西武―オリックス(パ・リーグ=25日)――西武の中村剛が二回にソロを放った。左翼席に運んだ今季6号はプロ通算477本目のアーチ。「打ててよかった」と、いつも通りコメントは淡々としていたが、金本知憲を抜いて歴代単独10位に立った。500の大台と久しぶりのシーズン30発をめざして1本ずつ積み重ねていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人の戸郷翔征投手は25日、無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達成した阪神戦から一夜明け、「全然疲れていない。すごく気持ち良く過ごせた。次の日(気分が)良いですね、勝つと」と笑顔で心境を語った。
昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を共に戦った侍ジャパンのメンバーからも連絡を受けたという。米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手からは「ノーノーおめでとう」とのメッセージが届いた。「1―0の完封くらいの気持ちだったので、(祝われて)本当に実感が湧いた。よかったなと思う」と快挙をかみしめた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスケットボール男子Bリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ決勝(2戦先勝方式)第1戦は25日、横浜アリーナで行われ、琉球(西地区2位)が広島(同3位)を74―62で下し、連覇へ王手をかけた。第2戦は26日に行われる。
琉球は3点シュート、ゴール下と多彩に攻めて前半を43―25でリード。後半も要所で今村、岸本が3点シュートを決めて突き放した。広島は序盤に攻撃のリズムをつかめず、守備を立て直して後半に反撃したが及ばなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

25年世界柔道はブダペスト

国際柔道連盟は24日、来年の世界選手権を6月13~20日にブダペストで開催すると発表した。2021年以来の実施となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-2024

バスケットボール男子B1リーグの年間優勝を決めるBリーグファイナル(2戦先勝方式)の第1戦が25日、横浜アリーナで開催され、琉球ゴールデンキングスが広島ドラゴンフライズに74-62で勝利し、連覇に王手をかけた。両チーム最多の15得点を挙げた日本代表の今村佳太は「自信を持って打てた」と自賛。沖縄から駆けつけたファンに「自分たちの力になっている」と感謝した。

中立地・横浜アリーナのスタンドが白と朱色に綺麗に分かれた。沖縄らしい指笛がこだまする中、負けじと響く「レッツゴー広島!」コール。同地区同士の意地がぶつかり合った。先制は琉球。エース・今村が3ポイントシュート(3P)を沈めると、そこから連続得点で一気に8-0とし主導権を握った。第2クォーター(Q)は4分間以上広島を無得点に抑えるなど圧倒。前半を43-25で折り返した。

第3Qも琉球ペース。広島が山崎稜の3P、ドウェイン・エバンスのアンドワンなどで反撃するも、今村が3本の3Pを決めるなど効果的に加点した。62-43と19点差で最終Qへ。ここで広島が猛攻。河田チリジの豪快なワンハンドダンクなどで8ポイント連続得点。琉球は一時8点差まで追い上げられたが、今村のこの日5本目の3P、岸本隆一のディープスリーなどで突き放した。

今村は3Pを8本中5本成功させるなど両チーム最多の15得点。この日7リバウンドのジャック・クーリーらインサイド陣の存在感をたたえながら、「彼らがいることでシューターは気持ちよく打てる。シュートを躊躇していると相手に勢いを持っていかれる。入る確信もあった。自信を持って打てた」と勝負どころで迷いなく打ち切れたことに胸を張った。

1万2969人が来場。中立地にもかかわらず数多くの琉球ブースターがかけつけ耳をつんざくような大声援を送った。今村は「沖縄という遠い地から、わざわざ飛行機を取っていただいて駆けつけてくださった。沖縄アリーナのようなホームの雰囲気でできたことが自分たちの力になっている」と感謝。クーリーも「キングスファンは世界最高のファン」と頷いた。

西地区2位の琉球と、同地区3位ながらワイルドカード1位でチャンピオンシップ(CS)出場を決めた広島。西地区同士がぶつかるBリーグファイナルは開催7回目にして初だ。王者・琉球は3年連続で決勝の舞台に進出。17-18、18-19年シーズンのA東京以来、史上2度目の連覇を目指す。一方の広島はB1昇格4年目で初のファイナル。球団史上初、そしてB2から昇格した球団として初のB1制覇がかかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

琉球が8-0スタートで流れを掴む

Bリーグ2023-24シーズンもついに佳境。勝ち上がったのは琉球ゴールデンキングス(西地区2位)、広島ドラゴンフライズ(西地区3位/ワイルドカード)という西地区の強豪2チームになった。琉球は勝てば連覇、広島は勝てば初優勝。5月25日、横浜アリーナでB.LEAGUE FINALS 2023-24ゲーム1が行われた。

琉球は#7アレン・ダーラム、#14岸本隆一、#30今村佳太、#34小野寺祥太、#45ジャック・クーリー、広島は#5アイザイア・マーフィー、#12中村拓人、#13ドウェイン・エバンス、#24ニック・メイヨ、#30山崎稜という5人でスタート。琉球はいきなり#30今村、#14岸本の3Pシュートが飛び出して8-0というスタートを切った。琉球は広島#13エバンスに対して、#7ダーラムが好ディフェンス。苦しい立ち上がりとなった広島だが、#12中村、#24メイヨ、#30山崎が3Pシュートで得点を重ねる。それでも、琉球は強みであるインサイドでスコアを伸ばすと、#14岸本、#15松脇圭志が外からシュート力を見せて24-16、琉球がまずはリードを作った。

2Q、広島は#15河田チリジや#13エバンスが積極的にインサイドに仕掛けていくがフィニッシュできず。すると琉球は#15松脇、#4ヴィック・ロー、#88牧隼利などコートに送り出した選手が活躍。35-16とリードを広げる。流れを変えたい広島は#8ケリー・ブラックシアー・ジュニアのフィールドゴール、#5アイザイア・マーフィーの3Pシュートでつなぐと、残り3分半、チーム得点王(シーズン15.0得点、チャンピオンシップ19.8得点)の#13エバンスがフリースローで初得点。好守も出て徐々にテンポの良いバスケを展開できるように。それでも終盤、連続得点した琉球が43-25としてハーフタイムを迎えた。琉球は前半7/12(58.3%)と3Pシュートが好調。武器であるインサイドでも14点(広島8点)と得点を伸ばした。広島は2Pシュートが4/19(21.1%)と低調だった。


 

 

4Q、広島らしいバスケで猛追を見せた

3Q開始直後、広島は素早いパス回しから#30山崎がコーナー3P。さらに早い展開で#24メイヨがねじ込む。それでも琉球ディフェンスは前半同様に#13エバンスには自由にプレーさせない。そしてオフェンスではインサイドで#7ダーラム、#45クーリーがシュートをねじ込み、#30今村も連続して3Pシュートを成功。残り4分で56-32とする。
しかし、ここから広島がいい流れを作る。ターンオーバーを引き出すと、#30山崎のスリー、#8ブラックシアー・ジュニアのフェイドアウェイシュート、#13エバンスの3Pプレー、#7船生誠也の3Pシュートで得点。点差を縮めると4Q序盤、#12中村のフローター、#15河田の連続得点で11点差まで縮めた。琉球は#15松脇のコーナー3Pで連続失点を止めたが、広島の集中力は途切れず。#15川田、#8ブラックシアー・ジュニアの得点で57-65と8点差とする。しかし、今日の琉球は3Pシュートが絶好調。残り3分を切ってから#30今村、#14岸本が次々とスリーをねじ込み、2桁差に広げると74-62で逃げ切り。連覇に王手をかけた。

琉球は15/33(45.5%)と3Pシュートを高確率で成功。4Qの勝負どころでも決めきった。一方、前半は今一つだった広島だが、最終的にペイント内での得点で26点(琉球20点)と琉球を上回り、4Qは19-12と上回ったが捉えきることができなかった。明日のゲーム2は13時10分ティップオフである。

<オンコートインタビュー>
■#30今村佳太
――3Pシュート5本成功。初戦に勝利できました
「まずは大事な初戦を勝ち切ることが大事だと思っていたので、ホッとしていますが、まだ何も成し遂げていないので、明日しっかりゲーム2で決められるように。広島もバウンスバックしてくるはずなので、自分たちは受け身にならないように勝ち取る気持ちで臨みたいと思います」

――連覇に向けて王手をかけた
「2連覇を掲げてきた中で、あと1勝で連覇を達成できるので、ここにいるブースターのファンの皆さんと一緒にいい景色が見られるように一緒に頑張っていきたいと思います」

■#14岸本 隆一
――大歓声、ゲーム1に勝利しました
「本当にホッとしています」

――ブースターの応援をどう感じますか?
「4Q相手に追い上げられている時にも本当にコートに出ている選手だけでなくて、ここにいるキングスを後押ししてくれる全員の力で押し戻せたかなと思います」

――終盤、2本の3Pシュートを決めました。どんな思いで放っていましたか?
「入ったらいいなという思いでした(笑)」

――明日に向けて
「まだ1勝です。明日必ず勝つこと。もっともっとより良いバスケができるので、向上心を持って戦っていきたいと思います」

■#7アレン・ダーラム
――12得点、8アシスト、4リバウンドの活躍でした
「常日頃からチームに自分ができることを考えながらプレーしているんですけども、今日は常に僕以外にも非常に優れた選手が揃っているので、選手たちを信頼してプレーすることを意識しました」

――立ち上がりから素晴らしいスタート。追い上げられたけど勝利できた
「今日は勝利できて非常にうれしいです。あと1試合あるので、もう一つ勝てるように頑張りたいと思います。(日本語で)アリガトウ」

■桶谷大HC
――改めて試合を振り返ってください。
「出だし、前半はディフェンスもオフェンスもよくてシュートも入りましたし。ちょっと4Qでボールが止まってしまったり、2ビッグのところでオフェンスを何をすべきかわからなくなって、リズムを崩しましたけど、そういう課題もありながら勝利できてよかったと思います」

――立ち上がり8-0のランから始まりました。
「選手たちのインテンシティが高かったです。ジャックのスティールから始まりました。あそこでビッグマンがしっかりディフェンスしてくれると、日本人選手もハードにプレーできるので、あの一番最初のプレーで、自分たちのプレーのトーンをセットできたかなと思います」

――8点差まで追い上げられた中で今村選手、岸本選手の3Pシュートが素晴らしかったですね。
「松脇もね(笑 ※会場爆笑) コーナーのスリー、あそこで決めてくれる選手がいるのは心強いですね」

――前日会見で3年連続のファイナルで横浜アリーナはホームのように感じているとおっしゃっていましたが、アリーナの雰囲気はいかがでしたか?
「琉球のファンの人は本当に多いですし、広島からもたくさんのファンが来てくれて、盛り上げてくれています。いい環境で僕たちはプレーさせてもらっているなと思うので、明日はどちらが勝つかわからないですけど、お互いにいいバスケを見せられるように頑張りたいなと思います」

※この原稿は月刊バスケットボールWEB()に掲載されたものです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

25日の西武対オリックス戦(ベルーナドーム)にて、シンガーソングライターでモデルのchayさんが試合前のセレモニアルピッチに登板した。

 chayさんは球団を通じ「朝何球も練習したのですが、とても緊張してしまい、変な方向に投げてしまいました...。「山なりにまっすぐ、力まず投げるように」と直前までアドバイスをいただいていたのですが、マウンドに立った瞬間に緊張で全部忘れちゃいました(笑)でも、ファンの皆さまが温かく見守ってくださり、とてもうれしかったです。
「LIONS COLLECTION(第1弾)」のテーマが「お気に入りを集める」なので、「いいな」の語呂合わせで背番号は17番を付けました。試合後にミニライブをさせていただきますが、実は球場で歌うのは初めてです。貴重な機会ですし、今日をすごく楽しみにしていました。球場の皆さんと一緒に盛り上がって楽しみたいと思っています!」とコメントした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Bリーグ・チャンピオンシップ・決勝・第1戦、琉球74-62広島」(25日、横浜アリーナ)

 初制覇を目指す広島が追い上げを見せるも昨年王者の琉球に敗れ、王手をかけられた。カイル・ミリングHCは「琉球さんに良いスタートを切られてしまった。私たちはちょっとエキサイトし過ぎた部分があった」と大舞台での反省を口にした。

 試合は、開始直後から琉球ペースで進んだ。序盤から相手に立て続けにスリーポイントシュートを決められ、堅守にほころびが生じた。第2クオーター終了時には18点ビハインドの苦しい展開。ミリングHCは「琉球さんに『俺らがチャンピオンチームだ』という気持ちを見せつけられてしまった。全体的に押し上げられてしまったという印象。相手のエナジーに終始押されてしまった」と振り返った。

 それでも第3クオーターから徐々に追い上げに転じ、第4クオーターは河田が立て続けに得点。一時は8点差まで詰め寄った。同HCは「後半は落ち着いてやれた部分もあった。今日の敗戦から学んで明日は出だしから落ち着いて僕らのバスケットボールができればと思います」と前を向いた。

 最終的に琉球には15本ものスリーポイントシュートを決められる結果に。SGの山崎は「岸本選手や今村選手にはそれぞれ9、8本打たれた。そもそも本数を打たせるのが良くないと思う。多少距離があっても2人は打ってくるので、本来だったら試合中にアジャストしないといけないが、それができずにこういう形になってしまった。明日はチームでどう修正していくか答えを出したいと思います」と語った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆プロバスケットボール男子 ▽Bリーグ 日本生命チャンピオンシップ(CS)決勝 第1戦 琉球74―62広島 (25日・横浜アリーナ)

 

 2戦先勝方式の第1戦で、初出場の広島は、62―74で前回王者の琉球に敗れ、初制覇へ後がなくなった。一方の琉球は、史上2チーム目の連覇に王手をかけた。

 試合は立ち上がりから琉球ペースで、広島は追いかける展開。前半は、25―43で折り返した。後半には最大24点差をつけられたが、広島は身長208センチの河田チリジを中心にゴール下で得点を重ね、最終第4クオーター(Q)には一時、1ケタ差に。猛追したが、最後は及ばなかった。

 広島・ミリング監督は「(出だしは)琉球に『俺らはチャンピオンチームだ』と気持ちを見せつけられた。相手のエナジー、アグレッシブさに終始押された。琉球と私たちのスタートを比べると、琉球の方が落ち着いていた」と振り返った。

 また、琉球の中心プレーヤー・今村佳太、岸本隆一に3ポイント(3P)を計17本打たれ、計9本を決められたことについて、広島・山崎稜は、「まず、打たせることがよくない。本来なら試合中にアジャストしないといけないが、できなかった。明日修正して、チームでどういうディフェンスをするか、答えを出したい」と語った。

 第2戦は26日に同会場で行われる。西地区同士の頂上決戦は史上初。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BリーグファイナルのGAME1が5月25日、横浜アリーナで行なわれ、琉球ゴールデンキングスが広島ドラゴンフライズを74-62で下し、2連覇へ王手をかけた。

試合後、テレビのフラッシュインタビューに応じた琉球の今村佳太は、「大事な初戦を勝ちきることを大事にしてきたのでホッとしているが、まだ何も成し遂げていないので、明日のゲーム2でしっかり決められるように、受け身にならずに自分たちが勝ち取る気持ちで臨みたい」と気を引き締めた。

5本の3Pショットを決め、チーム最多の15得点をマークした今村。連覇へ王手をかけたことを問われると、「2連覇を掲げてきたなかで、あと1勝で2連覇を達成できるので、油断せずにここにいるブースターにいるファンの皆さんと一緒に、いい景色を見られるように頑張りたい」と意気込みをみせた。

GAME2は5月26日、同じく横浜アリーナで13時30分に開始される。

 

 

 

 

 

 

 

5月25日、横浜アリーナにてBリーグの年間王者を決める「日本生命B.LEAGUE FINALS 2023-24」が幕を開けた。第1戦は昨季王者・琉球ゴールデンキングスが広島ドラゴンフライズに74-62で勝利。連覇へ王手をかけた。

琉球は立ち上がりから今村佳太、岸本隆一の3ポイントなどで8点を先制。守備でも激しいプレッシャーから広島に自由を与えず、第1クォーターを24-16で終える。

続く第2クォーターも開始から約4分半にわたって相手を無得点に封じながら、松脇圭志や牧隼利らの3ポイントで最大19点のリードを奪う。前半は3ポイント成功率58.3%(7/12)を記録し、43-25と優位に立って折り返した。

後半もアレン・ダーラムのバスケットカウントで先制した琉球は、第3クォーター残り4分には今村の連続3ポイントでこの日最大となる24点差に。対する広島もここから反撃に転じ、19点を追う第4クォーター開始から14-3のランで残り3分38秒に8点差まで迫る。
しかし最後は今村の長距離砲に加えて、”ミスターキングス”岸本の連続3ポイントで突き放して勝負あり。沖縄から駆けつけた大応援団の声援を背に、初戦をモノにした。

琉球は今村が8本中5本の3ポイントを沈めて15得点、岸本が同9本中4本成功で14得点をマーク。12得点、8アシストをあげたダーラム、8得点、7リバウンドを記録したジャック・クーリーらインサイド陣の奮闘も光った。

一方の広島はケリー・ブラックシアーJr.が最多の15得点、8リバウンド、山崎稜と河田チリジが各10得点を記録したが、得点源のドウェイン・エバンスは7得点止まり。終盤の反撃を明日の第2戦につなげたいところだ。

琉球の連覇か、広島がタイに持ち込むか。運命の第2戦は明日13:10にティップオフだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「DeNA-広島」(25日、横浜スタジアム)

 俳優・舘ひろし(74)と柴田恭兵(72)が、スペシャルゲストとして試合前セレモニーに登場。始球式を務めた。

 きらびやかなスーツ姿でマウンドに立った柴田は美しい投球フォームから見事なノーバン投球を披露。その瞬間、横浜スタジアムは「お~っ!!」という大歓声に包まれ、大きな拍手がわき起こった。

 とても72歳とは思えない流れるような投球フォーム。そして見事にコントロールされたボール。子供のころから野球少年で、現在も草野球を楽しんでいるという。

 大洋時代からのベイスターズファンという柴田は「筒香選手が帰ってきました。筒香選手はメジャーリーグのユニホームも似合っていましたが、ベイスターズのユニホームが一番カッコイイです。若干スマートに見えます」とダンディな口調で語りかけ、スタンドを大いに沸かせた。Xでも大きな反響を呼び「柴田恭兵さん70歳超えの投球じゃないでしょう」「舘さんと柴田恭兵さんのカッコ良さが恐ろしい」とファンが書き込んでいた。

 この日は86年にドラマ放映を開始した人気シリーズ「あぶない刑事」の最新映画「帰ってきた あぶない刑事」(公開中)のPRで、タカ&ユージの“最強バディ”を演じる2人が、ハマスタに降臨。劇中で登場する覆面パトカー「日産レパード」で乗り付けると、スーツとサングラスで決め、グラウンドに登場した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆JERA セ・リーグ DeNA―広島(25日・横浜)

 映画「帰ってきた あぶない刑事」の上映を記念して出演する俳優の舘ひろし、柴田恭兵が25日、横浜スタジアムでのDeNA―広島戦前にセレモニアルピッチング(始球式)に登場した。

 柴田が打席に立った筒香に対してノーバウンド投球を見せると、豪快なスイングで空振りを奪い、球審役を務めた舘がストライクのジェスチャーをして盛り上げた。

 車に乗ってハマスタのグラウンドに登場した2人。舘が「あぶない刑事、この横浜に帰ってきました」とあいさつすると、柴田も「帰ってきたと言えば、ベイスターズには筒香選手が帰ってきました。メジャーリーグのユニホームも似合っていましたが、ベイスターズのユニホームが1番かっこいいです。若干スマートに見えます」と笑いも誘った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ラグビー ▽リーグワンプレーオフ3位決定戦 東京SG 40―33 横浜(25日・秩父宮)

 

 昨季と同カードとなった横浜(旧キヤノン)―東京SG(旧サントリー)の3位決定戦は、東京SGが横浜を40―33で下した。東京SGは、最大19点のビハインドをひっくり返す逆転勝利を収めた。

 先制は横浜。前半4分、敵陣中央からFB小倉順平が右へ放ると、WTB松井千士が受けてトライ。東京SGも同13分にFB松島幸太朗がトライを返すが、横浜は18分、24分と連続トライで19―7と引き離した。29分には、横浜のFB小倉が自陣からボールを運んでキレッキレのランとステップ。東京SGのFB松島を振り切って60メートルを走りきり、左隅に沈めた。東京SGは7―26の36分に、プロップ垣永真之介がトライ。横浜の26―14で折り返す。

 後半は横浜が2分、中央付近からSO田村優、パスを受けたCTBクリエルが突破し、左に走ったWTB松井に回ってハットトリックを達成。33―14と突き放すが、東京SGも意地を見せる。3分後にプロップ小林賢太がトライを返すと、13分には敵陣深くのスクラムからFWイオアネのトライで28―33。横浜は35分に、自陣インゴール手前での反則の繰り返しにより、フランカーのブラウンがイエローカードで一時退場。東京SGは直後のスクラムからFWイオアネがトライを沈め、ついに追いついた。

 後半39分、東京SGは横浜が自陣でパスミスすると、途中出場のBK江見翔太がこぼれたボールを拾って約70メートル独走の勝ち越しトライ。東京SGが最大19点のビハインドを後半にひっくり返し、40―33で勝利。昨年の3位決定戦(20●26)での雪辱を果たし、3位で今季を終えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

26日の予告先発

 

◇セ・リーグ

DeNA・大貫―広島・アドゥワ(横浜)

中日・仲地―ヤクルト・松本健(バンテリンドームナゴヤ)

阪神・才木―巨人・菅野(甲子園)

 ◇パ・リーグ

楽天・岸―日本ハム・柳川(楽天モバイルパーク宮城)

西武・ボー―オリックス・鈴木(ベルーナドーム)

ロッテ・岩下―ソフトバンク・スチュワート(ZOZOマリンスタジアム)

 

 

 

 

 

 

 

 

◆第91回日本ダービー・G1(5月26日、東京競馬場・芝2400メートル)=5月25日、東京競馬場

 凱旋門賞馬ソットサスの全弟、シンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)は午後12時38分に僚馬のミスタージーティー(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ドゥラメンテ)と東京競馬場に着いた。

 到着後は馬房に収まると、すぐにカイバ桶に顔を突っ込むなど元気な様子。「馬運車の中でもカイバを食べていました。今回は見た目から全然違いますからね」と吉田助手は笑みを浮かべる。勝てば外国産馬初のダービー制覇。世界各地を転戦し、ケンタッキーダービーでも3着だったフォーエバーヤング(牡3歳、父リアルスティール)と同じ矢作厩舎=藤田晋オーナーのラインで国内のダービーも沸かせるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆プロバスケットボール男子 ▽Bリーグ 日本生命チャンピオンシップ(CS)決勝 第1戦 琉球74―62広島 25日(横浜アリーナ)

 2戦先勝方式の第1戦で、前回王者の琉球が、初出場の広島に74―62で勝ち、史上2チーム目の連覇に王手をかけた。

 第1クオーター(Q)、琉球は24―16とリード。第2Qは、約4分30分間、広島に得点を与えず、点差を広げて、43―25で折り返した。琉球は前半、3Pを12本中7本沈めた。

 第3Qも、62―43と引き離した。最終第4Qは、最大24点差を一時、1ケタ差まで縮められ、広島の流れになったが、琉球は日本代表の今村佳太、岸本隆一の3Pで再び突き放した。最後は12点差で先勝した。

 琉球は、今村が15得点、岸本が14得点。一方の広島は、ケリー・ブラックシアー・ジュニアが15得点、河田チリジが10得点、山崎稜が10得点だった。

 第2戦は26日に同会場で行われる。西地区同士の頂上決戦は史上初。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロバスケットボールリーグ・Bリーグの年間王者を決める「Bリーグ チャンピオンシップ2023-24」ファイナルの第1戦が25日行われました。

約1万3000人の観客が詰めかけた、前回王者・琉球と初のファイナル進出・広島の一戦。先に2勝した方が年間王者に輝きます。

試合は第1Q、出だしから琉球が勢いに乗ります。いきなり8-0とリードすると、このクオーターで5本の3点シュートを決めて24-16とします。

つづく第2Q、ゴール下で強さを見せる琉球がリードを広げ、前半終了時点で43-25と18点差に広げます。

第3Qは両チーム得点を重ね19-18としますが、琉球は62-43とさらに点差を広げます。

それでも第4Q、広島が負けじと追い上げを見せ、一時は1桁台にまで点差を詰め寄ります。それでも最後は琉球が逃げ切り、最終スコア74-62で勝利。

外角からのシュート成功とインサイドの強さが光った琉球が、連覇へ王手をかけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国際司法裁判所(ICJ、本部オランダ・ハーグ)がイスラム組織ハマスと交戦するイスラエルに対し、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファでの軍事作戦即時停止を命じる暫定措置を出したことについて、イスラエル側は24日、激しく反発した。戦時内閣メンバーのガンツ前国防相はラファでの戦闘継続の意向を示したといい、命令に応じる気配はなさそうだ。
イスラエルのメディアによると、ガンツ氏はブリンケン米国務長官との電話会談で、ハマスによる昨年10月のイスラエル奇襲を受け、「正当かつ必要な」作戦を開始したと主張。ガザに連れ去られた人質を奪還し、イスラエル市民の安全を確かなものとするため、「ラファを含む戦闘継続は義務だ」と強調した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国際司法裁判所(ICJ、本部オランダ・ハーグ)がイスラム組織ハマスと交戦するイスラエルに対し、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファでの軍事作戦即時停止を命じる暫定措置を出したことについて、イスラエル側は24日、激しく反発した。戦時内閣メンバーのガンツ前国防相はラファでの戦闘継続の意向を示したといい、命令に応じる気配はなさそうだ。
イスラエルのメディアによると、ガンツ氏はブリンケン米国務長官との電話会談で、ハマスによる昨年10月のイスラエル奇襲を受け、「正当かつ必要な」作戦を開始したと主張。ガザに連れ去られた人質を奪還し、イスラエル市民の安全を確かなものとするため、「ラファを含む戦闘継続は義務だ」と強調した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

立憲民主党の岡田幹事長が、来週開催する予定だった自身の政治資金パーティーを中止すると明らかにしました。

立憲民主党 岡田克也 幹事長(青森市 きょう午後)
「いろいろと考えた結果、政治資金パーティーは中止をすることにいたしました。すでに振り込まれた代金は返済する」

岡田幹事長はパーティーを中止する理由を、「我々が政治改革に熱心でないかのような誤解を解くため」などと説明し、「パーティーの代金はすべて返済する」としています。

立憲民主党は、政治資金パーティーを全面禁止するための法案を国会に提出していて、党の幹部がパーティーを予定していることに与野党から批判が集まっていました。

同じくパーティーを開催するとしていた立憲民主党の大串選対委員長もきょう、「後援会の皆様とも相談のうえ、開催しない」とコメントを発表し、中止を明らかにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暑い日が続いています。日中の水分補給のために、登園、登校時に家庭から水筒を持ってくるように指示されるケースが増えているようです。また外遊びやお出かけ時にも水筒を持っていくことも多いでしょう。
しかし子どもが首や肩から水筒をさげていると、思わぬ事故が起きることも。消費者庁は「子ども安全メールfrom消費者庁 vol.635 水筒を持ち歩くときの転倒事故に注意!」の中で、転倒した際、おなかに水筒が当たった衝撃で小腸が破裂した事故事例などを紹介し、注意喚起しています。
同じような事故は、日本小児科学会の傷害速報(Injury Alert)でも報告されています。
子どもの事故に詳しい、小児科医 山中龍宏先生に、水筒を首や肩からさげて持ち歩く危険性と事故を防ぐ方法を聞きました。

「ペットボトル症候群」って知っている? 暑くなる季節の前に知っておきたい、2~5歳の子どもに気をつけたい飲み物

7歳の子は、転んだ拍子に水筒がおなかにぶつかり、膵臓の半分と脾臓を摘出

消費者庁の「子ども安全メールfrom消費者庁 vol.635 水筒を持ち歩くときの転倒事故に注意!」によると、次のような事故事例が報告されています。

【事例1 脾臓(ひぞう)損傷】
水筒(1リットルの容器)を斜めがけにして歩いていたところ坂道で転倒し、地面と水筒にはさまれる形で腹部を強打した。脾臓損傷のため集中治療室に入院。10日後に退院した。(9歳)※1

【事例2 小腸破裂、汎発性腹膜炎】
通学中に友だちと追いかけっこをしていたところ転倒し、斜めがけしていた水筒が腹部の右側に当たった。痛みと嘔吐があり救急搬送され、小腸破裂、汎発性腹膜炎のため緊急手術をして、集中治療室に入院した(10歳)※1

※1は、医療機関からの報告より。 消費者庁は国民生活センターと共同で、2010年12月より、医療機関(2023年8月現在で32機関が参画)から事故情報の提供を受けています(医療機関ネットワーク事業)。

また日本小児科学会の傷害速報でも、次のような事故事例が報告されています。

【事例3 膵臓(すいぞう)約50%、脾臓摘出】
7歳の男の子が、走って小学校に登校したところ、かたい土の地面でつまずいて転倒した。走っていたため、かなり勢いがついたまま転んだ。その際、地面と首からさげていた水筒にはさまれるような状態で腹部を強打した。水筒は転倒した拍子に底の部分が上を向き、おなかに当たった。男の子は、ぐったりして嘔吐が続いたため、近くの医療機関を受診したが、内臓損傷の可能性が疑われて、別の病院を紹介される。
紹介された病院に到着したとき、男の子は顔色が悪く、腹痛と血性嘔吐があった。後日、開腹術をして膵臓50%程度と脾臓を摘出。40日以上入院したが、退院後も糖尿病の発症や肺炎球菌などの感染症に注意が必要と考えられる(傷害速報より引用、一部改変)。

――報告されている事故事例は、全員小学生ですが、幼児でも起こる危険性はありますか。

山中先生(以下敬称略) 小学生は水分補給の目的などで水筒を持たせて登校させる小学校が多いため、このような事故が起きやすいのでしょう。
しかし幼児でも、水筒を首や肩からさげて歩いたり、走ったりしていて、転んだ場合は、同じような大きな事故につながります。幼児だから大丈夫というわけではありません。

おなかは骨で守られていないために、大きな事故につながりやすい

心臓や肺は胸郭(肋骨や胸骨)で守られていますが、おなかは骨で守られていないために、水筒などが当たって衝撃を受けると大きな事故につながりやすいです。

――報告された事故事例は、膵臓50%程度と脾臓を摘出するなど、どれも大変な事故です。

山中 子ども同士でふざけておなかをたたいたりすると、ママやパパが「危ないからダメ!」と注意しますが、それは本当です。
子どもは大人に比べて体格が小さいので、狭い範囲に臓器が集中しています。
また、胸の部分と違って、おなかは薄い腹筋だけで覆われているため、外部から強い衝撃が加わると、肝臓や膵臓、脾臓、小腸などの臓器に直接、大きなダメージを与えてしまいます。
これらの臓器は、やわらかいので外から大きな力が加わると、破裂したり、裂けたりしやすいです。「どのぐらいやわらかいの?」と思うママ・パパもいるかもしれませんが、肉の生レバーと同じぐらいのやわらかさだと思ってください。

――水筒を持って転倒した場合、どのような転び方だと大きな事故につながるのでしょうか。

山中 転んだ拍子に水筒が立った状態で腹部を直撃すると、内臓損傷の大きな事故につながりやすいです。
水筒が横になった状態で、腹部に当たったほうが軽症で済むと思います。
小学生が持つ水筒は、直径約10センチ弱です。腹部の1カ所に大きな力が加わるため、大きな事故につながりやすいのです。
また勢いよく走ってきて転ぶなど、衝撃の強さも事故の重症度と関係します。

おなかに強い衝撃が加わると、激しい腹痛や嘔吐などの症状が

水筒を持ち歩くことが多くなった昨今、上記で紹介した事故をひとごととは思わないで!「転んだとき、水筒がおなかに直撃したらどうしたらいいか」など、子どもに教えておきましょう。

――転倒時、水筒が腹部を直撃した場合、どのような症状があらわれますか。

山中 内臓が損傷している場合は、がまんできないような激しい腹痛を伴ったり、顔色が悪くなったり、嘔吐したりします。また、内臓から出血しているときは立っていられませんし、歩けません。
そうした状態なので、小学校や園などで事故が起きたら、すぐに誰かが駆けつけてくれて対応してくれるでしょう。
子ども自身にも、おなかを強くぶつけて、とても痛いときには、すぐに先生に言うか、保健室に行くように教えておいたほうがいいでしょう。

――軽症で、後から子どもに「転んで水筒がおなかに当たった」と言われたときはどうしたらいいでしょうか。

山中 子どもにどのあたりに水筒が当たったか聞いてください。そのあたりを触ってもとくに痛がる様子がないときにはあわてなくて大丈夫です。軽い転倒だったのでしょう。
でも、おなかを触って痛がるときは、診察時間外でもすぐに小児科を受診してください。内臓が損傷を受けていることが考えられます。
あざができているけれど痛みがないときは、念のため診察時間内に受診しましょう。
もちろん、急に痛がるようになったり、元気がなくなったりしたら、診察時間外でも至急、受診してください。おなかをぶつけたときは、子どもの様子をよく見ることが大切です。
そして、おなかをぶつけたときは、痛くなくてもママ・パパに教えるように、日ごろから子どもに言い聞かせておきましょう。

――水筒による転倒事故を防ぐには、どうしたらいいでしょうか。

山中 子どもに「水筒をさげているときは、危ないから走ってはダメ!」「友だちとふざけてはダメ!」などと言い聞かせても、こうした事故は防げません。
まずは幼児も小学生も、首や肩から水筒をさげないことが第一です。幼児は、ママ・パパが水筒を持ってあげたほうが安全です。子どもに持たせるときは、リュックの中などに入れてください。
小学校や幼稚園などに水筒を持っていくときは、首や肩からさげずに、手提げバッグの中に水筒を入れて持たせましょう。ランドセルならば専用の補助バッグを取り付けて、水筒を入れてもいいでしょう。
ランドセルに付いているつりさげホルダーにいろいろ荷物をさげるのは、歩いているときに引かかって転んだりすることがあるので危険です。

――水筒以外でも、こうした事故は起きているのでしょうか。

山中 過去には、小学生が自転車に乗っていて転倒した際、ハンドルが腹部に当たって救急搬送された事故も起きています。その子は肝臓を損傷していて、19日間入院しています。

ママ・パパには、ぶつかったり、転んだりしておなかに強い衝撃が加わると、大きな事故につながる危険があるということを改めて知ってほしいと思います。

お話・監修/山中龍宏先生

協力/公益社団法人日本小児科学会 取材・文/麻生珠恵 たまひよONLINE編集部

外遊びが多くなる6月は子どもの交通事故に要注意!飛び出し、ひとり歩き…事故の傾向と対策は?

いくら子どもに「水筒をさげているときは危ないから走らない!」「水筒をさげているときは、友だちと押し合ったりしない! ふざけない!」と言い聞かせても、子どもは走ったり、友だちとふざけたりしてしまうものです。いたましい事故を防ぐためには、水筒の持たせ方を見直すことが第一です。

●記事の内容は2024年5月の情報であり、現在と異なる場合があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大相撲夏場所・14日目」(25日、両国国技館)

 小結大の里が湘南乃海に圧勝。一方的に攻めると、押し出しで下して3敗を死守し、単独トップに立った。湘南乃海は5敗目となり、優勝争いから脱落した。

 同じく3敗だった大関琴桜は結びの一番で阿炎に敗れて痛恨の4敗目。琴桜は立ち合いから積極的に前に出たものの、焦りからか前に出過ぎたところを土俵際で逆転された。勝った阿炎は4敗を守って優勝に望みをつないだ。

 4敗同士の対戦は、大関豊昇龍が欧勝馬を寄り切りで制して、高安を破った大栄翔とともに4敗で、V戦線に踏みとどまった。

 欧勝馬は5敗目となり、脱落した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「阪神3-0巨人」(25日、甲子園球場)

 阪神が前夜のノーノーの悪夢を払拭するような快勝劇。今季最多タイの貯金7とし、交流戦の首位突入を確定させた。甲子園のデーゲームは7戦全勝と圧倒的な強さを誇り、9度目の完封勝ちは巨人と並んで12球団トップタイだ。

 初回に森下&大山の連打で悪い流れを払拭すると、二回に木浪の適時二塁打で先制点を挙げた。四回には渡辺が左翼へ貴重な追加点となる1号ソロ。本拠地・甲子園で阪神の選手がアーチをかけたのは実に約1カ月ぶりだった。

 五回には1死一塁から岡田監督が中野に送りバントを指示。珍しい采配で得点圏に走者を進めると、森下がタイムリーを放って巨人を突き放した。

 先発のビーズリーは初回、先頭の丸に安打を許したが坂本を空振り三振、吉川を二ゴロ、最後も岡本和を見逃し三振と上々の立ち上がりを見せた。二回は3人で料理し、三回以降も安打と失策が絡んで走者を出したが、落ち着いた投球で危なげなく相手打線を抑えた。六回には先頭・坂本を強い当たりを中野が好捕して送球。一度はセーフとなったがリクエストでアウトに。後続をスライダーで空振り三振に打ち取った。これで来日最長イニング更新の6回を3安打無失点、7奪三振と好投した。

 ウエスタンで29イニング連続無失点と無双し、つかんだ1軍のマウンドで2試合11イニング連続無失点。合計40イニング連続無失点の快投で2勝目を手にした。

 ヒーローインタビューでは「きょうは投げたいボールがしっかりコントロールできた。こうやって無失点を続けられることはうれしいですけど、一番はチームが勝つことがうれしい」と語った。2勝目のウイニングボールは「奥さんに渡したい」と笑った。岡田監督も真っ先に「ビーズリーが試合を作ってくれた」とたたえた。

 阪神は26日の巨人戦に敗れても、2位・広島が上回れないため交流戦に首位で突入することが確定した。前夜にノーヒットノーランを食らった悪夢を払拭するような快勝劇。岡田第一次政権の2006年には山本昌にノーノーを食らってから9連勝を成し遂げた実績もある。各選手が屈辱を発奮材料に変え、価値ある1勝を手にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ  ロッテ2-0ソフトバンク(25日・ZOZO)

 ロッテのC・C・メルセデス投手が8回無失点と好投し、チームを2020年以来4年ぶりの7連勝に導いた。緩いカーブを交えながら、強力ソフトバンク打線を翻ろう。被安打3で無失点に封じ、8登板目で今季初勝利を挙げた。

 今季のメルセデスは快投を続けながら、打線の援護に恵まれず、試合前まで防御率1・80ながら0勝1敗だった。この日も援護は内野ゴロの間に挙げた得点とソトのソロによる2点だったが、前カードの楽天戦で2戦33得点をマークしたホークス打線を0点に抑え、念願の白星をゲットした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高校野球の常勝軍団にして、一時代を築いてきた大阪桐蔭に思わぬ伏兵が現れた。春季大阪大会の準々決勝で大阪桐蔭を2対1で破り、その勢いのまま優勝を遂げた大阪学院大高だ。同校は2019年夏の甲子園を制した履正社にも4回戦で勝利している。江夏豊という大投手を生んだ私立校だが、甲子園出場は1996年センバツの一度きり。日本どころか、大阪府内でもノーマークの存在だろう。なぜ快進撃を続けられたのか。昨年3月に指揮官に就任した辻盛英一監督(48)が語る。

 

「とにかく選手たちが頑張ってくれました。大阪から日本一を目指すからには、大阪桐蔭と履正社という二強を倒さなければならない。能力の高い選手が集まる両校に対し、うちはスカウティングではなくブランディングに注力しています。自由な髪型で、練習も自主性に任せています。要するに、わざわざ声をかけなくとも、(大阪)学院に行きたいと思ってもらえるような野球部を目指しています」

 選手が私設の野球塾に通いたいと言えば、反対することもないという。もちろん、大阪桐蔭のように携帯電話の使用を禁止することもない。髪型にしても部内の上下関係にしても、いまだ旧態依然としたスタイルを貫く学校の多い大阪には異色の学校といえる。

 監督の経歴もまた異色だ。大阪市立大(現大阪公立大)の経済学部を卒業後、三井住友銀行、メットライフ生命と渡り歩き、2018年に保険代理店「ライフメトリクス」を起業。日中は32名の従業員を抱える同社の代表取締役社長を務め、夕刻より球児の指導にあたっている。高校、大学時代は自身も白球を追いかけた辻盛監督だが、大阪学院の部員にはビジネスの知見を活かして向き合う。

「保険の営業マンというのは、クライアントの方の人生に踏み込むようなことも求められる。お客様のためにというのと、選手のためにという考え方、アプローチの仕方は近いように思います。大阪市立大の監督時代から、選手の意識改革をするために、ミーティングや対話は大事にしてきました。うちの選手たちは監督の顔色をうかがうことはなく、選手同士がアイコンタクトでエンドランや盗塁を決めている。一応、サインはありますけど、試合中にベンチから出したことはありません。練習中も技術指導はコーチに任せ、私はマネジメントに徹しています」

野球部には監督を支えるコーチ陣が7人いて、他に教員である部長などが活動をサポートする。辻盛監督はコーチ陣に対し、怒鳴り散らすことがないように伝えているという。

「日本で野球をやってきた人たちって、少なからず監督やコーチから叱られ、怒鳴られ、時には殴られながら野球を続けて来た。ですから、うちのコーチ陣も怒鳴らない指導に対して当初は抵抗があったようです」

弾道測定機「ラプソード」も導入した“日本一の練習施設”

 昨春、同校のグラウンドを初めて訪れた時には驚いたものだ。2022年に完成したグラウンドの外野は全面人工芝で、室内練習場では投球練習場の横で内野ノックが可能な広さがある。監督室は2階建てで、グラウンドを俯瞰的に見下ろすこともできる。日本一の練習施設といっても過言ではない。また、辻盛監督の就任後には、170キロが出る打撃マシンに弾道測定機器のラプソードも導入された(当初は監督が個人で購入するつもりだったという)。グラウンドに足を運ぶだけで学校法人の野球部への力の入れようを窺い知ることができる。

 さらには大学野球部との連携も深め、大学の監督には辻盛監督ともつながりがある監督を据えたいという考えから、中村良二氏が指名された。奈良の名門・天理高校の前監督である。

「学校法人として今、野球に力をいれています。野球で結果を残して校名を宣伝し、生徒を募りたいというよりは、在校生の盛り上がりにつなげたいという考え方ですね」

 主将の今坂幸暉(ともき)は、スカウトが注目するドラフト候補の大型遊撃手で、大阪桐蔭戦では逆転を呼び込む一打を放った。今坂が言う。

「前総監督の森岡(正晃)さんの熱い言葉を頂いて、この学校を選びました。レベルの高い大阪でどこまでできるか自分を試したかった。夏も大阪桐蔭に勝って、甲子園に行きたい。個人としては、高卒でプロを考えています」

 話に出た森岡氏は、大阪桐蔭が初の甲子園優勝を遂げた91年夏に部長を務めた人物だ。そんな野球人に見初められた今坂が、春夏9度の全国制覇を誇る大阪桐蔭時代に終止符を打たんとしている。不思議な因縁だろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆プロバスケットボール男子 ▽Bリーグ 日本生命チャンピオンシップ(CS)決勝 第1戦 琉球74―62広島 25日(横浜アリーナ)

 2戦先勝方式の第1戦で、前回王者の琉球が、初出場の広島に74―62で勝ち、史上2チーム目の連覇に王手をかけた。

 第1クオーター(Q)、琉球は24―16とリード。第2Qは、約4分30分間、広島に得点を与えず、点差を広げて、43―25で折り返した。琉球は前半、3Pを12本中7本沈めた。

 第3Qも、62―43と引き離した。最終第4Qは、最大24点差を一時、1ケタ差まで縮められ、広島の流れになったが、琉球は日本代表の今村佳太、岸本隆一の3Pで再び突き放した。最後は12点差で先勝した。

 琉球は、今村が15得点、岸本が14得点。一方の広島は、ケリー・ブラックシアー・ジュニアが15得点、河田チリジが10得点、山崎稜が10得点だった。

 第2戦は26日に同会場で行われる。西地区同士の頂上決戦は史上初。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆プロバスケットボール男子 ▽Bリーグ 日本生命チャンピオンシップ(CS)決勝 第1戦 琉球74―62広島 (25日、横浜アリーナ)

 2戦先勝方式の第1戦で、前回王者の琉球が、初出場の広島に74―62で勝ち、史上2チーム目の連覇に王手をかけた。

 琉球は日本代表として、2月のアジアカップ予選にも出場した今村佳太が最多15得点。3ポイントを8本中5本沈め、成功率は驚異の62・5%をマーク。最終第4クオーターには、一気に10点差まで詰められた残り約2分半に、3Pを決め、嫌な流れを断ち切ってみせた。

 人気バスケ漫画「スラムダンク」の登場人物で、今村と同じシューター・三井寿をほうふつとさせる活躍ぶりを問われると、「うちにはゴリ(スラムダンクの登場人物でセンター・赤木剛憲の愛称)と呼べるクーリーがいるので。シューター陣は気持ち良くシュートが打てる」とにやり。続けて、「今、自分が一番自信を持ってできるのはシュート。迷いなくできていて、確率よく決まっている」と明かした。

 26日の第2戦に勝てば、A東京以来、史上2チーム目の連覇達成となる。今村は「僕たちはまだ何もなし遂げていない。今日の入りと同じメンタリティーで」と集中力を高めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

川崎は柏に1-1のドロー

川崎フロンターレは5月25日、J1リーグ第16節で柏レイソルと対戦し、1-1と引き分けた。前半30分に川崎の真骨頂とも言える華麗なパスワークから先制に成功するも、後半14分にセットプレーの流れから失点。連敗から脱出したものの、ホームで3試合ぶりの勝利は掴み取れず、順位も15位に沈んでいる。

連敗中の川崎は4勝4分7敗で14位に沈む状況で迎えた一戦。ポゼッションの川崎、カウンターの柏の構図で睨み合いが続くなか、前半30分に川崎の真骨頂である華麗なパスワークからスコアが動く。右サイドのMF家長昭博が浮き球をペナルティーエリア右に入れると、走り込んだFWバフェティンビ・ゴミスがバックヒールで落とし、受けたMF脇坂泰斗が相手守備陣に囲まれる中でMF遠野大弥とのワンツーで打開し、相手GKとの1対1を決め切って先制に成功した。

しかし後半14分、自陣で与えたセットプレーでゴール前にボールを放り込まれると、相手MF戸嶋祥郎のダイレクトボレーのこぼれ球を相手FW木下康介に押し込まれ、同点弾を許す。その後も勢いに乗った柏の猛攻に遭うも、GKチョン・ソンリョンの立て続けのビッグセーブに救われる展開が続く。失点後から積極的に交代カードを切るも、状況を好転させることはできず。後半アディショナルタイムにDFジェジエウが一度はゴールネットを揺らしたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でオフサイドと判定され、取り消された。試合は1-1のまま終了している。

川崎は連敗からの脱出には成功したものの、順位は15位に下がり、降格圏の足音が聞こえる立場に。次節は名古屋グランパス戦、その次の第18節はヴィッセル神戸戦と、上位チームとの厳しい連戦が待ち受ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

25日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース』に阪神ファンの松村邦洋さんが出演し、阪神の交流戦のキーマンに佐藤輝明を挙げた。

 松村さんは「二軍にいつまでいるんだろうと思うんですけど、佐藤輝明。“あのエラーで負けたんよ、徹底してノックやで(岡田監督モノマネ)”徹底的に泥まみれになって帰ってきて欲しいですね」とエール。「結果を出すための部分は大きいと思いますね。上がってくるまでもってこい、それが交流戦だと思うんですけど、ちょっと長引いているのが不安ですね」と心配していた。

 佐藤輝明は35試合に出場して、打率.209、3本塁打、17打点と低迷し、守っても6失策と精細を欠き、5月15日に一軍登録を抹消された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 西武6―5オリックス(25日・ベルーナドーム)

 サブマリンが流れを変えた。3点ビハインドの7回。三塁側ブルペンから与座海人がマウンドへ走った。救援で巡ってきた今季初登板。「(登板は)ビハインドのパターンにはなるのかなっていう準備はしていました」。1死一塁で西川に右前安打を許したが後続をピシャリ。その裏、打線が4点を奪って逆転。今季初勝利をつかんだ。「野手の方がみんなでつないで点を取ってくれたので」とバックに感謝した。

 2022年の10勝から昨年は2勝どまり。再浮上を期した今季も先発での2ケタ勝利を目指したが、春先は調子が上がらず2軍スタート。先発ローテーション入りを目指していたが1軍投手陣に離脱者が相次ぎ、18日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)で緊急昇格。

 その日の朝、所沢市の寮で試合に備えていたところ福岡行きを伝えられ、試合途中で球場入り。この日が1軍初登板となった。当面はブルペンで出番を待つことになりそうだが「1試合1試合やっていって頑張ってるので、今日みたいに粘り強く。投手は投手の役割だったり、野手もそうですけど、1人1人役割をやっていくしかないかなと思います」。チームのために腕を振っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本生命 B.LEAGUE FINALS 2023-2024

バスケットボール男子B1リーグの年間優勝を決めるBリーグファイナル(2戦先勝方式)の第1戦が25日、横浜アリーナで開催され、琉球ゴールデンキングスが広島ドラゴンフライズに74-62で勝利し、連覇に王手をかけた。両チーム最多の15得点を挙げた日本代表の今村佳太は「うちにはゴリがいるので……」と大人気バスケ漫画のキャラクターにたとえ、インサイド陣の奮闘を称えた。

リングしか見えねえ――。そう言わんばかりに迷いなく打ち切った。今村は第1クォーター(Q)開始45秒で1本目の3ポイントシュート(3P)を決めると、その後もシュートタッチが冴えわたった。第3Qには3本の長距離砲を沈め、琉球ブースターを熱狂させると、第4Qには追いすがる広島を引き離すとどめのディープスリーが炸裂。8本中5本の3Pを成功させ、両チーム最多の15得点を挙げた。

あまりの精度に、試合後の会見では大人気バスケ漫画「スラムダンク」の登場人物・三井寿になぞらえる声が記者から飛び出した。今村は味方の信頼度を絡めて「うちには『ゴリ』と呼べるジャック・クーリーがいるので、自分たちシューター陣は凄く気持ちよくシュートが打てる」と回答。三井のチームメートで主将センター・赤木剛憲の愛称を持ち出し、笑いを誘った。

A東京とのクォーターファイナル(QF)第3戦で右足首を負傷。状態が心配されたが、むしろそれが迷いを消した。「クリエイトやアタックが自分の魅力だと思っているが、足首のことやコンディションのことも考えた上で、今自分が一番自信を持ってできる部分はやはりシュート。そこを迷いなくクリアにできていることが、確率よく決まっている部分だと思う」。制限を逆にプラスに変えた。

3年連続となるファイナル。「この舞台では躊躇してしまうと相手にモーメンタム(勢い)を持っていかれる」。反撃を許した第4Qで決めた3Pは「苦しい場面だったが、シュートを得意としている選手はあのタイミングで打つべき。入る確信もあったので、自信を持って打てた」と胸を張る。17-18、18-19年シーズンのA東京以来となる史上2度目のB1連覇へあと1勝。エースは「まだ何も成し遂げていない」と気を引き締めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆大相撲 ▽夏場所14日目(25日、東京・両国国技館)

 打ち出し後に取組編成会議が開かれ、千秋楽の取組が決まった。

 3敗で単独トップに立った新小結・大の里(二所ノ関)は、4敗の関脇・阿炎(錣山)との対戦が決まった。大の里が勝てばその時点で初土俵から所要7場所目での最速初優勝が決まる。

 首位から陥落した大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は、大関・豊昇龍(立浪)との4敗対決となった。

 同じく4敗の西前頭筆頭・大栄翔(追手風)は同8枚目・琴勝峰(佐渡ケ嶽)と顔を合わせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカー女子WEリーグ大宮の元なでしこジャパンDF鮫島彩(36)が25日、今季最終戦のホーム・INAC神戸戦で現役生活を終えた。

に今季限りでの引退を23日に表明して迎えた一戦。左サイドバックでフル出場して奮闘したものの、0―2で古巣に敗れた。試合後に、ピッチ上で引退セレモニーが行われ、「ここ数年は1シーズン、1シーズンをやり切ろうと思って戦ってきました。なので、ちまたでは〝やめるやめる詐欺〟とも言われてきましたが、今年はやり切ったのでこの場で立たせてもらっています」などと、あいさつした。

最後に「現役は引退するんですけど、これからはビール片手にスタンドでWEリーグを観戦していると思うので、これからも一緒にWEリーグを盛り上げていきましょう」とスタンドのファン、サポーターに呼びかけた。

鮫島は、なでしこジャパンの一員として2011年ドイツ女子W杯優勝、12年ロンドン五輪銀メダル、15年カナダ女子W杯準優勝に貢献。代表通算114試合5得点だった。クラブレベルでは、宮城・常盤木学園高から加入した東京電力を皮切りに、仙台(現マイナビ仙台)、INAC神戸などで活躍。米国やフランスのクラブでもプレーした。

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦