を狙おうとチームで共有していた。会心の当たり」と満足げに振り返った。

 ここ一番の勝負所でも、緊張はしなかった。「メンバー外の選手もそれぞれベンチ入りへ強い思いで練習してきた。その選手たちの分もという強い気持ちで、絶対に打つつもりで打席に入った」。球場が揺れんばかりの大声で背中を押してくれる仲間たち。その思いを打席にぶつけた。

 昨年浦和学院が夏の甲子園に出場した時、浅田はその一員に加わることができなかった。1年秋から2年春までベンチ入りしていたが、調子を崩して夏のベンチから外れてしまった。メンバー外の悔しさも知っているからこそ、一打席にかける思いは強い。

 「最後の夏なので特別な思いもある。全員で一つになって甲子園をつかみたい」。支えてくれる仲間への感謝を胸に、浅田は連覇に向けて気合を入れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権山梨大会2回戦 東海大甲府7―0都留)

 

 昨夏の覇者・東海大甲府の樋口漣投手(3年)がコールド勝ちとなった八回までを投げ、参考記録ながら「無安打無得点」を達成した。

 背番号10。初戦では六回から2回を投げ、テンポ良く打者6人を三振と凡打に抑えた。仲沢広基監督はこの投球を評価して、この日の先発を試合2日前に言い渡したという。

 樋口投手は一回、先頭打者を三振に仕留めると、変化球を巧みに使い、打たせて取るピッチングで、六回までの打者18人を一人も塁に出さなかった。

 七回、先頭打者にストレートで四球を与えたが、次打者への投球前に牽制(けんせい)で刺す落ち着きも見せた。走者を出したのはこの1回だけだった。

 五回を終えたころから、チームメートに「行けるのでは」と言われ、完全試合や無安打無得点を意識していたという。

 「カーブでカウントがとれ、自分に有利にできた。決め球のスライダーも低めに決まった」。守備では味方のファインプレーもあり、気持ちが乗ったという。

 チームは八回、2点本塁打で7点差となりコールド勝ち。樋口投手は「(九回まで投げて)記録は作りたかったが、チームが勝ったのでよかった」と笑顔で話した。

 仲沢監督は「100点満点。安心して見ていられた。最後まで代えるつもりはなかった」とたたえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権徳島大会1回戦 吉野川0―8海部)

 海部の黒川斗季(とき)選手(1年)が、大会第1号の2点ランニング本塁打を含む3打点の活躍を見せた。

 三回2死からの連打でリードは3点に広がり、なお一塁に走者。4球目の内角低めの直球をフルスイングすると、打球は右翼線への長打となった。快足を飛ばし、一気に本塁へ。高校入学後、初めての本塁打となった。

 五回裏も2死三塁の好機に中前打で追加点を挙げた。「大会前まで全然打てていなかったので、打撃練習では常にフルスイングを心掛けてきた。その成果を出せた」と黒川選手。「次の試合も本塁打を打てるよう頑張る」と意気込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権徳島大会1回戦 小松島西0―2鳴門渦潮) 

 鳴門渦潮のエースで四番の岡田力樹(りゅうき)投手(3年)が投打で奮闘した。

 均衡を破る一振りだった。両チーム無得点で迎えた四回裏。先頭打者で打席に立ち、内角直球を思い切りたたくと右越えの長打に。一気に三塁に滑り込み、次打者の中前打で生還し、先制点をもぎとった。八回には四球で出塁し、犠打と適時二塁打で追加点を奪った。

 緩急をつけた投球と、味方の好守にも助けられ、完封勝利を挙げた。「初戦で緊張もあったけど、自信をもってバットを振れた」。次戦に向け、「立ち上がりを意識したい。バットも思い切り振っていく」と、二刀流での活躍を誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権愛知大会3回戦 西尾東4―1中部大一)

 3点を追いかける五回2死一、三塁。中部大一の1番打者、竹内理斗選手(3年)はベンチ前でいつも通り3回素振りしてから打席へ向かった。「自分が打つしかない」

 普段は3番だが、この日は打順をつなぐために1番になった。谷口春樹監督から「いつも通りの思い切りのよいスイングをしたらいい」と伝えられていた。高めのスライダーを振り切ると、三塁手の頭を越えた。「点が入る」。一矢報いる適時二塁打になった。

 試合は点差を縮められず西尾東に惜敗。竹内選手は「気づいたらあっという間の2年半。でも濃い2年半だった」と語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリ五輪の聖火リレーは14日から2日間、パリ市内を巡り、サッカーの元フランス代表名FWティエリ・アンリさんが市中心部のシャンゼリゼ通りで第1走者を務めた。沿道は人々でにぎわい、五輪開幕まで2週間を切った1世紀ぶり3度目となるスポーツの祭典へ開催地が華やかな雰囲気に包まれた。

 14日はフランス革命記念日。式典ではトーチがお披露目され、空軍機がカラースモークによる三色旗を描いた。柔道女子78キロ超級の東京五輪銅メダリスト、ロマヌ・ディコがアンリさんから聖火を引き継ぎ、豪華リレーで盛り上げた。アンリさんは「私のホームで五輪が行われることはとにかく素晴らしい」と語った。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権 埼玉大会 ▽2回戦 山村学園14-0越谷南=5回コールド=(14日・レジデンシャルスタジアム大宮)

 山村学園の藤原将輝捕手(3年)が「3番・捕手」で先発出場し、攻守で躍動した。4点リードの2回2死二塁、直球を捉えて右越え2ラン。2回の攻撃前の岡野泰崇監督(48)からの「低くて強い打球を打とう」という指示を徹底。片手でのホームランに「入るかわからなかった。思っていたより飛んだ」と驚いた様子。それでも自身公式戦2本目となるアーチを喜んだ。

 パワーの源は筋力だ。母の綾子さん(48)によると、6月のZETTベースボールの体力テストの総筋力部門で全国2位を獲得。野球のため「常に筋肉のことしか考えていない」と笑い「寝る時間を逆算して生活している」とも明かした。

 藤原のホームランでさらに勢いづき、1イニング8点の猛攻。奮起した打線について岡野監督は、もともと打撃が課題だっただけに「あまり信用してない」と笑いを飛ばした。一方、投手陣については「テンポ良く投げてくれた」と評価した。

 その投手陣を引っ張ったのも藤原。最速146キロのエース左腕・西川歩投手(3年)ら4投手をリードし、打たれたヒットは1本のみ。「3者凡退の回が多く、テンポ良くいけた」と振り返った。「守備の要として、まずは投手をしっかりリードしたい」と次戦(18日、栄東と熊谷の勝者戦)に向けて意気込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権 埼玉大会 ▽2回戦 山村学園14-0越谷南=5回コールド=(14日・レジデンシャルスタジアム大宮)

 山村学園の藤原将輝捕手(3年)が「3番・捕手」で先発出場し、攻守で躍動した。4点リードの2回2死二塁、直球を捉えて右越え2ラン。2回の攻撃前の岡野泰崇監督(48)からの「低くて強い打球を打とう」という指示を徹底。片手でのホームランに「入るかわからなかった。思っていたより飛んだ」と驚いた様子。それでも自身公式戦2本目となるアーチを喜んだ。

 パワーの源は筋力だ。母の綾子さん(48)によると、6月のZETTベースボールの体力テストの総筋力部門で全国2位を獲得。野球のため「常に筋肉のことしか考えていない」と笑い「寝る時間を逆算して生活している」とも明かした。

 藤原のホームランでさらに勢いづき、1イニング8点の猛攻。奮起した打線について岡野監督は、もともと打撃が課題だっただけに「あまり信用してない」と笑いを飛ばした。一方、投手陣については「テンポ良く投げてくれた」と評価した。

 その投手陣を引っ張ったのも藤原。最速146キロのエース左腕・西川歩投手(3年)ら4投手をリードし、打たれたヒットは1本のみ。「3者凡退の回が多く、テンポ良くいけた」と振り返った。「守備の要として、まずは投手をしっかりリードしたい」と次戦(18日、栄東と熊谷の勝者戦)に向けて意気込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権埼玉大会2回戦 浦和学院1―0正智深谷)

 

 正智深谷は、昨夏優勝校の浦和学院を相手に互角以上の戦いを見せて追い詰めた。

 最初に得点のチャンスを作ったのは、正智深谷だった。三回裏、ヒットと犠打などで2死一、二塁としたが、後続が凡退した。

 直後の四回表、相手の連打で1死二、三塁とされるも、緩急が持ち味の先発波田野桂伍(3年)は強気だった。前の打席でヒットを打たれている次の6番打者と勝負し、内野ゴロで三塁走者を挟殺。後続も打ち取り無失点でしのいだ。「スタンドからの大歓声が聞こえてきて、ホッとした」

 このプレーでチームは勢いづき、その後、八回までに得点圏へ3回走者を進めた。守備でも、菅原晴翔(3年)と松本吏翔(3年)の二遊間などで3度併殺に仕留めるなどもり立てた。

 田中貴晴監督は「勝つならこういうゲームしかないと思っていたので完璧だった」と試合展開を振り返る。

 しかし、九回表に初めてのエラーで相手の先頭を出すと、二つの内野ゴロで進塁されて2死三塁。次打者に波田野が投げた2球目の甘く入ったスライダーを左翼へ運ばれ、失点した。

 田中監督は「調子に乗らず、下手くそだけど強いチームに成長した。100点以上です。みんな本当によく頑張った」と選手たちをたたえる。

 九回裏、最後の打者になったのは菅原だった。ピッチャー返しの鋭い打球を放ったが、二塁手の好カバーでアウトに。菅原は、一塁上で突っ伏したまま立ち上がれなかった。

 試合後、波田野は、泣きじゃくる菅原の姿を見守りながら言った。「最後まで仲間を信じて投げられた。もっと戦いたかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、全国高校野球選手権高知大会2回戦、伊野商1―5高知)

 

 伊野商のエース、前田光碧暁(みきあ)投手(3年)がアクシデントに見舞われた。

 一回の立ち上がりで、二番打者の鋭い打球を右足すねに受けた。試合を中断しての治療後、「大丈夫です」とマウンドに戻った。観客からは「ナイスファイト」と声が飛んだ。

 チェンジアップを織り交ぜた緩急をつけた投球。高知打線を相手に、四回まで無失点で切り抜けた。

 伊野商は二回、大会ナンバー1の呼び声が高い高知の平悠真投手(3年)に連続二塁打を浴びせて先制した。ベンチは勢いづいた。「このまま行ける」。だが、前田投手の足の痛みは次第に増した。

 五回、右足をかばいながら上がったマウンドで、再び右足すねに鋭い打球を受けた。

 「打球がどこに行ったか一瞬、分からなくなった」。目の前に転がるボールを拾い上げて一塁に送球したが、守備のほころびで同点に追いつかれた。

 試合を中断して右足の具合を確認後、マウンドに戻ったものの連打を浴びた。六回まで投げ切ったところで、継投に託した。

 前田投手は1年秋から背番号1。今春からは足を上下させる「二段モーション」を取り入れるなど、研究しながら夏の大会に向けて練習を重ねてきた。

 試合後、涙で目を赤く腫らした。「勝つ気でいたので悔しい。もっと投げたかった」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権愛知大会3回戦 名古屋たちばな2―1享栄)

 1点リードで迎えた四回2死一、二塁。享栄の二塁走者・西久保颯選手(3年)は左前安打で、一気に本塁へ。だが、名古屋たちばなの好返球でタッチアウト。追加点を奪えず、次の回で同点にされた。

 「あそこで自分がかえれていたらまだ試合ができていた」と試合後、西久保選手は悔しがった。 この1年、悔しい思いを抱えてきた。昨夏の大会は、準決勝の愛工大名電戦で自らの捕逸なども重なり、コールド負け。

 「昨年の夏は自分のミスで負けてしまった。悔しさを返す思いで打席に立った」という。

 初回は甘い直球をたたき、自らの中前適時打で先制した。享栄の5安打のうち、3安打を放ち、4番打者の務めを果たした。「監督やみんなに恩返しがしたかったんです」

 春の県大会を制し、東海大会に出場した享栄だが、名古屋たちばなの3投手の継投を前に、1点が遠かった。大藤敏行監督は「相手投手がいいのは分かっていた。接戦になると思ったが、もう1本が出なかった」と話す。試合が終わり、球場で選手と最後のミーティングをした。「もっとお前らと野球がしたかった」。大藤監督の言葉に選手たちは涙を流した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権北北海道大会準々決勝 白樺学園8-0別海)

 七回にコールドの点差をつけられたその裏。1死一塁で打席に入った別海の中道航太郎主将(3年)は、この1年間をかみしめていた。

 

 「お世話になった方々の顔が思い浮かび、絶対打ってやろうの気持ちしかなかった」。外のスライダーに反応し、左前に運んだ。最後の打席で主将の意地を見せた。

 昨秋の全道大会、2回戦で九回逆転サヨナラ2ラン。準々決勝は延長で走者一掃の二塁打と、主将の勝負強い打撃が快進撃の原動力だった。そしてつかんだ選抜21世紀枠での甲子園。敗れはしたが、「夢のような体験だった」と振り返る。

 「もう一度戻りましょう」。約1300キロの距離を越えて甲子園につめかけた大応援団に誓った約束。だが初戦の相手は甲子園3度出場の白樺学園。夏の舞台を勝ち上がるのは簡単ではなかった。

 五回、粘り強く投げていたエースがつかまった。「まだ大丈夫」「1点ずつかえそう」。捕手として主将として笑顔で支えたが、最後まで盛り返せなかった。

 試合後、主将は目をはらしながら、「選抜を経験したことで最後まで堂々とあきらめないプレーはできた」と言葉に力を込めた。そして「ここが出発点。甲子園が奇跡ではなく必然になるようなチームになってほしい」と託した。

 球場の外では応援団が拍手で出迎えていた。「最高の1年を体験できた。選手をほめてやってほしい」と島影隆啓監督。家族や地域の人たちに囲まれると、涙があふれ出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽天、小郷裕哉の2ランで勝ち越し同一カード3連勝…日本ハムはソフトバンクに2連勝で勝率5割に戻す

 楽天4―2西武(パ・リーグ=14日)――楽天が同一カード3連勝で、勝率5割に復帰。八回に小郷の2ランで勝ち越し、九回を締めた則本が20セーブに到達した。西武は今季3度目の8連敗となった。

 日本ハム3―1ソフトバンク(パ・リーグ=14日)――日本ハムが2連勝で、勝率を5割に戻した。六回にレイエスのソロで勝ち越し、七回に伏見の適時打で突き放した。ソフトバンクは3カード連続の負け越し。

 オリックス5―1ロッテ(パ・リーグ=14日)――オリックスは三回に大里の適時三塁打で追いつき、四回に西川の2ランで勝ち越した。六回からは4投手の継投でリードを守った。ロッテは連勝が3で止まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

首位を走るソフトバンクと2位ロッテとの3連戦(みずほペイペイドーム福岡)が15日から始まる。両者の開きは14日現在で7ゲーム差。7月2日の時点で12.5ゲーム離れていた差を大きく縮めて迎える“首位攻防戦”だ。デイリースポーツウェブ評論家の野田浩司氏は「注目すべきは初戦」と語る。

  ◇   ◇   

 昔は3ゲーム、5ゲーム縮めるのに1カ月かかると言われていたのに。あっという間に5ゲームも差が詰まりましたね。

 14日の試合はソフトバンクもロッテも負けたから、実際には7月2日から13日までの、わずか11日間で縮めたことになる。

 福岡で行われる15日からの3連戦は、急上昇してきたチームと急降下しているチームとの直接対決だから“ひょっとしたら”という空気が漂ってますね。

 ロッテ打線はソトの加入が大きいが、佐藤都志也や小川の成長、高部の復帰が大きい。ベテラン角中も元気だし、岡もよく打っている。以前までは山口や安田の成長がカギを握るのかなと思っていたが、そうじゃないチームになってきている。

 粘りがあり、しぶとい打撃をするチームであるのに変わりはなく、チーム打率は2割5分を超えていて、ソフトバンクと遜色がない。

 特に今年は球界全体が「投高打低」と呼ばれ、守り合いの重苦しい試合が多い。ゲームの流れが、なかなか変わりにくい展開が続く中でロッテは結構、試合の流れを変えている印象がある。

 (7月に入って8勝3敗のロッテ。3勝7敗のソフトバンク。2日に12.5に広がったゲーム差は14日現在で7)

 まだ差はあるけど、仮にロッテが直接対決3連戦で3連勝でもすれば、ペナントレースは分からなくなる。逆に3連敗してしまえば、盛り上がりも一気にしぼんでしまうかな。

 今年のソフトバンクは柳田抜きでも余裕で首位を突っ走ってきたが、中継ぎ陣の綻びや打線の停滞で、夏場に入ってさすがに失速してきたね。

 それまでは“ここで打てば”という場面でしっかり打っていたし“ここで抑えれば”という場面できっちり抑えていたが、今はその逆の結果になるケースが目につく。

 昨年は夏場の大型連敗で失速してしまったが、長いペナントレースを何事もなく無事に終えるのは難しいからね。

 (1963年には西鉄が14.5ゲーム差を引っくり返して優勝したという例があるが…)

 それは分からないが、球宴前の山場という意味で、この3連戦に注目したい。特に初戦が見ものですね。ソフトバンクにすれば、初戦さえ取れば3連敗はなく、一気に縮められることはないですから。

 ソフトバンクは去年も含めてここ数年、悔しい思いをしてきている。ロッテも毎年、上位に顔を連ねるだけの地力をつけてきているし、面白い内容の試合が期待できるのではないか。

 仮にロッテが3連勝すれば、ほかのチームの闘志にも火が付くはず。パ・リーグの火を消さないという意味で、ここはロッテの踏ん張りに期待したいところだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権東東京大会2回戦 開成0―7駿台学園 七回コールド)

 霧雨のなか、開成の攻撃を後押しする音色が球場に響いた。吹奏楽ではなく、小学校で使う鍵盤ハーモニカ。奏でていたのは田村将也主将(3年)の母、麗子さん(47)だ。

 学校には音楽部があるが、勉強があるため、今年の夏の大会の演奏は頼まなかった。応援団もないため、「それなら」と麗子さんが応援歌を演奏することに。元ピアニストで、小学校で音楽を教えている。

 この日のために、定番曲を楽譜に起こし、ベンチ入りメンバー20人の名前を書いたカードも作成。スタンドの最前列に立ち、校歌や応援歌でチームを盛り上げた。

 四回表に二塁打を放った田村主将は「打席でも母の演奏がよく聞こえて、力になりました」。自宅から2時間かけて通学し、野球も勉強も頑張ってきた息子。麗子さんは「野球をやりきったことを誇りに思って次に進んでほしい」とエールを送った。=JPアセット江戸川

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年7月14日、東京ヴェルディがホームでFC町田ゼルビアに0-1と敗戦。試合後、会見に応じた城福浩監督は落胆した表情で「ヴェルディの関係者、サポーターみんなに悔しい想いをさせてしまった」とコメントした。

複数の決定機を作りながら結局はノーゴール。「やれた感があるなかで勝点が獲れなかったのは厳しい」と指揮官は悔しさを露わにした。

そんな城福監督が、途中出場した森田晃樹のプレーに言及するところがあった。チャンスメイクの部分で貢献した点は認めたうえで、次の言葉を残している。

「守備のところで、彼はまだ試合に出られるレベルじゃないと思いました。彼のところから少し切り裂かれていたので。途中から入った選手がそれではダメ。攻守において先頭に立たないとダメなので。やれた感よりも危機感を持って来週の試合に臨みたいです」

監督の愛ある檄に応えて、次節以降、森田には奮起してもらいたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権埼玉大会 ▽2回戦 浦和学院1―0正智深谷(14日・県営大宮公園)

 昨夏王者がまさかの辛勝スタートだ。「この展開をよくものにできた。今回勝ったことは大きい」と森大監督(33)も感心した一戦は、8回まで両者無得点の緊迫した展開。6番の浅田健輔中堅手(3年)が均衡を破った。9回二死三塁、浮いたスライダーをレフト前へ運ぶ適時打。「打順が一巡したタイミングで、相手の変化球を狙おうとチームで共有していた。会心の当たり」と満足げに振り返った。

 ここ一番の勝負所でも、緊張はしなかった。「メンバー外の選手もそれぞれベンチ入りへ強い思いで練習してきた。その選手たちの分もという強い気持ちで、絶対に打つつもりで打席に入った」。球場が揺れんばかりの大声で背中を押してくれる仲間たち。その思いを打席にぶつけた。

 昨年浦和学院が夏の甲子園に出場した時、浅田はその一員に加わることができなかった。1年秋から2年春までベンチ入りしていたが、調子を崩して夏のベンチから外れてしまった。メンバー外の悔しさも知っているからこそ、一打席にかける思いは強い。

 「最後の夏なので特別な思いもある。全員で一つになって甲子園をつかみたい」。支えてくれる仲間への感謝を胸に、浅田は連覇に向けて気合を入れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“追記”

 

 

 

 

 

明治安田J2リーグは14日、各地で第24節の残り8試合が行われ、清水が大分を2―0で下し、首位に浮上した。清水は3連勝で勝ち点52。長崎は甲府と引き分け、2位に後退した。
横浜Cは水戸とドローに終わり、連勝が8で止まった。仙台は徳島に敗れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J1リーグ ▽第23節 東京V0―1町田(14日・味の素スタジアム)

 東京Vがホームで町田と対戦し、0―1で敗れた。

 5月19日のアウェーでの対戦では0―5で大敗を喫し、ホームでのリベンジに燃えた一戦。前半6分にDF谷口のOGで先取点を献上したが、徐々に試合のリズムをつかんでいくと、後半はボールを支配して、何度もチャンスメイク。しかし、終了間際にFW山見が右からのクロスに合わせてシュートを放つも、町田GK谷に阻まれるなど、最後までゴールを奪うことは出来なかった。

 シュート数は相手の5本に対して13本を記録したが、リーグ3戦ぶりの黒星。試合後、城福浩監督は「3倍近くシュートを打って、ゴールを割れなかったのは、ハードワーク含めてのクオリティー。まだまだ我々が甘かった。やれたけど、決めきれなかったで終わらせてはいけない」と悔しさをにじませた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権兵庫大会3回戦 加古川東2―3西宮北)

 加古川東の吉川祐司監督

 今日、本当は勝たせてやりたかった。4点を取らせられなかったのは、おれの責任です。おまえらは、よくやった。これだけは言っとくね。

 (涙声で)去年の秋を思い出すんよ。9月にずっと2桁失点で負けて。もうこのチームはどうなるんだろう、という時期があったな。その後、冬を越えて、春から勝負ができるチームになった。

 今日、失敗したのはおれのせい。おれがあかん。でも、おまえたちはよくやった。それだけは、言っておくな。

 高校野球はこれで終わるけれど、これから受験で、できたら大学野球も面白いから。硬いボールで続けてほしいと思う。

 とりあえず、切り替えて(受験勉強を)頑張ろう。最後の(八回に2点を取った)追い上げは、3年間の結果だと思う。本当にお疲れさまでした。感激しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権香川大会2回戦、多度津1―3三本松)

 

 多度津の石川椋大(りょうた)選手(3年)は、今春以降、2度の大ケガに見舞われながら、一塁ランナーコーチとして最後の夏のグラウンドに立った。

 今春の県大会前の練習試合で、ファウルチップが顔面に直撃し、鼻の骨を折った。5月の初めの練習試合では、二塁を守っている時に相手走者とぶつかり、左鎖骨を骨折。今もその手術の痕は痛々しく、プレーはできない状態が続いている。

 気分は落ち込んだが、チームの仲間たちが励ましてくれた。「今度は自分がチームを支える番だ」。そう気持ちを切り替え、今大会に臨んだ。

 初戦の三本松戦。味方の走者が一塁に出るたびに「行けるよ!」と鼓舞する声をかけ続けた。

 多度津は一回、立ち上がりの定まらない相手投手の3連続四球で満塁とし、二ゴロの間に1点をもぎとり先制。六回や八回にも得点圏まで走者を進めたが、加点できなかった。

 「最高の仲間に出会えて、人間的にも成長できた。悔いはないけど、もうちょっとみんなと野球がしたかった」。石川選手はこう振り返った。

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権岡山大会1回戦 津山商9―0倉敷)

 右翼を守っていた津山商の庄司大政(2年)は六回、無死一、二塁のピンチで3番手で登板した。最速135キロという直球を武器に、相手打者を三者凡退に抑えた。その後も好投し、この日、4回を投げて被安打1。頭士真人監督は「庄司を軸にした継投はうちの勝利のパターン」と話す。庄司は「自分が先発してもピンチになることはあるので、どんな場面でもしっかり投げられるよう準備したい」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権宮城大会2回戦、石巻西8―仙台東9)

 

 「緊張するな」「自分のいきたいやついけ」

 1点差に迫った九回、2死二、三塁。ベンチから声をかけられながら打席に立ったのは石巻西の今野大登(だいと)選手(2年)。

 「仲間のためにつなげたい」という思いでフルカウントまで粘った8球目。仙台東の渡辺吏(つかさ)投手(3年)のカーブにバットが空を切った。

 仙台東のベンチから笑顔の選手が飛び出してくる中、悔しさがこみ上げ、バットの先を頭上から地面に振り下ろした。

 今野選手は小学生のときは軟式野球をやっていたが、中学でテニス部に。一時、野球から離れた。高校で「もう一度野球をしたい」と、野球部に入った。

 3年生の先輩は、野球部出身でない自分にも分け隔てなく接してくれた。冬にはチーム全体で筋トレや走り込み、バント練習に取り組んだ。誰がバッターボックスに立っても打てるチームづくりを目指してきた。

 試合後、「野球は1球で(状況が)変わるのが悲しい」と悔しい場面を振り返るも、「野球部を選んでよかった」と言い切った。少し潤んだ目で「すごく楽しい2年間で、先輩には感謝しかない」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権岡山大会1回戦 倉敷古城池11―8岡山御津・倉敷鷲羽・備前緑陽)

 

 4点を追う四回。岡山御津・倉敷鷲羽・備前緑陽は、連合チーム全体と鷲羽の主将を兼ねる赤木諒信(3年)が四球を選んで反撃の口火を切った。

 2死一、三塁として矢部晃生(鷲羽3年)の適時打でまず1点。さらに2死満塁から連続押し出しで1点差に迫り、御津の主将の草地健太(3年)につないだ。「どこからの自信か分からないけど打てる感覚があった。でも球種は全然思い出せません」。打球は中前へ抜け、逆転。再び打席に立った赤木が三遊間を抜き、この回一挙6点を奪った。

 3年前の秋、3校は岡山初の連合チームとして公式戦に参加。普段も平日は各校で練習し、週末に集まって試合や練習をしてきた。ただ、夏は一昨年が倉敷鷲羽、昨年は岡山御津が単独チームとして出場。単独チームも、他の2校連合もそろってコールド負けを喫した。

 初めて3校で挑む夏。「昨秋から同じチームで戦えるので、より良い形で臨めるはず」と話していた赤木。その言葉を証明した。

 試合は七回に追いつかれ、終盤は再三の好機を逃す。延長タイブレークで5点を先行されたが、その裏に2点を返し食い下がった。降りやまぬ雨の中、泥にまみれた選手たち。村上弦監督は「彼らの力以上のものが出ていた」とたたえた。

 夏の大会で、リードを奪ったのも、最終回まで戦えたのも3年目にして初めて。最後の打者になった草地は少し目尻をぬらしながらも「3年間で一番濃い試合ができた。めちゃめちゃ楽しかったです」。赤木は「もっとできると見せたかったけど、戦えることは示せた。今度は勝ち上がるところを見せてほしい」。晴れ晴れとした笑顔で、後輩たちに夢を託した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権福島大会1回戦 相馬10―0原町=五回コールド)

 

 東京五輪の野球開幕戦で始球式を担ったバッテリーが、高校最後の夏、直接対決した。相馬のエース宝佑真投手(3年)と、原町で主将を務める小泉直大(なお)捕手(3年)。中学時代、相双地区の選抜チームでともに汗を流した仲だ。

 3年前に県営あづまであった五輪始球式後の日本―ドミニカ共和国戦は、コロナ禍で無観客試合だったが、2人は特別に観戦。日の丸を背負って戦う日本代表選手の姿に刺激を受けた。宝投手は「自分も地元を背負って甲子園を目指したい」と県内外の高校からの誘いを断り、地元高校へ進学。最速140キロ超を投じる今大会注目投手に成長を遂げた。小泉捕手は春に新入生を誘って単独出場にこぎつけ、13人のチームを率いて臨んだ。

 この日、先発の宝投手を相手に、小泉捕手は初回で併殺に倒れ、四回は犠打を決めた。試合は相馬が五回コールド勝ち。

 試合後に整列した2人は「ありがとう」と言葉を交わした。小泉捕手は「佑真はやっぱり良い投手だった。絶対に甲子園に行ってほしい」。宝投手は「直大の分まで頑張って戦う」と誓った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、高校野球山形大会2回戦、酒田西5―3鶴岡中央)

 

 試合前の内野の守備練習。ユニホーム姿の酒田西マネジャー、柳田茜音(あかね)さん(3年)が軽快にノックバットを振り、やさしい打球が次々に飛んだ。

 「試合前のノックでエラーをすると、自信をなくして試合で焦っちゃう。自分はそれがいやだったんです」

 試合で捕れていなかった打球は、練習のときのノックで打つ。野球経験者としてのこだわりだ。

 小学生で野球を始め、中学は硬式のクラブチームと学校の軟式野球部でプレー。酒田西の高橋幸汰主将(3年)とは小中学校で一緒にプレーし、二遊間も組んだ。

 新チームになった昨秋、高橋主将らが「ノック打ちなよ」と声をかけてくれた。不安もあったが、自宅にネットを置き、マメで手を洗うのが痛くなるほど打ち込んだ。

 今春、公式戦でノッカーデビュー。「こんな景色、見たことがない」。守備位置から見る眺めとの違いが新鮮だった。

 「きょうは緊張で足が震えました」。チームは終盤のピンチを併殺で切り抜けるなど初戦を突破。3回戦も思いを込めたノックで選手を送り出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権神奈川大会3回戦 星槎国際湘南7―11横浜商大)

 1点リードで迎えた五回表、横浜商大はエース磯貝駿乃介(3年)の制球が乱れ一気に6点を取られた。投手交代。磯貝は岡村悠貴(3年)の背中に向けて「頼んだぞ」と思いを託した。

 岡村は「この流れを断ち切る」と緊張しながらも笑顔でマウンドに上がった。エース磯貝は一番尊敬しているメンバー。「また磯貝に投げてもらいたい。ここで終わるわけにはいかない」。

 岡村はチームで目立つ投手ではなかったが、6月以降の厳しい練習を乗り越えて急速に力をつけたという。八木沢辰巳監督は「自信をもって彼を送り出した」。

 この日も交代した五回以降、持ち味のゆるいカーブとカウントが取れるスライダーで相手を被安打1の無得点に抑えた。

 チームは4回戦進出を決め、次戦は昨年王者の慶応。八木沢監督は「特別なことはしない。元気よく、失敗を恐れない野球をやるだけ」と話した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(第106回全国高校野球選手権京都大会2回戦 桂9―1日吉ケ丘)

 

 日吉ケ丘のエース・畔田(あぜた)丈さん(3年)は、最後までひるまなかった。懸命に腕を振り、得意の直球を投げ込んだ。

 この試合には、遊撃手として先発出場。先発投手の柴田亘さん(同)の後を受け、二回途中からマウンドに上がった。

 投手を本格的に任されるようになったのは、この春から。1年生から遊撃手として試合に出ていたが、昨夏にひじを故障した。体づくりに取り組むと、投げる球に力強さが出て、マウンドを任されるようになった。

 桂の各打者の振りは、予想以上に鋭かった。三回、四回をゼロに抑えたが、苦しい場面が続く。

 支えになったのは、野手やベンチから届く声だった。「お前が打たれたら、仕方がない」「思い切っていけ」。背中を押され、打者に向かった。

 打たれて負けたことはもちろん、悔しい。でも、打たれても言葉をかけてくれる仲間がいる。そのことが、とてもうれしかった。「いい仲間と3年間、野球ができて、よかった」

 

 

 

 

 

ハムの4番・レイエスが勝ち越し弾&伊藤が7勝目

パ・リーグ公式戦3試合が行われ、ZOZOマリンで行われたロッテとオリックスの第13回戦は、5-1でオリックスが勝利。楽天モバイルパークで行われた楽天と西武の第15回戦は、4-2で楽天、エスコンフィールドで行われた日本ハムとソフトバンクの第13回戦は、3-1で日本ハムが勝った。

オリックスは1点を追う3回に大里昂生内野手の適時三塁打で同点に追い付く。4回には西川龍馬外野手の4号2ランが飛び出し、さらに5回にも1点を追加した。先発・齋藤響介投手は初回無死満塁からネフタリ・ソト内野手の犠飛で先制を許すも、以降のピンチを無失点に凌ぐと、5回を88球2安打3四球3奪三振1失点にまとめた。

齋藤は2勝目。打線は、大里がプロ初盗塁を含む3安打1打点1盗塁、太田が2安打2打点をマークした。敗れたロッテは、先発の田中晴也投手が5回76球4安打2四球4奪三振4失点だった。

楽天は4回1死満塁からマイケル・フランコ内野手が犠飛で先制。5回は小郷裕哉外野手の適時打で1点を追加した。先発・藤井聖投手は6回に四球と安打で1死一、三塁のピンチを招くと、野村大樹内野手の適時打で1点を失い降板。1死一、二塁で後を受けた渡辺翔太投手も、山村崇嘉内野手に適時打を浴び、試合は振り出しに戻った。

それでも8回に小郷裕哉外野手がライトへの6号2ランを放ち、勝ち越しに成功し、2点リードの9回は則本昂大投手が無失点に締めた。則本はリーグトップタイの20セーブ目を挙げた。敗れた西武は先発の隅田知一郎投手が7回1/3を9安打4失点で7敗目となった。

日本ハムは先発・伊藤大海投手が3回に1点を失ったが、4回に万波中正外野手の11号ソロで同点。6回には4番のフランミル・レイエス外野手に2試合連続となる7号ソロが生まれ、勝ち越しに成功する。7回にも伏見寅威捕手の適時打で追加点を挙げた。伊藤は7回1失点で7勝目を挙げた。

 

 

 

 

 

 

 

第4日の14日、札幌円山球場で準々決勝3試合が行われ、札幌支部の3校が登場した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第106回全国高校野球選手権 埼玉大会 ▽2回戦 深谷一0-10春日部共栄=5回コールド=(14日・レジデンシャルスタジアム大宮)

 創部当初から45年に渡りチームを率い、甲子園に5度出場、元日ハムの中村勝やソフトバンクの村田賢一ら14人をプロ野球に輩出した本多利治監督(66)の最後の夏が始まった。

 チームは初回から4得点を挙げ、10安打10得点で5回コールド発進。2安打を放ち、10点目のホームも踏んだ三田村幸輔主将(3年)は「(1番から9番まで)どこからでも点を取れる強みが出せた」と喜んだ。

 共に最後の夏を戦う本多監督について、三田村は「正直、厳しい」と苦笑い。練習試合で簡単な内野ゴロをエラーし、ベンチで怒られた過去を振り返った。それでも「ただ怒るだけではなく、真剣なアドバイスをしてくれる」と感謝した。退任については「正直びっくりしたのが一番。締めの代でもある。監督さんと一緒に甲子園に行きたい」と声を張った。同校野球部OBの後藤大樹さん(日体大野球部1年)も「(監督は、春日部)共栄が始まってからずっとやってくれている監督。甲子園に行って、いい思い出を作ってほしい」と話した。

 「いつも通りの夏が来たな」と本多監督は最後ということをあまり意識していない様子だったが、次戦(18日、春日部と熊谷工の勝者)以降に向け「気合いで乗り切ります」と力を込めた。有終の美を飾るべく、10年ぶりの甲子園を目指す。

 

 

 

 

 

 

 

 

(14日、第106回全国高校野球選手権千葉大会2回戦、千葉日大一2―7市原中央)

 

 一回から2点を先制され、劣勢の中、千葉日大一に反撃の好機が訪れた。

 6点を追う七回表2死二、三塁。3番打者の田原蓮輝(3年)に打順が回ってきた。「お前しかいない」。仲間から背中を押され、打席に入った。

 「結果で示す」。覚悟を決め、二遊間を破る意識で臨んだ。3球目、低めの落ちる変化球に少し詰まった。「やばい」。内野を抜けるほどの勢いはない。田原は脇目も振らず一塁に全力疾走。捕球した二塁手の送球に、判定はセーフだった。その間に走者2人が生還した。思い描いたような打球ではなかったが、値千金の一打になった。

 思えば、この1年は満足に野球ができなかった。1年の夏からベンチ入りし、昨夏はレギュラーに。しかし、新チームになった昨秋の県大会で左足の靱帯(じんたい)を断裂。半年して復帰したが、1桁の背番号をもらった春の県大会では前日に左足の太ももを肉離れした。「1年中けがばかり。苦しかった」

 何とか治し、最後の夏は背番号「19」。「もらえただけでうれしい。仲間の思いを背負って最後まで戦う」

 しかし、2回戦で負け、2試合で夏が終わった。

 きつい練習やけがで苦しんだ日々を、仲間と励まし合い乗り越えたことが頭に浮かんだ。「本当に楽しかった。次のステージに生かしたい」

 卒業後、米国で野球をしようと考えている。「インターナショナルスクールに通っていた。もともと英語が大好きだった。野球もできて、英語力もつけられるので行きたい」=県

 

 

 

 

 

 

 

第106回全国高校野球選手権大分大会は14日、大分市の別大興産スタジアムで予定されていた2回戦2試合は天候不良のため、それぞれ15日に順延された。決勝戦は26日午前10時に変更となる。

 停滞する梅雨前線の影響で県内は大雨となり、大分大会のほか大分市の14日にレゾナックスタジアムで予定されていた、第69回全国高校軟式野球選手権大分大会も順延。東九州龍谷と津久見の決勝戦は15日午後1時に行われる予定。優勝校は8月に長崎市で開かれる北部九州大会に出場する。

 県高野連によると、14日は中津市などに大雨警報が発令されており、試合が予定されていた中津東や、軟式野球選手権の東九州龍谷などのチームが球場に来るまでの安全面も考慮したという。

 今後、日程が順調に進めば17日に2回戦が終了し、20日に8強、22日に4強が決まる。決勝戦と準決勝戦の前日は休養日となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

岩手大会1回戦を突破した金ケ崎は、選手の半分にあたる5人が強豪の花巻東のユニホームを着ていた。部員不足の高校が近隣校から部員を借りる「単独廃校ルール」を活用したのだ。

 

 本来の金ケ崎の選手は5人。連合チームを組む相手が見つからず、大会出場が危ぶまれていた。5月下旬、県高校野球連盟を通じて協力してくれる高校を探したところ、部員100人以上の花巻東が快諾した。

 「えっ花巻東?」。金ケ崎の主将、三浦拓己は当初驚いた。ただ、ともに練習試合を戦う中、一つひとつのプレーの意識の高さに感銘を受けた。「打者ごとに守る位置を変えるとか、細かいことを徹底している。勝つことを見据えて練習するようになった」

 千葉和馬監督には、部員5人が抜けることで花巻東のチームの一体感に影響するのでは、という申し訳なさもあった。「私たちにとってはプラスでしかないけれど……」

 そんな思いをよそに、先発投手として好投した高橋朔太郎(花巻東、2年)は言った。「人数が少ない分、試合に出ながらバット引きやランナーコーチもやらなきゃいけない。花巻東ではできない経験ができている」

 花巻東の選手から「打球が見やすい」とサングラスを貸してもらってプレーした三浦はうれしそうに言う。「花巻東って『甲子園にある高校』みたいな遠いイメージだった。話してみたら、同じ高校生でした」

 「岩手から日本一」を掲げる花巻東と、大会に出られるかどうかも分からなかった金ケ崎。互いに普段と違う経験に目を輝かせる、意義ある交流だと思った。=きたぎん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦