4月の衆院東京15区補欠選挙で、他陣営の候補者らの選挙運動を妨害した疑いがあるとして、警視庁捜査2課は13日午前、公職選挙法違反(自由妨害)の疑いで、政治団体「つばさの党」の事務所(東京都千代田区)など関係先を家宅捜索した。捜査関係者への取材で判明した。

 捜査関係者によると、公選法違反の疑いが持たれているのは、つばさの党代表の黒川敦彦氏(45)や、東京15区補選に立候補して落選した根本良輔氏(29)ら3人。黒川氏らは選挙運動の期間中、拡声器などを使って大音量で他陣営の演説を妨害したり、選挙カーを長時間追いかけて交通の便を妨げたりした疑いがある。

 東京15区補選では、乙武洋匡氏(48)陣営が告示日の4月16日に東京都江東区で実施した演説を妨害したとして、選挙期間中に警視庁が、黒川氏や根本氏ら3人について、自由妨害違反で警告していた。

 捜査関係者によると、他にも複数の陣営から、つばさの党による選挙運動妨害の訴えがあり、警視庁が被害届を受理して調べている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザ北部で大規模な攻撃を再開するなど、戦闘が激しくなっていて、ガザ地区での死者はこれまでに3万5000人を超えた。

イスラエル軍は12日、ガザ地区北部のジャバリヤ地区にイスラム組織ハマスが再結集する動きがあるとして、30カ所を空爆するなど大規模な攻撃を始めたと発表した。

イスラエル軍は2024年1月、「北部のハマスを解体した」と宣言していたが、ハマス壊滅を目標に掲げる軍事作戦の難しさが浮き彫りとなっている。

また、イスラエル軍は南部ラファでも攻撃を続けているため、支援物資が搬入されないなど人道状況が悪化している。

ガザ保健省によると、2023年10月にイスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘が始まってから、ガザ地区での死者が3万5034人にのぼったほか、がれきの下には救助できていない人が1万人以上いるとしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都市と地方の双方に生活拠点を持つ「二地域居住」を促進する初の法案が今国会で審議される中、石川県は、能登半島地震からの復興など石川に関わる二地域居住者に対し、いわば「第2の住民票」を交付する登録制度の検討を始める方針だ。二地域居住者を「住民」のようにみなして登録することで、実情と行政ニーズを把握し、必要な施策につなげるのが狙い。実現すれば全国初の試みで、国の政策を先取りするものとして注目される。

 

「福島の経験」生かす

検討する制度は「石川県特定居住者等登録制度」。県の有識者委員会の委員で、産直アプリ運営会社「雨風太陽」(岩手)の高橋博之代表(49)が県に提案した。高橋さんは二地域居住者など、特定の地域へ継続的に関わる「関係人口」の提唱者として知られる。

能登地域では今回、地震により過疎が20年早まるといわれる。もともとの住民だけでなく、東京や大阪などの都市住民が能登地域の関係人口となって二地域居住することで、復興に関わってもらうことを考えたという。

ただ、二地域居住先に住民票がないと、育児や教育、福祉などの行政サービスが受けられないといった課題が指摘されている。

平成23年の東京電力福島第1原発事故の際には、故郷を追われて避難先との二地域居住を強いられた避難者のために「二重の住民登録」制度が提唱されたこともあった。だが、住民票は納税や選挙権と密接に結びついていることから、国は制度自体には手をつけず、特例法によって避難先でも同じ行政サービスを受けられるように計らった経緯がある。

令和4年、自民党の「二地域居住社会実装タスクフォース」は、地域活性化の観点から二地域居住を進めようと「二地域居住者等登録制度(仮称)」を提言。今回の高橋さんの提案は、この提言を国に先駆けて都道府県レベルで実現しようとするものだ。

国の新制度を補う

第2住民票の仕組みは、石川県内で二地域居住する県内外の人を申請に基づき登録。二地域居住者の実情やニーズを把握し、公共施設の利用やごみ収集、教育や医療サービス、災害時の支援などにつなげる。

登録者には、住民票のような「登録証」を交付する一方、ふるさと納税を奨励。納税することで行政サービスに「ただ乗り」しているという後ろめたさを持つ必要もなくなり、地域の一員として生活できる利点があるという。

今国会で審議中の法案は、二地域居住者の住まいや働く場など環境整備を進める計画を作成した市町村に対し、国が財政支援する制度の創設などが柱。

高橋さんは「ただ、肝心の二地域居住者をどう把握し、施策の改善につなげるかが抜け落ちている。国の制度に足りない部分を、県が条例を作って埋められるとよいと考えた」と話す。

提案は今月6日、高橋さんの会社などが金沢市で開いた復興イベントで公表された。馳浩知事も参加し、提案について「住民登録の所管は市町村であり、県がどう関わるか調整が必要だ」と指摘。「たとえば二地域居住者を県も認定する『認定登録制度』とし、情報を共有することで県が市町を支援する仕組みも考えられる」とアイデアを述べた。

一方で、今回の地震により能登地域から金沢などへ広域避難し、福島県民のように、やむを得ず二地域居住している被災者も多い。県は「まずはこうした被災者を支援した上で、今回の提案を考えていきたい」(地域振興課)としている。

往復交通費も課題

イベントには、自民党タスクフォースの座長を務める越智隆雄衆院議員も登壇。二地域居住で課題となっている往復の交通費の負担について、参加した20代男性から意見を聞いた。

男性は東京と能登地域を新幹線で月に2往復して復興ボランティアを続けているといい、「金銭的な面が課題」と訴えた。

耳を傾けていた越智氏は「国民の税金を二地域居住者の交通費支援に使うことはなかなか難しい」とした上で、「若者が月に6万円払って地域のために行ったり来たりしていることは、やはりしっかりと支えていかなければならない」と述べ、交通費の課題解決へ決意を新たにしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲の横綱照ノ富士関(32)(伊勢ヶ浜部屋)と、大関貴景勝関(27)(常盤山部屋)が夏場所2日目の13日、日本相撲協会に休場を届け出た。先場所を途中休場した一人横綱が休み、今場所も横綱不在となる。貴景勝関の休場は3場所連続。

 

 

 照ノ富士関は、腰痛のため先場所7日目から休場し、今場所前も脇腹を痛めるなど調整が遅れていた。万全の状態ではない中で出場に踏み切ったが、初日は新小結大の里関に敗れて黒星発進となっていた。

 貴景勝関は首に古傷を抱えており、今場所初日は平戸海関に力なく押し出されていた。師匠の常盤山親方(元小結隆三杉)によると、再出場はしない方針で、来場所は大関カド番となる。

 2日目に横綱との対戦が組まれた大栄翔関と、貴景勝関の対戦相手の豪ノ山関は不戦勝ちとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆大相撲 ▽夏場所初日(12日、東京・両国国技館)

 途中休場明けの照ノ富士(32)=伊勢ケ浜=ら、1横綱4大関が全て敗れる大波乱のスタート。出場した5人以上の横綱、大関陣の総崩れは、1横綱5大関だった2006年秋場所6日目以来で、初日に限れば昭和以降初の事態となった。

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 照ノ富士が顔をしかめた。大の里との一番はもろ差しを許し、苦しい体勢となった。最後は右足一本を残して苦し紛れの小手投げも不発で、土俵上で腹ばいになった。起き上がると眉間にしわを寄せ、花道では右足を振るしぐさを繰り返しながら、腹についた砂を手で払った。支度部屋では付け人を通じて、悔しさからか取材を拒否した。

 2日の横綱審議委員会による稽古総見では、左脇腹を痛めて稽古を急きょ回避。報道陣に公開となった9日の部屋の稽古でも相撲は取らなかった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)も「ぶっつけ本番しかないですから。稽古はできていないですから」と土俵勘を懸念していたが、その不安が的中する結果となった。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「我慢できなかった。出てきたところを(投げよう)と思ったのだろうが、大の里も分かっていた。明日は気合を入れてやってほしい」と奮起を促した。(大西 健太)

 ◆逆転狙うも… 3大関がいずれも敗れる中、大関陣最後のとりでの豊昇龍もあっけなく崩れた。熱海富士に左の上手を許し、苦しい体勢に。右の下手投げで強引に逆転を狙うが、体重183キロの巨漢は揺るがず。最後は上手投げで敗れた。土俵上で苦笑いを浮かべた。支度部屋では険しい表情で、取材には応じなかった。八角理事長は「下手が浅かった。投げ一辺倒だけだからね」と厳しく指摘した。

 ◆左脚ひきずり 貴景勝は平戸海に当たり負けると、防戦一方であっけなく押し出された。勢い余って土俵下に転落。その際に痛めたのか、左脚を引きずりながら会場を後にした。先場所は13日目に勝ち越しを決めカド番を脱出したが、右大胸筋などを負傷し翌14日目から休場。場所後の春巡業も全休していた。出場に踏み切ったが、不安な船出。高田川審判部長は「相撲になっていなかった」と厳しく指摘していた。

 ◆転籍後初戦も 首の負傷など不安を抱える中で2度目のカド番を迎えた霧島は、苦しい滑り出しとなった。突き押し自慢の豪ノ山を相手に、立ち合いは右からの張り差しを選択。ただ効果は薄く、一気に押し出された。うつむき加減で花道を後にし、取材には応じなかった。音羽山部屋に転籍後、初めての一番を白星で飾ることはできなかった。八角理事長は「立ち合いが軽い。当たれていない」と指摘した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆米大リーグ パドレス―ドジャース(12日・米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が12日(日本時間13日)、腰の張りのため敵地パドレス戦でベンチスタートとなった。スタメン落ちは今季2度目(前回は休養のため)。試合前には日米メディアの取材に応じ、自身の体調を説明した。

 「昨日のゲーム前からトレーニングでちょっと違和感があったので。今日は僕は出られるかなという感じでしたけど、大事をとってということでした」と明かし「連戦がけっこう続くとどっちみち一日(休みを)入れようかなみたいなことを(ロバーツ監督が)言ってたと思うので、今日それが早めに入る感じかなと思います」と切り替えた。症状は改善しているという。

 ロバーツ監督も試合前に取材に応じ、大谷とのやりとりなどを明かした。主な一問一答は以下の通り。

 

―大谷の様子は? 彼は今日もプレーしたいと監督に言ったか

「いいや、ノーだ。彼の状態は今日は(昨日より)いいようだ。体が動き続けるように(あえて)動き回っている。彼が今日出場しないことについて、私は(昨夜)かなりクリアだったからね。13日間連続で試合が続くので、どこかで彼に一日オフを与えるつもりだったので、こういう状態の時に休ませた」

―明日は出場するのか

「ああ、そのつもりだ」

―レントゲンを撮ったりは

「とっていない」

―大谷に休みを伝える時のプロセスはどういう感じか

「昨夜トレーナーのトムと私で話して、休ませる判断をした。その情報を得て(昨夜の)最後の打席に入れないことも決めた。私としては、今日がナイター翌日のデーゲームであることも(彼を休ませる)理由の一つになった。我々は彼に長期間健康でいてほしいので、1試合だし、最も重要なのは彼の健康状態なので、ここで出場をプッシュする必要はないと考えている」

―彼を監督室に呼び出して休みを伝えたのか

「いや、違う。私はそれをウィル(アイアトン通訳)に言った」

―それは昨夜言ったのか

「昨夜そうなるだろうとのプランを伝えて、今朝それを確認した。昨夜伝えたのは、今日プレーするつもりでいないようにするためだ」

―大谷はエンゼルス時代に試合を休みたがらなかった。そんな彼にどうやって休みを納得させるのか

「リアルタイムでだろう。それに慣れること、互いの関係性をつくること。彼は自分の体のことを熟知している。この13日間連続の期間中だから、少し大事を取って休ませたが、これから先、チームと彼本人のベネフィット(得)のために、時には休むこともインプットされるだろうし、私と彼の信頼関係もできていくだろう」

―これから定期的に月一度とかでオフを取らせるとかを考えているのか

「いや、アリゾナ(現地1日のDバックス戦)の時はオフデーの前に休めば2日連続になるからそうしたが、これはたまたま。私は、彼には休みが必要だと思えば休ませればいいと思っているから、予定しているオフデーはない。この13日間連続が終われば、(チームが)オフデーがたくさんあるスケジュールになる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SAN DIEGO, CALIFORNIA - MAY 12: Yu Darvish #11 of the San Diego Padres reacts after striking out Andy Pages #44 of the Los Angeles Dodgers after the third out of the sixth inning of a game at Petco Park on May 12, 2024 in San Diego, California. (Photo by Sean M. Haffey/Getty Images)

 

 

○ パドレス 4-0 ドジャース ●
<現地時間5月12日 ペトコ・パーク>

 サンディエゴ・パドレスが完封リレーで同地区カード勝ち越し。先発したダルビッシュ有投手(37)が7回無失点の好投で今季3勝目、日米通算199勝目を挙げた。

 母の日に合わせ、ピンクのグラブを身に着けてマウンドに上がったダルビッシュが初回を三者凡退で終えると、パドレスは1回裏、フェルナンド・タティスJrとジェーク・クロネンワースの二者連続本塁打で2点を先制。援護を受けたダルビッシュは4回までパーフェクト投球を展開した。

 追加点を貰った5回表には、二死からこの試合最初の四球と安打を許し、得点圏にランナーを背負うも無失点。6回表は一死からベッツに二塁打を打たれたが、フリーマンを中飛、スミスを空振り三振に仕留め、ピンチを脱出。7回表も三者凡退とし、今季最多107球を投じて7回無失点。8回表はワンディ・ペラルタ、最終回は守護神ロベルト・スアレスが登板し、逃げ切り成功。ダルビッシュが今季3勝目を手にした。

 この勝利でパドレスは同地区首位ドジャースとのカードに勝ち越し。4カード連続の勝ち越しで貯金を1とした。次カードは同地区最下位のロッキーズを本拠地へ迎え、3連戦を行う。

 この試合のダルビッシュは7回2安打、1四球、7奪三振、無失点の内容。現地時間4月30日に負傷者リストから復帰して以来、3試合17イニングで無失点投球を継続。今季初勝利から3連勝で日米通算200勝へ王手をかけた。今季8戦目を終え、成績は3勝1敗、防御率2.43となっている。

 なお、ドジャースの大谷翔平は今季2度目の欠場。前日の試合で腰の張りにより途中交代していたため、休養を取る形となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

YouTube「ANDTV」が制作する、東京六大学野球リーグの慶大を追いかけた番組が野球ファンの間で人気を集めている。「ANDTV」を主宰する、慶大野球部OBで元テレビ東京スポーツ局プロデューサー、現在は合同会社AND代表の山崎満靖さん(40)に、番組に懸ける思いを聞いた。(加藤 弘士)

 慶大野球部ファンの間で、「ANDTV」はよく知られた存在だ。山崎さんはカメラを片手に春季キャンプ地の鹿児島から、午前5時半スタートの日吉・下田グラウンドでの練習まで密着取材を敢行し、YouTubeに続々とアップしていく。

 「練習が午前5時半に始動と聞いて、(都内の)家からは始発で行っても間に合わないと。なので自転車で行きました。往復で35キロぐらいあるんですけど。まあ、電動ですけどね(笑)」

 昨秋から堀井哲也監督を中心に、慶大野球部を精力的に取材している。すると、チームは昨秋のリーグ戦を制覇。勢いのままに明治神宮大会では日本一に輝いた。Vパレードの裏側に、昨夏の甲子園を制した慶応(神奈川)ナインの大学合流、4番・清原正吾内野手の活躍など、話題に事欠かないことも追い風となり、チャンネル登録者数は増加の一途をたどっている。

 「卒業以来、グラウンドに入ったこともなかったんです。成績を誇れるようなOBじゃないですし。神宮には新人戦で1打席立っただけ。それも三飛でしたから」

 慶大野球部に密着するきっかけは、堀井監督との“球縁”にあった。

 「たまたま同期の中根慎一郎君が現在、助監督を務めていまして。去年の夏、仕事でたまたま旭川に行く機会があったんです。お昼に『孤独のグルメ』にも出てきたお店で豚丼を食べようと行ったところ、その2階に慶大野球部が旭川で合宿を行うというポスターが貼ってありまして。それを写真に撮って、中根君にLINEを送ったんです」

 昼時ということで、中根助監督は堀井監督とランチをともにしていた。すぐに返事が来た。「堀井監督が山崎のことを覚えているよ」という内容だった。

 「『まさか!』と。17年前のあいさつを覚えてくれているだなんて。直接お話ししたのは5秒ぐらいなのに(笑)。僕が大学4年に進級する直前、日吉で行われた2軍キャンプに、当時JR東日本の監督だった堀井さんが講話に来て下さったことがあったんです。僕が中学時代に野球を教わった元中日コーチの飯田幸夫さんは、堀井さんの打撃の師匠でもあって。僕にとって堀井さんは兄弟子だと(笑)」

 講話の後、堀井監督のもとに出向き、「私も飯田さんに習っていました」とあいさつした。それが堀井監督の記憶の片隅に残っていた。指揮官が中根助監督に「あいつは、いいバッターだったんだよなあ」と話したと聞くと、山崎さんの胸が熱くなった。

 野球を巡る“縁”を大切にする堀井監督の指導哲学を描いた「エンジョイベースボールの真実」を制作したところ、口コミで徐々に人気が広がっていった。今では神宮球場で選手の家族からも「いつも見てます」と声を掛けられるようになった。堀井監督は「ANDTV」を3度見することもあるという。「振り返りも含めて、何より私自身が配信を楽しみにしております」。その言葉がきょうも、山崎さんの足を現場へ向かわせる。

 大学時代のポジションは一塁手。当時の写真では左手に“清原モデル”のファーストミットをはめた姿が確認できる。「野球を始めたキッカケは、清原選手のフルスイングでした」。憧れた清原和博さんの長男・正吾選手が今、4番で活躍しているのも“球縁”かもしれない。

 撮影に編集。SNSによるプロモーション。全部一人で行う。なぜそこまで、慶大野球部に情熱を燃やせるのか。

 「愛ですよね。ラブというか。慶応を一言で表すと、エキセントリック・ラブな感じがあるじゃないですか」

 胸に秘めた愛と、テレビマンとして培ったEYE=確かな眼で、“陸の王者”の青春の日々を記録していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクルトは12日、塩見泰隆外野手(30)が都内の病院で左膝前十字靱帯(じんたい)と半月板損傷と診断されたと発表した。全治は未定としたが、近日中に手術を受ける可能性もある。一般的な症例から復帰には6か月以上は要するとみられ、今季中の復帰は絶望的となった。

 塩見は11日の巨人戦(神宮)の初回、遊撃内野安打を放った際の走塁で、一塁ベースを踏んだ時に左膝を痛めて倒れ込んだ。自力歩行が困難のため、担架で運ばれ途中交代していた。

 今季は31試合で打率2割6分7厘、3本塁打、8打点、3盗塁。3日の中日戦(神宮)では延長11回にサヨナラ2ランを放つなど存在感を見せていた。高津監督は前日11日に「軽傷であってほしいと祈るばかり」と願っていたが、リードオフマンが長期離脱となり、チームにとって大きな痛手となりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広島、近鉄で投手として活躍した西武の投手育成アドバイザー、清川栄治さんが5日、悪性腫瘍のため東京都内の病院で亡くなった。62歳だった。西武が13日、発表した。

 故人の遺志により、葬儀は近親者のみで執り行われた。

 清川さんは昨年まで西武の2軍投手総合コーチを務めて退任。今季は球団アドバイザーに就いていたが、昨年から闘病中だった。

 西武は14日の1、2軍戦の公式戦を喪章をつけて試合を行う。またベンチ内にユニホーム、球団旗を半旗と見立ててそれぞれ掲出する。

 京都府出身の清川さんは1983年オフにドラフト外で広島に入団。変則的なサイドスローの左腕として、中継ぎ、ワンポイントリリーフで活躍し、“投手王国”と呼ばれた広島を支えた。91年に近鉄に移籍。98年には7年ぶりに広島に復帰し、同年に現役を引退した。プロ15年で438試合に出場。すべてリリーフ登板だった。13勝10敗、防御率2.94の成績を残した。438試合連続救援登板は当時の日本記録だった。

 コーチとしても広島、オリックス、西武の3球団で指導した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムは13日、「日韓ドリームプレーヤーズゲーム」を7月22日にエスコンフィールド北海道で開催すると発表した。

 この一戦はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や五輪などの世界大会でし烈な戦いを繰り広げてきた日本と韓国のプロ野球レジェンド選手たちが一夜限りの真剣勝負を繰り広げるもの。

 

 今年は日本プロ野球が誕生してから90周年を迎え、両国のプロ野球の歴史を築いてきた先人たちへの敬意と感謝を込め、また野球を通じた国際友好親善に貢献したいという願いから特別試合が企画された。

 日本代表の監督は2009年のWBCで世界一に導いた原辰徳氏、韓国代表は同年WBCで指揮を執った金寅植(キム・インシク)氏が務める。日本の第一弾メンバーも発表され、コーチは山田久志氏、緒方耕一氏、投手は上原浩治氏、岩隈久志氏、藤川球児氏、捕手は谷繁元信氏、城島健司氏、内野手は小笠原道大氏、鳥谷敬氏、外野手は稲葉篤紀氏、福留孝介氏、内川聖一氏が名を連ねた。

 ☆原辰徳氏「日本と韓国のレジェンドが集う「日韓ドリームプレーヤーズゲーム」で監督を務めることができ、大変光栄です。日本球界にとって、韓国はよきライバルであり、友好国でもある特別な存在です。日韓ともに球史に名を残す選手が揃うとなれば、国際試合で戦ったあの興奮がよみがえってきます。JAPANの監督としてこのメンバーとともに日の丸を胸に、勝利を目指して全力で戦います」

 ☆キム・インシク氏「野球の交流を通じて、韓国と日本のファンが気持ちを分かち合い、両国の親善を図る有意義な試合に監督として参加することになり、光栄に思います。まず、日本の有名な選手の方たちがたくさん出場するので、彼らにお礼の言葉を伝えたいです。日本チームには素晴らしい選手がたくさんいますが、韓国の選手も恥ずかしくない試合ができるように最善を尽くします。今回の試合をきっかけに、今後もずっと交流戦を続けられることを願っています」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロ野球広島と近鉄で中継ぎ投手として活躍した清川栄治(きよかわ・えいじ)さんが5日、悪性腫瘍のため東京都の病院で死去した。62歳。京都府出身。葬儀は近親者で行った。

 京都商高(現京都先端科学大付高)、大阪商業大を経て1984年にドラフト外で広島に入団。貴重な左の横手投げとして救援陣を支えた。91年途中に近鉄に移籍。広島に復帰した98年限りで現役を引退した。全て救援で通算438試合に登板し、13勝10敗12セーブ、防御率2.94だった。

 引退後は広島やオリックス、西武で長く投手コーチを務め、社会人野球の日立製作所でも指導した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大相撲5月場所は波乱の幕開けとなった。初日から横綱と4大関が全敗という昭和以降で初の事態に。関脇2人も敗れ、三役以上で白星をあげたのは横綱・照ノ富士に勝った新小結・大の里ただ一人と、上位陣が総崩れとなった。大荒れの土俵に騒然となった両国国技館だが、熱戦の続く取組に声援を送る側にも、注目が集まっている。

 

 

 満員御礼の垂れ幕が下がった国技館の館内は番狂わせが続いて大いに沸いた。ただ、「チケットは千秋楽まで完売」(茶屋関係者)とのことで、生観戦するハードルは高そうだ。茶屋関係者はこう続ける。

「特に入手困難なのが、NHK大相撲中継で映り込む向正面の溜席(たまりせき)。通称“砂かぶり”と呼ばれる座布団1枚の広さの席ですが、土俵の四方に6段482席ある。そのうち300席は相撲協会に金銭面での援助をする維持員の席で、残りの大部分は古くから15日間の通し券を購入している人の既得権となっている。一般販売もされるがごく限られた席数しかないため、とにかく入手は困難ですね」

 好角家で知られる喜劇役者の大村崑氏(92)も「いろんなツテを頼ってお願いしていますが、溜席のチケットはなかなか取れない。なんとか譲ってもらえることになったのが半年後の九州場所です。待ち遠しいですね」と話すような状態だ。

 大変な盛り上がりの相撲人気だが、最近は向正面の溜席に座る観戦者の“マナー”が問題になっているという。足を投げ出したり、携帯電話で写真や動画を撮っている姿がNHK大相撲中継で映り込んでいることが少なくない。

「溜席に座っている維持員は、本場所での力士の技能審査をする立会人という立場。そのため観戦にはいくつもの暗黙のルールがあります。一般の人も溜席に座る場合、観戦マナーは維持員に準じるものと考えられています」(前出・茶屋関係者)

結びの一番の直後に席を立つのはNG

 どのようなルールやマナーがあると考えられているのか。溜席によく姿を見せることで知られているのが、11月の九州場所では控え行司のすぐ隣の溜席に15日間通い続け、「着物美人」としてネットニュースに取り上げられるなどしてきた女性だ。今場所初日も、向正面の5列目に姿を見せていた。この日はクリームと黄緑色の着物に、黒と白の博多帯での観戦だった。この「溜席の着物美人」に、打ち出し後、溜席での観戦マナーをどう捉えているかを聞いてみた。

「溜席でやってはいけないのは、座席での飲食です。これはみなさん守られていますよね。あと携帯電話の使用や写真・動画の撮影ですが、これはマナー違反をしている人が多い印象です。溜席からの景色は迫力満点ですから、写真に撮りたいという気持ちもわかりますが、力士が飛んでくることもありますからね。土俵に集中していないと危険なんです。

 溜席では技能審査の立会人ということで声を出して贔屓力士を応援するのはNGなんです。もちろん野次や勝負審判への批判などもダメですが、勝った力士への拍手は問題ありません。あと、よくあるのは結びの一番が終わった直後に席を立って帰る方ですね。弓取り式が終わるまでは帰っていけない。取組中にトイレのために席を立つことも憚られるような席ですからね」

 足を投げ出している観戦者については、次のような考えを話した。

「ルールとして明確な決まりはないですが、男性ならあぐら、女性ならできれば正座をしてもらいたいですね。お尻の下に正座用の折りたたみ椅子を持参される女性が多いです。背筋が伸びて姿勢よく見えますからね。足を投げ出したり、体操座りをする人もいますが、NHKの相撲中継ではかなり目立ちます。気を遣うべきじゃないでしょうか」(同前)

 服装についてルールはないというが、「溜席の着物美人」として知られるはこの女性は、九州場所では15日間、毎日違う着物で控え行司の隣の席に座り、注目を集めてきた。どういったこだわりがあるのだろうか。

「相撲協会が“着物デー”を設けて特典を付けているので着物の女性も多くなりましたが、地方場所に比べて国技館は少ないですね。国技に一番似合うのは着物だと思うし、世界中に配信されている大相撲の観戦には日本らしい着物で、ということを意識しています」

 そう話した溜席の着物美人のような存在が、土俵の盛り上がりに花を添えていることは間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

13日に神宮球場で予定されていた東京六大学野球リーグの立大―明大は雨のため中止となり、14日に順延となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米女子ゴルフのコグニザント・ファウンダーズ・カップは12日、ニュージャージー州クリフトンのアッパーモントクレアCC(パー72)で最終ラウンドを行い、22位で出た畑岡奈紗は5バーディー、2ボギーの69、通算6アンダーの282で12位に順位を上げた。

6位スタートの西郷真央は1バーディー、5ボギーの76とスコアを崩し、笹生優花らと並ぶ通算3アンダーの29位。西村優菜、吉田優利は通算イーブンパーで50位だった。

ツアー史上初の出場6試合連続優勝を狙ったネリー・コルダ(米国)は1バーディー、2ボギーの73で通算7アンダーの7位に終わった。

66で回ったローズ・チャン(米国)が通算24アンダーで今季初、通算2勝目を飾った。

 

 

 

 

 

 

 

 

中止の大学野球(13日)

▽東京六大学立大×明大

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オジェ連勝、勝田29位=WRC

自動車の世界ラリー選手権(WRC)第5戦、ラリー・ポルトガルは12日に最終日が行われ、GRヤリスのトヨタ勢はセバスチャン・オジェ(フランス)が連勝で今季2勝目、通算60勝目をマークした。勝田貴元は29位だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

米男子ゴルフのウェルズ・ファーゴ選手権は12日、ノースカロライナ州シャーロットのクウェイルホロー・クラブ(パー71)で最終ラウンドが行われ、ロリー・マキロイ(英国)が通算17アンダーで優勝した。マキロイは米ツアー今季2勝目、通算26勝目。
サウスカロライナ州マートルビーチのデューンズG&ビーチC(パー71)で行われたマートルビーチ・クラシックは、クリストファー・ゴットラップ(米国)がツアー初勝利を挙げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

12日の日本選手=米大リーグ

カブス・鈴木パイレーツ戦に2番指名打者で出場し、5打数無安打。打率2割9分。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J2リーグ ▽第15節 山口2―1いわきFC(12日・ハワイアンズスタジアムいわき)

 

 J2いわきFCはホームで山口に1―2で敗れ、5戦ぶりの黒星。前半23分にFW谷村海那(26)の今季7点目で追いついたが、後半に勝ち越され4位から7位に後退した。

 いわきは終始、相手の強度に圧倒される内容だった。5戦ぶりの黒星に、田村雄三監督(41)は「ある意味、完敗なのかなと思っています。選手を躍動させることができなかった自分のマネジメントミス」と振り返った。

 風下に立った前半は、ロングボールの対応に手を焼くと7分に失点も、同23分にMF加瀬直輝が「時間がつくれて良い所に出せた」と右サイドからのクロスにFW谷村が頭で合わせて同点に追いついた。今季7得点目の谷村は空中で競り合った際に顔面を強打しながら90分間フル出場。試合後は大事を取って病院へ向かったが、気合の同点弾も実らなかった。後半20分には左ショートコーナーからのクロスに競り負けて勝ち越しを許した。

 ここまで3連勝に引き分けと4試合連続クリーンシートで勝ち点を積み上げたが、リーグは4月13日のホーム・清水戦(2●3)以来、5戦ぶりの複数失点。田村監督は「ここ4戦も、やられなかったから良かったという部分もあった。なるべくしてなった感じ」と危うさがあったと分析する。次節18日のアウェー・群馬戦に向け指揮官は「長いシーズンの中でこの1敗をどう感じるかがすごく大事。もっと徹底して練習していきたい」と切り替えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆パ・リーグ 日本ハム6x―5ロッテ(12日・エスコンフィールド)

 日本ハム・水野達稀内野手(23)が12日のロッテ戦(エスコン)に「9番・遊撃」で先発し、プロ初のサヨナラ打を放った。前日から6打席無安打、5三振で迎えた9回1死満塁。鈴木のスライダーを鮮やかに右前へ運んだ。チームを今季2度目の同一カード3連勝に導くと「やりました~!」とお立ち台で絶叫した。

 両手を広げた若武者のもとへ、ナインが押し寄せた。もみくちゃにされながら3万376人の大歓声が全身を包む。「興奮しすぎて、バットに当たってからの記憶がない。昨日から三振しかしてなかった。ここは決めるしかないと。手荒い祝福、うれしかったですね」。序盤から3度リードされながら驚異の粘りで追いつき、2点を追う9回は計4安打を集めて逆転勝ち。一丁締めを託されると「簡単には負けない。これが今年のファイターズです」と全員での勝利を強調した。

 特別な日に、最高の輝きを放った。12日は母の日。香川出身の23歳は、母・真理さんへの思いを口にし「アマチュア時代からずっと、どこでも試合を見に来てくれる優しいお母さんだった。さすがに北海道には毎回来れないけど、絶対(映像で)見てくれたと思う」。昨年は「ちょっといいドライヤー」をプレゼント。「今年はちょっと考えてから贈ろうかな」と照れくさそうに笑みを浮かべた。

 正遊撃手の座をつかみつつある今季は既に自己最多タイの31試合に出場。新庄監督も成長速度を絶賛するホープが今季3度目のサヨナラ勝ちへ導いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆明治安田J2リーグ第15節 山形0―1水戸(12日・NDスタ)

 J2モンテディオ山形は水戸に0―1で競り負け、4戦勝ちなし(1分け3敗)で16位に後退した。

 攻め続けた山形だがゴールは遠かった。0―1の後半3分、左からのクロスに中央でFW高橋潤哉が合わせたが、ボールは左に外れた。「ストライカーなら絶対に決めないといけない。あれが負けにつながったと思います」と猛省した。

 高橋に代わり、後半16分から21歳のFW堀金峻明がピッチへ。来季加入が内定し、特別指定選手としてJデビューした関東学院大4年生は、強いフィジカルでゴールに迫った。シュートは打てず「悔しい結果です」と振り返ったが、8日に合流したばかりながら抜てきした渡辺晋監督は「パワーをもたらしてくれた。これをステップとして成長して欲しい」と期待を込めた。

 波に乗れない時期が続くが、負傷から復帰し初出場したDF岡本一真ら新戦力も台頭しつつある。ホームに秋田を迎える次節(18日)の東北ダービーで巻き返したい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆サッカー◇天皇杯静岡県代表決定戦▽決勝 アスルクラロ沼津2―0常葉大 (12日、愛鷹競技場)

 

 J3アスルクラロ沼津が常葉大を2―0で下し、2年連続3度目の本大会出場を決めた。前半33分に元日本代表のFW川又堅碁(34)が先制点を奪うと、後半10分のセットプレーでMF菅井拓也(32)が押し込んだ。天皇杯は25日に開幕し、沼津は1回戦で岐阜県代表のJ3岐阜と対戦する。

 頼れるストライカー・川又が沼津を引っ張った。184センチの長身を生かし、前線でロングボールを受けて味方へ落とす。かと思えば相手DFの背後へ走ってスルーパスを引き出し、サイドからのクロスに合わせてゴール前へ飛び込む。

 そして前半33分に先制点だ。相手のパスミスをゴール前で受け、GKとの1対1を冷静にファーサイドへ蹴り込んだ。

 昨年9月に新加入して8戦1得点。今季もリーグ11試合で1点を挙げているものの、すべて途中出場で、公式戦の先発は沼津では初めてだった。「チャンスを多く作れるのでスタメンは楽しい」。常葉大の激しいプレスにあった味方を落ち着かせる、貴重な一撃に「あの時間帯で取れたのは大きかった」と目を細めた。

 反省も忘れない。前半34分にも前線へ抜け出したが、相手GKに止められた。「あと何点か取れる場面があった。1点に終わったのは寂しい」。45分以上プレーしたのも久しぶりで、後半14分には両足がつってしまい、歩けなくなり担架で交代。「恥ずかしかったです」と笑った。

 存在感を示したベテランに、「落ち着いていて頼りになる。でも、まだまだやれる」と中山雅史監督(56)は注文。川又も「反省点に取り組みたい」と意欲。今後の天皇杯やリーグ戦で、さらなる活躍を見せてくれそうだ。(里見 祐司)

 〇…常葉大は、鍛え込んだ走力を生かした前線からのハイプレスが、終盤に効いた。相手の足が止まり、高い位置でボールを奪う回数が増え、シュート数は1本上回る9本。「やってきたことをアグレッシブに出してくれた」と津田恵太監督は選手を褒めた。だがフィニッシュの精度を欠き、2年連続で沼津に完封負け。指揮官は「ちょっとしたミスが失点につながり、シュートを決め切れない。そこを改善したい」と課題を掲げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッカー女子のイングランド協会(FA)カップ決勝は12日、ロンドンのウェンブリー競技場に約7万6千人を集めて行われ、宮沢ひなたのマンチェスター・ユナイテッドがトットナムを4―0で下して初優勝した。宮沢は後半33分から出場した。

 マンチェスターUは2018年に女子チームが創設されてから初のタイトル獲得となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パレスチナ自治区ガザの保健当局は12日、イスラエル軍とイスラム主義組織ハマスの戦闘によるガザでの死者数が、3万5000人を超えたと発表した。イスラエル軍はガザ最南端のラファ東部に加え、ガザ北部でも再び攻撃を強めており、犠牲者が増加している。

 発表によると、死者数は3万5034人、負傷者数は7万8755人で、直近の24時間で63人が死亡した。米CNNはガザ当局の情報として、がれきに埋もれたままの遺体は推定約1万人に上ると報じており、実際の死者はさらに多いとみられる。

 イスラエル軍は11日、ガザ北部ジャバリヤ地区と、ラファ東部の一部に新たに避難勧告を出した。軍は12日、ジャバリヤ地区で「ハマスが再結集している」として、攻撃を再開したと発表した。空爆後に戦車部隊を投入し、ロイター通信によると、この攻撃で19人が死亡した。

 イスラエル軍はラファ東部での攻撃によって、ハマスの戦闘員数十人を排除し、地下トンネルや大量の武器を発見したとしている。「作戦は限定的で、人口密集地を避けている」と、住民への被害に対する配慮も強調した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今の国会での政治資金規正法の改正に向け、自民党は法案の条文化を急ぐ考えですが、与党内に温度差があり、先行きが見通せない状況です。

派閥の裏金事件を受け、自民・公明の両党は先週、政治資金規正法の与党案について大筋で合意しましたが、パーティー券の購入者を公開する基準額の引き下げなどで意見に隔たりがあり、与党としての法案の条文化が進んでいません。

岸田総理は「自民党として条文化作業に全力を挙げ、公明党に示す」としていますが、公明党は裏金問題を抱える自民党との2党での法案提出には慎重な姿勢を崩さず、両党には温度差があります。

与党内には与野党協議を通じて合意形成を図る声もありますが、野党側は「自民党の法案がないことはありえない」と自民党に条文化を急ぐよう求めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

13日正午頃、熊本県阿蘇市の山中に遊覧ヘリコプターが不時着した。男性パイロット(50歳代)と乗客の男女2人(いずれも30歳代)が乗っていたが、3人とも意識はあるという。

 

 県警阿蘇署などによると、ヘリコプターは同市の観光施設の遊覧飛行をしていたとみられ、パイロットが飛行中に異音を感じて同市黒川の山中に不時着した。その際の衝撃で、乗客の男性は顔にけがを負った。パイロットは骨盤を、女性は下半身をそれぞれ骨折している疑いがあるという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

JRAは5月13日、第65回宝塚記念(6月23日、京都競馬場・芝2200メートル)のファン投票を5月16日にスタートすると発表した。投票期間は6月2日まで。

 投票はWEBのみでの受付でパソコン、スマートフォンから専用投票サイトにアクセス。JRA所属の現役3歳馬以上に投票でき、第1回特別登録を行った馬のうち、ファン投票上位10頭に優先出走権が与えられる。5月23、30日に中間発表、6月6日に最終発表となる。

 また、投票者から抽選で「選べる豪華賞品セット」や「京都競馬場開催記念! 京都名産品カタログギフト」など賞品を計7200人にプレゼントする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨人が獲得したドミニカ共和国出身のエリエ・ヘルナンデス外野手(29)が13日、川崎市のジャイアンツ球場で記者会見し、「チャンスをもらえて感謝している。チームの力になれるように頑張りたい」と心境を語った。
今季は米大リーグレンジャーズ傘下3Aで、20試合に出場し打率2割8分9厘、2本塁打、10打点をマーク。メジャー経験は14試合出場にとどまるが、広角に打てる技術などが評価されている。「守備にも自信があり、外野だったらどこでも守れる。攻撃でも貢献できたら」と意気込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スコットランド1部セルティックのブレンダン・ロジャース監督が、2-1で勝利した現地時間5月11日のレンジャーズ戦で日本代表MF旗手怜央を途中交代した理由を語った。スコットランド紙「デイリー・レコード」が報じた。

優勝争いのライバルとの直接対決でセルティックはMFマット・オライリーの先制ゴールと相手のオウンゴールでリードを奪い、2-1で接戦をものにした。2位レンジャーズとの勝ち点差が6に広がり、残り2試合で勝ち点を1でも積み上げれば3連覇が決まる。

この試合ではFW古橋亨梧、FW前田大然、そして旗手と3人の日本人選手が先発し、後半には旗手との交代でMF岩田智輝もピッチに立った。そうしたなか、ロジャーズ監督は試合の残り10分で交代となった旗手についてやや厳しいコメントを残していた。

「2-1の状況で私が送ったメッセージはボールをキープし、試合をマネジメントすることだ。それがレオを交代させた理由だ。彼はビッグタレントだが、私の好みからすれば(ボールを)手放し過ぎている。MFとしては試合をコントロールしなければならない。ボールへの愛情を示さなければならないし、そこに注意深くならなければいけない。あまりにもルーズで、ずさんだった。試合がより緊迫したものとなってしまった」

指揮官はボールを保持して余裕を持った試合展開にすることを望んでいたものの、旗手がその要求を満たすことができていなかったため、交代を告げたとその理由を明かしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セ・リーグ公示(13日)=プロ野球

【支配下選手登録】▽巨人・ヘルナンデス外野手

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神は13日、6月7日の西武戦(甲子園)で「台湾デー」を開催すると発表した。2016年に始まり、コロナ禍で昨年4年ぶりに行われ、今年で6度目の開催となる。

 台湾プロ野球チームチアガールとの写真撮影会も実施するほか、タイガースガールズとのダンスパフォーマンスを披露する。さらにオリジナルグッズがもらえるブースの出展や台湾グルメのキッチンカーの出店など、台湾を感じられる企画も盛りだくさんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

阪神と阪神甲子園球場は13日、6月7日の西武戦(甲子園)を「台湾デー」として開催すると発表した。OBで台湾出身の林威助氏がゲストとして来場し、ファーストピッチセレモニーや球場外周でのトークショーに登場。甲子園歴史館の一日館長も務める。台湾プロ野球6チームのチアガールがダンスパフォーマンスを披露し、台湾グルメのキッチンカーも出店される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本ハムは13日、WBCや五輪などの世界大会でし烈な戦いを繰り広げてきた日本と韓国のプロ野球レジェンド選手による一夜限りの真剣勝負「日韓ドリームプレーヤーズゲーム」を7月22日にエスコンフィールドで開催すると発表した。

 今年は日本プロ野球が誕生して90周年。この特別な年に、両国のプロ野球の歴史を築いてきた先人たちへの敬意と感謝を込め、また野球を通じた国際友好親善に貢献したいという願いから企画された。

 JAPANの原辰徳監督は「日本と韓国のレジェンドが集う『日韓ドリームプレーヤーズゲーム』で監督を務めることができ、大変光栄です。日本球界にとって、韓国はよきライバルであり、友好国でもある特別な存在です。日韓ともに球史に名を残す選手がそろうとなれば、国際試合で戦ったあの興奮がよみがえってきます。JAPANの監督としてこのメンバーとともに日の丸を胸に、勝利を目指して全力で戦います」とコメント。KOREAのキム・インシク監督は「野球の交流を通じて、韓国と日本のファンが気持ちを分かち合い、両国の親善を図る有意義な試合に監督として参加することになり、光栄に思います。日本チームには素晴らしい選手がたくさんいますが、韓国の選手も恥ずかしくない試合ができるように最善を尽くします」などとコメントした。

 両軍のメンバーは以下の通り(敬称略)。

〈JAPAN〉

【監督】原辰徳

【コーチ】山田久志、緒方耕一

【投手】上原浩治、岩隈久志、藤川球児

【捕手】谷繁元信、城島健司

【内野手】小笠原道大、鳥谷敬

【外野手】稲葉篤紀、福留孝介、内川聖一

〈KOREA〉

【監督】キム・インシク

【コーチ】アン・ギョンヒョン、ヤン・サンムン

【投手】ク・デソン、ソ・ジェウン、ユン・ソクミン

【捕手】パク・キョンワン

【内野手】チャン・ソンホ、パク・チョンホ、ソン・シホン

【外野手】イ・ジョンボム、ヤン・ジュンヒョク、パク・ハンイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※一部勝手にコピペ&割愛いたしました🙇💦



※また、敬称を省略させていただきました🙇💦💦